GKU X9  

　中華製の簡易ドラレコ、実際に役立つかどうかはほぼ賭けでお守り代わりにつけるならこんなもので良いのでは。
　勿論実用に足る立派なドラレコをつけるに越したことはないがそうも言ってられない懐事情、取り付けがUSB-Cなので仮に壊れても配線が流用できそうなところ、壊れて箱替えするにしても許せる価格、音を出したり光ったりしない存在感のないふるまい、など妙に消極的な要求から導き出された機体です。
　そんな期待に応えるかのように、微妙に使えるか使えないか怪しいクオリティの録画を行い、取説には64～256GBのメモリーカードを使えと書きながら付属してくるメモリーカードは32GBで（この値段で付属してくるのはありがたいことだけど）、そのメモリーカードもProとは表記してあるがドラレコ用として使用できるかどうかは怪しく、本体に物理ボタンが１つだけなのでJARVISというトニー・スタークの友達みたいなアプリをスマホに入れて画像を転送したり設定を変えます。当然本体操作だけでは電源ON/OFFくらいしかいじれません。ただ、記録した動画はPCに直挿ししてWindows標準のメディアプレーヤーでも再生できる程度に良心は残してある仕様。
　本体の仕様から言って主にリア用のドラレコなんでしょうが、画面が要らない、お守り程度でいい、なんていう人には配線も簡単で向いています。