BILSTEIN Performance-Kit  

CLIO/LUTCIA 最終型対応のキット。
クリオ（ルーテシア）は3タイプがあって、国内カタログモデルのRSは後期型の前期。
マウント形状の違いから互換性は有りません。
今まで何人の落札者を泣かせたのでしょうか？
宅急便伝票の貼り付け跡にドラマを感じてしまいます。

インプレは2024.8月に102,000km走行した『シャシーカップのショック＋アイバッハスプリング』より交換したのでそれとの比較である点と、交換後800kmほど走って馴染みが出てきたかな？程度の時期ですのでまだまだ変わっていく事もご承知下さい。

前オーナーがサーキット向けに手を入れてましたので、シャシーカップの硬いショックに−40mmのアイバッハの組み合わせは一般道ではストローク不足です。
特にリアはわだちで荷重が抜けてあさっての方向に飛ぶ傾向にあり、何度もヒヤッとしました。
いわゆるお釣りを貰うと表現される危ない脚でした。

今回は車高は余り落としていない(落とす気もないのですが)せいか、起伏があってもショックの減衰の範囲でバネの動きを吸収し、突き上げが減りました。
それでもBILSTEINぽいコツコツという細かい当たり(封入ガスの作用)を感じます。
距離を重ねてどのように変化するのか期待してます。

当たり前ですが乗り心地はかなり回復しました。
後ろに座る息子がジュースをこぼさないで飲めると言ってます（笑）
アッパーマウントも同時交換でしたので微速時のカタコト音も消えました。
見た目では判断できない劣化が進んでいたようです。

ここから先は25万円の壁の向こう側、スーパーオーリンズやカーヴェーのクラブスポーツの領域ですからコスパ的にコレでよしとします。