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すかじ~さんのブログ一覧

2023年07月08日 イイね!

目撃日記

夜の闇を走る。
左折した先に、白い軽自動車がおり、その先に何やらリア・ランプが気になる車が。
「もしやA70スープラ?」
俄に気を引かれ、確認しようにも、夜の闇に隠れて見辛い上、何よりも直前の軽自動車が邪魔をする。
心逸りながらも更に追い駆ける。
水平方向いっぱいに広がる赤いランプの形状は、明らかに最近の車のそれではない。
「まさかAE86?」
その内に、直前の軽自動車はついに右折レーンへと逸れて行き、ついに我が前方に道が開ける。
私は夢中でアクセルを踏む。
近づくにつれ、A70スープラでもなくAE86でもないことは分かったが、なかなか車種が分からない。
「NA6CEなのか?」
さらに近づくと、ロードスターにしては大きな車体が確認できた。
前方の信号が赤になり、ついに真後ろに付く。
見れば、T200系のセリカであった。
なるほど、セリカとは思わなかったが、確かに納得だ。
昔は幾らでも町を走っていたのに、これも今やこんなにも希少な存在になってしまったか・・。
そう思いながら、つらつら眺めていると、真後ろからではよく見えないものの、ボディ側面の曲線が大胆で、尋常ではなく迫力がある。
A80スープラやトヨタ86もそうであるように、その形状からだけでも走る意志が伝わってくるようだ。
そのように圧倒されていると、やがて信号が青に変わり、セリカも私も走り出す。
その動きを見て、どんなドライバーが乗っているのか、走る人なのか、相当な腕前なのか、などと妄想を巡らせていた。
闇の中の車は静かに走り出し、まるで尻尾を見せないかのようだった。
私は間もなく右折した。
セリカは、全貌を見せないまま、静かに夜の闇に消えて行った。

Posted at 2023/07/08 09:57:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 目撃日記 | クルマ
2017年09月26日 イイね!

クラスターリッドA取り外し

以前、後ろから救急車が来たので左に寄った際、ハザード・ランプを付けたのがそのままスイッチが戻らなくなり、結局会社までハザードを付けたまま泣く泣く通勤した事があった。
すぐに日産に修理を依頼したが、すでにパーツは廃番・・・(泣)。

日産の人が親切で分解修理してくれた為、一旦は直ったものの、暫くして再発した。
スイッチを押したら最後、二度と戻らなくなってしまうのだ。

その後、スイッチを半分まで押し下げ、カチッという手前の所でうまくハザードを点灯させた後、さっと手放すという術を身に付け、何とか騙し騙し使っていた。

ところが、最近になって、今度はフォグ・ランプのスイッチを押した所、そのままスイッチごと陥没してしまい、戻らなくなってしまった。

それに加えて、ライト・スイッチも正常に動作しているものの、何だか妙にグラグラしている。


これは一度しっかり確認せねば・・・という事で、クラスターリッドAを分解してみる事にした。

まず、取り外す前の画像




取り外しはプラスのドライバー1本で完遂できる。

こちらは取り外したところ




クラスターリッドAを完全に取り外すには、スイッチのコネクターを外す必要があるが、どれもこれも外そうとして爪を押し込むと爪が折れてポロポロと落ちてくる・・・(泣)。


クラスターリッドAを外してみて、漸く状況が分かった。
コネクターの爪もそうだけど、スイッチをボルドと共に支えているプラスチックの柱がどれもこれも経年劣化で折れてしまっているのだ。
その為、ライト・スイッチはグラグラするし、フォグ・ランプは陥没するし、ハザード・ランプに関してはクラスターリッドの壁に干渉して戻ってこなくなっていたのだ。てっきりバネが駄目になっているのかと思ったが、スイッチ単独では何ら問題なく生き生きしている。





私は途方に暮れた。
これはもう早急にクラスターリッドAごと取り換えるしかない。
だが、それまでの間、どうしようか・・・。

折れてしまった柱はもうバラバラに砕けているので、今更復元できそうにもない。
かといって、スイッチ類をクラスターリッドにうまく固定する良い方法も思い浮かばない。

何とかスイッチ類を生かす方法はないだろうか・・・
フォグ・ランプやラジオのスイッチはどうでも良いとしても、少なくともハザード・スイッチは実用で使うのだから、常に使えないと困る・・・。


そこで最終的に下した決断は、スイッチ類を外に取り出すという事だった。
クラスターリッドの中に埋没していると使えないので、いっその事、外に取り出してスイッチ単体で使おうという案だ。



その結果がこんな感じ







何とか心置きなく使える状態にはなったが、あぁ、何とも見苦しい・・・(泣)。
Posted at 2017/09/26 16:19:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ
2017年01月10日 イイね!

