随分とご無沙汰しております。
その間に、もう周りはすっかり冬模様・・・。
myルーテシアは、ひと騒動ありながらも、11月23日に、ディーラーでスタッドレスタイヤに交換してもらってあります。
が、雪道も、氷道も走ることなく、ただただ、ドライ&ウェット路面を走るのみで、納車1年目のルーテシアが雪道でどのような挙動を見せるのか、
ダンロップウィンターマックス(現ウィンターマックス01)は、冬道においてどんなタイヤなのか、試せないままウズウズしていました。
ちなみに、ダンロップのウィンターマックスは、昨シーズンまで、ダンロップのハイスペックタイヤとしてラインナップされていたタイヤですが、
ルーテシア購入時に、車両のローンと一緒にしてしまいたいと思って、ディーラーのラインナップで一番安かった物を選んだというなりゆきです。
さて、12月17日は、一日中家にいたので、夜になって何処かへ出かけたくなりました。
「そうだ、雪道ドライブに行こう」
行き先は、菅平高原としました。
長野市のお隣、須坂市から急坂の国道を登るとたどり着く上田市の高原です。
なんと16日には、氷点下15度ほどまで下がったとのことで、異次元の寒さを体験できるかも…。
21時頃長野市の自宅を出発。
国道406号線で須坂市街地を経て、菅平方面へ。
国道406号線の菅平周辺は、本格的なワインディングゆえ、走り屋のメッカで、夏になればドリフト族がいて騒々しいし、時間帯を問わずトラック街道としての側面もあるので、なかなか忙しない道なのですが、
今夜はひたすら私達のみでした。
ただし、外気温はすでに氷点下2度を下回り、路面はところどころ濡れているので、慎重に進みます。
22時前、菅平高原へつきました。
基本的には静かですが、先日オープンしたばかりのスキー場が人工雪で造雪していたり、ロッヂの明かりが煌々とついていたり、道路の真ん中を人が歩いていたり!それなりにひとけはありました。
菅平は普段、上田市との往来にたまに通過するのみなので、じっくりと周辺をドライブしてみます。
が、あまり景色に変化はありません。夜ですからね。
路面も、きれいに除雪されていて、凍結防止剤も撒かれているようで、期待していたような状況ではありませんでした。
トイレに行きたくなったので、ちょうど見つけた、バスのロータリーにあるトイレによりました。
そこは、広く、他にひと気もなく、照明もついていたので、なんとなく、ルーテシアを写真に撮りました。(タイトル画像)
真っ白な雪をバッグに、赤いボディは映えますね♪
スタッドレスタイヤに装着しているアルミは、これまたディーラーのラインナップから消去法にて選んだモノですが、よくよく見てみると、ルーテシアにもあっていて、なかなかかっこいいですね。夏用にしてもいいくらいです。
まあ、もともと少ないラインナップから選んだ(しかも小さい写真)ので、期待値が低かったというものありますが。
さてさて、急遽決めた次の目的地へ向かいます。
菅平高原から、再び須坂市へ降りて、高山村まで。
高山村には、やがて志賀高原へつながる山道があるのですが、ここは冬季通行止め。
きっとそんな道は、除雪などもしていないだろうし、交通量もないだろうと思ったためです。
向かってみると、案の定いい感じの冬道。もちろん周りのひと気は0。
凍結している上に圧雪が少し積もっています。
ちょっときつめの上り勾配の途中で停止して、発進時の挙動を見てみます。
つい癖で、いつもの調子でアクセルを吹かしてクラッチを繋げると、
いとも簡単に前輪がズルズルと・・・前に進みません。
気を取り直して、アクセルを吹かしつつ、クラッチをじんわり(通常の3倍の時間)繋いでいくと、いい感じに発進できました。
2速にシフトアップして、アクセルを踏み込んでみても、しっかり進みます。
やっぱり、
新品のスタッドレスタイヤはいいですねえ♪
40km/hほどから更にアクセルを多く踏み込んでみると、さすがにズルズルと前輪が空転し始めます。
と、ここで、トラクションコントロールが入りました。けたたましく警告灯が点滅します。
このルーテシアのトラクションコントロールは、前車RX-8のような、ある程度以上の空転を許容するようなタイプではなく、他車で経験したことのある、ただひたすらにパワーを抑え込むようなタイプでもなく、
的確にタイヤのグリップを路面に伝えようとしているようなタイプで、非常に好感が持てます。
まるで、よくできたABSのようです。わかりにくい例えですが。
そのまま50km/hほどで走ってみても、タイヤもよくグリップするし、リアの接地感も上々で、オーバーに言うと、4WD車に乗っているかのような感覚です。
やがて、この先通行止めというゲートに出会ったのでUターン。
今度は、よりシビアである下りです。
30km/hほどで走っている分には、全く問題ありません。
ブレーキも、タイヤのグリップを残すように考えて踏めば、実によく効きます。
一旦停止して、バックで発進してみます。
わざとクラッチを雑に繋いでみると、なんと、リバースでも、トラクションコントロールが効くではありませんか。コレはびっくり、そして頼もしい。
で、あえて急ブレーキをかけてみると、リバースでも、ABSが効きました。
再び30km/hほどで下っていって、あえてフルブレーキ。
盛大にABSが効いて、なかなか止まりません。
「ブレーキを掛けて、おっと、止まらない止まらない・・・」
と声を出す余裕が有るほどの時間です。恐ろしい。
ABSは、車輪をロックさせないがゆえ、制動中も操舵が効くという特徴ですが、上記のような状態では、大きくステアリングを回しても、車は大して向きを換えることはありません。
そんなこんなで色々情報収集はデキたので、おとなしく下ります。
その後は、中野市、湯田中温泉、飯綱町、というような、かなり大きな回り道をして、自宅についたのは、26時過ぎ…(^_^;)
久しぶりにドライブできたし、雪道の挙動もわかったのでよかったです。