気のせいなんでしょうけど(笑)。

えー、わたくし、知識も、聞き分けの良い耳も持っていませんが、オーディオにも少々興味があります。

今の通勤のお供は、iPod classicと、SHUREのSE315というイヤフォンです。
このイヤフォン、１年前に買った時は２万円ほどしましたが、現在では1万円台前半から買えるみたいですね。

でこのイヤフォン、それまで使っていたE2cに比べると低音が元気で、ボーカルなどの中音がとても際立っていて、高音も十分出ていてかつ優しいという、とても疲れにくい、原音に近いいい音を出してくれます。

ほかにもすばらしいところはたくさんあって、私にとって満点のイヤフォンですが、たまに大きめの音で聴いたときに、ボーカルのサ行が突き刺さるのが難点です。
まあ、私の耳がおかしいんでしょうけど。

そこで、きちんとエージングをしたら何か変わるかもしれない、と思ってやってみました。

エージングとは、平たく言うとクルマで言うところのならし運転で、少しばかり負荷をかけて音楽を流すことでいい感じに劣化させて、本来の持ち味を出してあげよう、と言うことらしいです。

方法としては、エージング用のピンクノイズというノイズを、普段より大きめの音量で何十時間も何百時間も流しっぱなしにする。
普段聴く音楽を、やはり普段より大きめの音量で連続して流しっぱなしにする。
普通に利用しながら行う。

まあ、その効果は曖昧なところもあって、意味があるという人も入れば、気のせいだという人もいます。

私は、今まで使ってきたE2cまでのイヤフォンにおいて、ピンクノイズを流したり、普段聴く音楽を流しっぱなしにする方法で行ってきて、それなりに効果を実感してきました。

でで、現在使ってるSE315は、特にらしいことはせずに、普通に使いながら自然劣化させてきました。


しかし今回はエージングと言うことで、昨日、普段では絶対使用しない大音量（それこそ、耳に近づけるだけできんきんうるさい！！ってくらい）で、iTunesのライブラリを１日流しっぱなしにしてみました。

ででで、今日、通勤時に、聴いてみました。

１年使ったあとのエージングなんて、何の意味もないと思っていました。
案の定、ボーカルサ行はそのまま…。

しかし、低音がドッドッドとかなり増しているような…。
そして、全体的に音がくっきり、いろいろな音が聞こえるようになった気が…します。
印象が変わりました。

とは言っても、１年使ったあとのエージングで、しかも１日弱しかしていないのでやっぱり気のせい、所謂、プラシーボ効果というヤツでしょう(笑)。
でもまあ、音楽を聴く上で、気持ちの問題、というのも大事なので、やってよかったことにします(笑)。

それにしてもこのイヤフォン、BA型であるために、前述の通り低音が結構出ています。
と言っても下品なカンジではなくて、「ドン！」と出たあとに、「ス！」と収まり、小気味よいです。
このカンジ、今まで乗ってきたクルマに例えるなら、マツダや、プジョーのような欧州車っぽくて、スゴく好きです。

右側がちょっと断線しててぶつぶつしますが、どうにかしてまだまだ使います♪


という、知ったかぶりのオーディオ日記でした(笑)。
たまにまた書きます。