スカGの積載荷物の内訳は?


先日、近所のゴミ焼却場に行った時、車の重量を計測した。

入場時 : 1,450 kg
退場時 : 1,440 kg

即ち、-10kg 相当のゴミを廃棄したという事だけど、
ともあれ、運転手込で 1,440 kg


私の体重が 65 kg として(最近痩せましたので・・・)

車単体で正味 1,375 kg



車検証を見ると、私の車は

車両重量 : 1,290 kg



計算すると、85 kg の荷物を積んでいる事になる

1,375 kg - 1,290 kg = 85 kg



ちなみに、YAHOOの車カタログなどを見ると、

前期型 : 1,260 kg (1989年5月~)
後期型 : 1,320 kg (1991年8月~)

私の車は1990年式だから、前期型のはずだけど、+ 30 kg は何だろう!?
謎です・・・


話は戻って、85 kg の荷物は何かというのが非常に気になる。
自分以外でこんなに重たい物を積んでいる自覚がない。

今積んでいる荷物と言えば、下記の通り。
とても 85 kg もあるようには思えない。

・ 工具一式
・ ピロ・テンション・ロッド
・ ブースター・ケーブル
・ 四点式シート・ベルト
・ 木片
・ 置き傘



そこで、重量のありそうなパーツをピック・アップして考察してみる。


① フジツボ・パワー・ゲッター & フロント・パイプ

コメント : でも、これは純正より軽いんじゃないかなぁ~


② ナイト・スポーツ メタリット触媒

コメント : 純正より多少重たいかなぁ~


③ ATSカーボン・クラッチ

コメント : これが純正より重かったのではいけないと思います・・・


④ TEIN車高調

コメント : これも純正とさして変わらないのでは!?


⑤ ホイール(前 : SSRインテグラルA2 / 後 : BNR32純正)

コメント : SSRはたぶん純正より軽い。BNR32純正はHCR32純正より若干重たいかも・・・


⑥ フロント&リア・タワー・バー

コメント : これは確かに重量増の要因だね


⑦ 大森メーター関連パーツ(アタッチメントなど)

コメント : これも確かに重量微増



そういえば、これも『荷物』に含めるべきなのか!?


⑧ パンク用スペア・タイヤ

コメント : 10kg くらいはあると思う。車両重量 1,290 kg に含まれているのかいないのか!?





【結論】
詰まる所、各々のパーツの蓄積と思われる。
塵も積もれば山となるの言葉通り、少しでも軽いパーツを選ぶのが重要という事ですね。

85 kg というと、

・ 大人1人 (+ 子供)


誰も乗せているつもりはないのに、こんなエア人間を乗せているって事ですね・・・



Posted at 2017/01/10 22:55:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車徒然 | クルマ
2016年10月28日 イイね!

空気圧の謎

以前、我がサニー号のタイヤの規定空気圧が前後で異なっていたのを、『前後重量配分の違いによるもの』と結論付けて妙に納得した。
しかし、よくよく考えてみると、それでは説明し切れない事がある。


今一度おさらいしてみると・・・

まず、サニー号のタイヤの規定空気圧は下記の通りだった。

前 : 2.1 kg/cm²
後 : 1.9 kg/cm²


それなのに、自己流で勝手に下記の空気圧で走っていた所、

前 : 1.9 kg/cm²
後 : 1.9 kg/cm²

フロント・タイヤのみ偏摩耗を起こし、リア・タイヤは全く問題なかった。
結果は全くの理屈通り、リアは規定通りだったので偏摩耗を起こさなかったが、フロントは規定より低かったため、両肩減りを起こした。当然も当然と思われる。

