エンジン載せ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ヤフオクで大昔に買ったEP3型シビックタイプRのエンジンに載せ替えます。
ヘッドカバーを開けたところ大変キレイだったので、本体はそのまま使えると信じてゴム系の消耗部品を中心に簡単に交換できる部分だけお手入れします。
2
各部チェックしてみると、チェーンケースのマウントブラケット取付部にクラックが入っていました。
事故車から降ろしたエンジンかもしれませんね。他の見えないところに不具合が無ければいいのですが、ちょっと心配。
チェーンケースはストリームの物と全く同一ですので交換します。
チェーンケース交換自体は大した話ではないですが、クランクプーリーを気合入れて外す必要があります。
3
開けてみたらオイルパンがバッフル付きでした。
ちょっとラッキーですかね。でも前オーナーはその分激しい走行をしていたのでしょうか。
ストリームには必要ないと思いますが、あって困るものでもないのでそのままにしておきます。
4
前述の消耗部品や補器類を取り付けて、エンジンが完成しました。
見た目はノーマルに見えるようにヘッドカバーやインマニカバーはストリームの物を使いまわしています。
またシビックのエンジンはインマニがアルミ地肌ですが、ストリームは黒い樹脂なのでそれをイメージしてわざわざアルミインマニを黒く塗っています。
5
クラッチはフライホイール、ディスク、カバーともDC5型インテグラタイプRのものを使用しています。
ディスクの芯出しはミッションメインシャフトを用いるのが簡単確実かと思います。
治具として使うのであれば、本当はもっと短く切ってから使う方がいいですね。
6
エンジン載せ替えにあたっては室内のサブハーネスなどを小加工する必要があります。
シフトロックなど、ATに関わる部分はみんな間引いてしまいます。
また、ストリームの2.0L 4WDはO2センサーしか付いていなく、シビックの制御系にあるLAFセンサー関係の配線を追加する必要があります。
ちなみにRN3型ストリーム(2.0L 2WD)にはLAFとO2センサーが付いているのでこの辺はもっと楽できると思います。
今回はリバースリレーが不要になるので、それをLAFリレーに置き換えました。
その他やったことは、
・MTのバックライトスイッチ線と車体側バックライト配線を接続
・MTのスピードセンサー線と車体側メーター線を接続
・ヒューズボックスのスターターカットリレー外して直結
配線図とにらめっこすれば、私のような電気系に疎い人間でも何とかなるレベルです。
7
中古エンジンに付いていたエンジンハーネスにエレクトロタップが付いていました。
何かサブコン的なものでも付けていたのでしょうか。
エレクトロタップはかさばるのであまり好きではないです。銅線も傷つきますし。
取り外してはんだを盛って修正しました。
8
途中経過が無く、いきなりエンジンが載ってしまいました。
基本的には降ろした逆の手順で戻すだけです。
サブフレームの取り付けは、片側をジャッキで上げながら反対側のボルトを仮付けして逆側も仮付けして、みたいな感じで取り付けますが、なかなかボルトがねじ込めず結構苦労します。サブフレーム重たいので。
エンジンルーム全体的に概ね違和感なく収まったかと思います。今回初めて知りましたが、エアクリーナーボックスはストリームとシビックでほぼ同じ形状でした。ブリーザーチューブの径が違うくらいですかね。
※追記
ブリーザーチューブ径は機種によらず前期と後期で異なるようです。
前期用のチューブはもう部品が出ませんのでご注意ください。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク