ハブベアリング交換

15万キロを迎えるに当たってハブベアリングを交換しておくか、と。
まだ異音は出ていないけども、同年式くらいのスバル車は大体10～15万キロでの不具合事例を良く目にするから不安になった。
音が出始めたら割と直ぐに走行不能くらいな感じになるっぽいので、万が一に旅先でなったら、詰む。

何となく違いを見てみたくてフロントはNTN製、リヤは純正を用意してみました。
表面的な仕上げはほぼ一緒。
手で回した感触は純正の方が少し重い感覚でした。
グリスが違うのか、そんな感じ。
不具合事例をググッているとリア側が先にダメになる傾向みたいなのでもしかしたら対策してるのかと勘ぐってみたり。
GHの部品番号は廃盤（統合で変更だろう）で、新たに振られた部品番号にも（修理）とある。

取付ボルト16本とセンターナット4個で、大体7万円チョイ。
ベアリング本体はNTN製の方が３割くらい安いので、選択は悩ましい所。

並べてみたけど、純正のハブベアリングには製造元の刻印無かった。
NTNはベアリング部にNTNと刻印有り。
ツバの塗装の色合いとか細かい所の質感みたいなのはほぼ一緒。

問題なさそうなので、気合を入れて交換していきます、ぞ。

終わりました。
プロに投げて終わりました。
いや、だって、間違いなく固着してるっしょ。
スライディングハンマーやらプーラーやら用意した所でどうにもならないかぶっ壊す（車体と道具）のと腰痛が酷くなって通院するのが目に見えている。

案の定「滅茶苦茶に固着していて苦労しました」と。
ナックル外すとアライメントも取り直しになるので、どうにかこうにか頑張って抜き取った、と。

ドラシャからもなかなか抜けなかったらしい。
ナックルとの接合部もスゲー錆。
前も後ろもガッチリ合体だったって。
自分でやらなくてヨカタ。

取り外したベアリングは２つは新品と同じくらいのグリスの粘性を感じながら回せました。
１つは粘性がかなり低くなっていて軽くクルクル回ってしまう感じ。
もう１つは僅かに「コツッ」と引っかりを感じる部分が有り。
交換時期としてはアタリだったみたい。

工賃は52000円。
錆固着での高難易度整備料金が追加されてます。
安心確実で安かった。
腰を痛める事も無いしな。
古いハブからハブボルトを抜き取って予備に。