そこで、前後とも同じ175/70R14 なのに、なぜ前後で規定空気圧が違うのだろう、と不思議に思った時、

前軸重 : 690 kg (63%)
後軸重 : 410 kg (37%)

・・・という前後重量配分の違いに行き当たった。
それで、『伊達に 前 2.1 / 後 1.9 と規定されていたのではなかったのだ ! 』と妙に納得した。

即ち、前後重量配分に合わせてタイヤの空気圧が規定されていると推測したのだ。



一方、スカイラインの空気圧を調べてみると、ちょっと事情が違う。
まず、前後重量配分を調べてみると・・・

前 : 750 kg (58%)
後 : 540 kg (42%)

全く以って噂通りのフロント・ヘビーだ。
ところが、規定空気圧を調べてみると・・・

前 : 2.2 kg/cm²
後 : 2.2 kg/cm²

なんと、前後同じ数値なのだ。




どうして?
なぜ?



サニーと違う点と言えば、
まず、タイヤの扁平率だ。

サニー : 175/70R14
スカイライン : 205/55R16

それから、駆動方式だろう。

サニー : FF
スカイライン : FR



あとは・・・・・・

サスペンション形式の違いがそれほど空気圧に影響するとは思えないのだが、果たしてどうだろう・・・。



もし、扁平率が理由だとすれば、
『 扁平率が低いタイヤはいつ如何なる時でもどんな条件でも常に一定の空気圧でよい 』
・・・という事になると思う。
う~ん、俄かには納得いかない・・・。

もし、駆動方式が理由だとすれば、
仮に、サニーの重量配分が今と全く同じだとして、

前軸重 : 690 kg (63%)
後軸重 : 410 kg (37%)

それで以って、駆動方式だけFRだったとすると、
タイヤの空気圧は、

前 : 1.9 kg/cm²
後 : 1.9 kg/cm²

・・・ という事になるのだろうか。
う~ん、これも納得しがたい・・・。



今の所、分かっている事は、
『 規定圧通りだと偏摩耗しないが、規定圧と違うと偏摩耗する』
・・・という事だけですね。
Posted at 2016/10/28 22:32:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2016年10月12日 イイね!

日産ルークス ML21S インプレ

****************************************
型式 : DBA-ML21S
年式 : 平成24年
グレード : 660 ハイウェイスター
ミッション : CVT
駆動方式 : FF
車両重量 : 930kg
前軸重 : 560 kg
後軸重 : 370 kg
ホイールベース : 2,400mm
エンジン : K6A 直列3気筒DOHC
排気量 : 660cc
最高出力 : 54ps/6,500rpm
最大トルク : 6.4kgm/3,500rpm
タイヤ・サイズ : 165/55R14
****************************************


スカイラインの雨漏り(2回目)の修理の為、代車をお借りした。
最初に結論を書いてしまうのだけれど、私はこの車に至極満足しており、もうスカイラインが戻ってこなくてもいいじゃないかと真剣に思った次第。
室内は広く、それでいてコンパクトな車体は取り回しも楽で気を遣う必要もなく、あらゆる操作も全く楽でストレスがない。まるで温泉に浸かりながら移動するような心地がして、極楽気分なのだ。
車に乗るのに何もそんなに苦労して乗らなくても、楽でいいじゃないかと思えてきたのは、恐らく私も年を取ったせいだと思われる・・・。心なしか少し切ない・・・。



<外観>
正直に言えば、街中で見かける軽自動車がすべて同じに見えてしまう。
スポーツ・カー以外はどれも同じに見えてしまう私であるから、この車の外観について云々する事ができない・・・。



<室内>
日産キューブも広いと思ったが、こちらも負けず劣らず広い。フロント・ガラスは遥か前方にあり、天井は遥か上方にある。横幅はさすがにキューブに比べてずっと狭いが、レイアウトが巧妙なのでそれほど狭いと感じる事はない。シートも、昔の車のように足を前に投げ出して座る感じではなく、ソファに自然に腰掛ける感じなので大変楽だ。
目線も高く、軽自動車でありながら、格上のセダンに乗る人を見下ろすのはちょっと不思議な感じがする。

