オイル漏れ修理シール交換(オチあり)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
多分もう一年前、8万キロくらいから発生しているヘッドカバーからのオイル漏れを修理します。
しばらく前に漏れどめ剤を入れて一瞬良くなった様な気がしましたが、治りきらずここのところ毎日オイルの焦げる臭いに悩まされています。クサイ。
患部は以前ディーラーにて目処つけしてもらってましたので作業するだけです。
調べてみると結構定番不具合みたい。
「N55 オイル漏れ」でヒットしたブログと貼ってあった海外の動画を参考にやってみます。
2
詳しく書こうかと思ってましたが、最後のオチで疲れちゃったのでダイジェストで…
まず、デッキの右にあるバッテリーを外します。
それからエンジンルーム、作業空間を確保する為にエンジンを丸裸に。エンジンカバーは引っ張るだけ、左右のフードカバー、タワーバー、水切りモールなどなどどんどんひっぺがします。
必要工具はトルクスのE18、T25、普通の10mm、あとクリップ外しくらいかな。
最近の、と言ってももう10年以上かな?エンジンの上に樹脂カバーがつくようになったからか、配線、配管が大胆にエンジンの上を通過してますね。ヘッドカバーも樹脂製なんだ。
比較データがSR20とかRB20とか30年前のニッサン車しかありませんw
3
さて、ここからヘッドカバーを外す為に補機類を外して行きます。
センサー類のハーネス、コイルとインジェクターのコネクタ、アース、ヒューエルデリバリーパイプ。6気筒だから6個づつあって大変。この辺で工具T27とE6を使用。
ディーラー見立ての交換部品にブローバイ戻しのホースが入っていて、「こんなんいらんでしょ」と思ってましたが、見事に爪が折れました。買っといて良かったw
しかしながら最後にこの子がやってくれますよ…
4
この作業の一番の鬼門であろうエンジン後ろのハーネスブラケット。
この子の下にヘッドカバーのボルトが2本います。
とにかく、見えないは引っかかるはで邪魔!着脱作業の全てにちょっかいかけてきます。
タイラップで止まっているハーネスを外し、トルクスネジ外し、クリップ外しなどで上に引っ張れば作業空間取れるだけ動くようになります。
参考動画は左ハンドルのセダンだったのでワイパーモーターの位置とかバルクヘッドとの隙間とかが違い、F34の方が狭くてやりにくそうです。
5
補機類を外したらやっとヘッドカバーを外せます。
総数26本のトルクスボルトで止まってます。しんどい!
サイズはE10です。
ガンガン外します。このボルトは緩め切ってもカバーからは脱落しないので安心です。こんな隙間ギチギチでアンダーカバーもびっちりしているエンジンルームにボルト落とすなんて悪夢です。
ボルトが取れたらテトリスしながらカバー取り外し!
しばし珍しいエンジンの中を観察…ふーん…
6
今回交換の部品はこいつら。
ヘッドカバーのシールゴム、ブローバイホース、マフラーフランジみたいな形のはヘッドカバーの上に刺さってるなんかのシールです。
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オイル漏れが疑われるのは排気側の1番後ろ(写真手間左)
パッと見、ヒビや千切れはありませんが触ってみるとカッチカチ。吸気側と比べても明らかに弾力が無い。
エンジンが排気側に大きく傾いているのもあって、シール部に溜まるのか基本オイルが滲んでるんですよねー。
もちろん新品はプニプニです。
ちょと汚れが溜まり始めてたカバー裏を軽く掃除して交換。
組み付けようとしたところ、揺すったり押し込んだりでシールが外れてきてしまうので、液体ガスケットを点付してシールをカバーに貼り付けてみました。
噛み込みが無いことを確認したら締め付けます。
一応、動画に締め付け順があったのでそれに従いました。
26本。しんどい。
カバーがついたら、補機類を戻して…
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エンジン始動に必要な部品つけて試しに掛けてみようと新品ブローバイホースをインテークパイプに差し込んだら…
「ミシッ…バキッ…」
ええええ。あああ…
気持ち良く折れた。詰んだワ。
いやいや、シールといい樹脂部品、熱で劣化し過ぎでしょ〜。こんなとこ壊れますゥ?
あああ、疲れと相まって黒い気持ちになってきた。
もう今日は飲んでふて寝します。
は〜、部品来るまで通勤どうしよう(TT)
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