リモコンフリップキーケース 交換

リモコンフリップキーのロックが緩くなってきて、下を向けると写真のようにだらしなくケースから飛び出してしまいます。ボタンも言うことを聞きません。新車登録から5年半ですが、もうだめですね。

純正品の交換はかなり高価だと聞いていましたので、アマゾンで1,000円未満のバルク品を購入。左が純正で右がバルク品。バルク品の方は表面が少しザラザラしていて、質感は少し落ちますね。

キーケースを開けると、下の純正品はボタンがロックされる部分が欠けています。お疲れさまでした。

購入したキーにはブランクキーがついていました。ボタンとフリップが一体になっているため、キーブレードを交換しなければなりません。ピンをハンマーで叩いてブレードをフリップから外します。生憎ポンチのような気の利いた工具はないので、ドライバーのキリで代用しました。左の新品についていた中空のピンはすぐ抜けましたが、変形してしまって再利用できません。純正品のピンは固くて抜くのに一苦労。

バルク品のフリップに純正キーブレードを取り付けます。このように、フリップキーを抑えながらドライバーとハンマーでピンを押し込みます。メッチャ硬かったです。何回叩いたか分かりません。根気よく叩き込んでようやく入りました。

キーと同様に、リモコンの基盤と電池も入れ替えます。イモビライザーチップは基盤に組み込まれているようでした。

バルク品にはプジョーエンブレムがついていないので、純正品のエンブレムを移植しました。エンブレムはシールで接着されていて、剥がす時に端が少し欠けましたが、まあ気にしない。ドライヤーなんかで炙ったらもう少し簡単に剥がれたのかもしれません。

できました。解錠施錠もまったく問題ありません。電波の届く距離が心なしか伸びたような気がします。ボタンを押した時の動きは最初は渋かったのですが、すぐに馴染みました。純正品（の正常動作）と同じように「チャッ」とキーが勢いよく跳ね上がります。手触りは純正品には劣りますが、1,000円以下なので満足です。