だが、本当に感心したのはそこではない。

まず、シフト・ギアだ。
日産キューブはコラム・シフトだが、これがどうにも使いづらかった。今何速に入っているのか、さっぱり分からない上、操作するにもガチャガチャと異様に引っ掛かってイライラする。その点、こちらはコラム・シフトでもなく、フロア・シフトでもない、センター・コンソール(インパネ?)からニョキニョキっと生え出たタイプで、これが視認性も操作性も抜群なのだ。フロア・シフトのATよりもずっと小振りなレバーの大きさも絶妙だ。リバースもドライブも狙った所に一発で決まる。これは素晴らしい!
ひと昔前、シビック・タイプRのシフト・レバーがこんな位置にあった記憶があるが、その時は伝統的なフロア・シフトに固執する気持ちから何とも違和感を感じた。しかし、あれはもしかしたら最高の操作性だったのかもしれない。ATやCVTは所詮頻繁な変速操作はないけれど、マニュアル・シフトなら比べ物にならない頻度で操作するのだから、まさにマニュアルこそ重宝するはずだ。なにせ、手をレバーに近付けるよりレバーの方から手に接近してくれるのだから。

次に感激したのは、エアコンの温度設定する回転スイッチ(?)だ。今まで私が知っているのは、0.5度上げるのに必ず一回スイッチを押す必要があり、5℃、6℃も変える為には10回、12回と連続して押さなければならない。それがこの回転スイッチでは一瞬で、しかもアナログ的な人間の自然な感覚で世にも簡単に操作できる。しかも、その操作フィーリングが非常にしっとりしていて高級感があり、とにかく気持ちがいい。これには感激した。

リアの荷物スペースはさすがに猫の額のようなと言うべきか、雀の涙と言うべきか、とにかく狭い。リア・シートを倒したり移動させたりする事で何とか工面できるのだろうが、日常生活では幾らか不便に感じる事があるのではないかと思う。

それから、ちょっと嫌だなと思ったのは、運転席のメーター・パネルやセンター・コンソールのカー・ナビのライトが夜になると露骨にガラスに映る事だ。助手席側のドア・ミラーを見ようとするとカー・ナビの光に邪魔され、運転席側のドア・ミラーを見ようとするとメーター・パネルの光が映り込んで邪魔される。



<エンジン>
最初、『あれ、この車、長らくオイル交換していないのかな?』と思った。
音がうるさく、振動が大きい為に、ちっともスムーズでない。サニーやキューブ、マーチと比べても振動が大きい気がする。しかし、軽自動車はそもそも遮音の点で不利なので、こんなものだと思う。
ただ、ウ~ン、ウ~ンという唸るような音が聞こえるのは、不具合なのか正常なのか・・・。どこかの回転部分と思われる。明らかな異常音ではないので気にする必要もないのかもしれないが・・・。

さて、加速について。
一言で言えば、ひとたびブレーキを踏んだら最後、もう二度と加速しないのではと思われる感じ。スカイラインに乗った後にキューブに乗ると全く加速しないように感じられるが、この車に乗った後にキューブに乗るとものすごく加速が良く感じられる。しかし、軽自動車はすべてこんなものだと思うから、こればっかりは致し方ない。私が今まで乗った中で、マーチやヴィッツほどにも加速する軽自動車は一度も見た事がない。
それに、このような加速のなさはすぐに慣れてしまう。それどころか、なにも焦る事はないじゃないかと思えてきて、却ってゆったりした気分で運転できて良い。これは一種の断捨離かもしれない。思い切ってモノを捨てて執着から解き放たれると、人間、すがすがしく楽になると言う。私はこの車で加速というものを捨て去った事で、むしろ加速の優劣という尺度から解き放たれ、今や200馬力も300馬力も超越したような気分になった・・・。

メーター表示では、走っていると燃費が20km/ℓとか30km/ℓとか、さらには40km/ℓとか表示されるが、それにしては見る見る内にガソリンが減っていくのはどういう事だろう・・・。




<駆動系>
個人的にCVTはATよりも好きなのだが、この車に関してはCVTである良さが余り感じられない。ATだったとしても大して変わらないのではと感じてしまう。
特筆すべきは、右折や左折時の制御だ。
交差点が近付き、ブレーキを踏んで減速すると回転数は下がりATと同じようにギアが上がったような状態になる。ハンドルを切り始めて車も曲がり始め、さて、クリッピング・ポイントを過ぎた辺りから加速しようとアクセルを踏む。すると、突然ギアが下がったような状態になり、回転数は急激に上がるが、突然ブレーキが掛かった状態になり、前につんのめってしまうのだ。マニュアル・シフトでは、ギアを落とした際に回転数が足りないとやはりこういう状態になる事はある。しかし、こちらはCVTでギアがないはずなのに、同じような事が起こるのだ。余りに不自然な動きなので、これは間違いなく欠陥だと思う。もしかしたら、この個体固有の問題という可能性もある。アクセルを踏んでいるのに急激なブレーキが掛かるので、これによって後ろの車に追突されそうになる事もあるのではないかと心配になる。スポーツ・モードだとこのような現象は起きなかった。




<ブレーキ>
初めての車に乗る時、気を遣うポイントの一つがブレーキだと思う。それは車によってブレーキの効きやフィーリングが全然違うからだ。この車も、最初に乗った時は、ブレーキ・ペダルがどこまでも奥に行ってしまうので、ブレーキが効かないのではないかと思って一瞬ひやっとした。しかし、勿論、全く問題はない。ブレーキ・ペダルのストロークがものすごく大きくて、その長いストローク全体を使って効き具合を調節できる感じだ。その為、慣れない車を乗る時に必ず起こるカクンという動きが一度もなかった。
スポーツ走行をする時にこれだけ大きなストロークがあったのでは幾ら冷や汗を流しても足りないが、街中での操作には気を遣う必要がなくて良いと思う。急な操作をしても、車が勝手にマイルドな動きに変換してくれる。




<足回り・ハンドリング>
足回りは相当に柔らかい。乗車位置が高くふわふわしている上、横幅が非常に狭い車の為、大きくロールさせると横転しそうで怖い。こういう車に慣れている人には何でもない事だろうけれど、今まで足回りの硬い車しか乗ってこなかった私としては慣れるのに相当の時間が掛かりそうだ。
これだけ車体が軽くてホイールベースの短い車なのだからハンドルを切ればすぐにヨーが立ち上がって鋭敏なコーナリングが楽しめると期待したが、そうではなかった。とにかく足回りが柔らか過ぎて、すべての反応が時間差でやってくる。まるでいっこく堂の声と唇の動きがずれる時間差腹話術のようだ。とはいえ、そもそもが軽い車なので、動きそのものは軽快でストレスがない。
操作がうまく決まるとバシッと姿勢が決まるが、相当に柔らかい足回りの為、操作が悪いとなかなか思うように姿勢を決められない気難しさもある。最近の車はただハンドルを切るだけでレールの上を走るように簡単に姿勢が決まると思っていたが、この車はそうでもないようだ。
いずれにしても、とにもかくにも足回りが柔らか過ぎて、コーナリングを楽しむような設定ではない。勿論、そもそもがそういう目的の車ではないのだけれど・・・。ただ、乗っていて強く感じるのは、こんなにフニャフニャの足回りだと、急ブレーキ、急ハンドルで簡単に制御不能に陥るのではという不安感だ。例えば、高速道路で相当のスピードを出していて、(運転の下手な人が)車線変更をしようと急ハンドルを切っただけで壁や中央分離帯に向かって飛んでいってしまう事は簡単に起こり得ると思う。少なくとも私は怖くて一定以上のスピードを出す事ができない。でも、実際には高速道路を走っているとこのような軽自動車でも相当のスピードで走っている人をたくさん見かけるし、街中でもビュンビュン飛ばしている。長らく乗っていて慣れてくるとそんなものなのだろうか・・・・。
恐らく車体が軽い分乗り心地を良くするにはそれなりに足回りを柔らかくする必要があるのだろうが、乗り心地と操縦安定性を両立するのはなかなか難しい事なのだろうと思う。

Posted at 2016/10/16 11:03:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
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