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車名 : マツダ ロードスター 1.6 Vスペシャル
型式 : NA6CE
年式 : 平成4年
駆動方式 : FR
ドア枚数 : 2D
ミッション : 5MT
ホイールベース : 2,265 mm
車両重量 : 950 kg
エンジン : B6-ZE
排気量 : 1,600 cc
最高出力 : 120 ps/6,500 rpm
最大トルク : 14.0 kg-m/5,500 rpm
タイヤ・サイズ : 185/60R14
サスペンション : ダブルウィッシュボーン(前後)
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過去に数ヶ月間だけHCR32と同時所有していた車。
平成4年式 E-NA6CE 1.6L
最初からマツダ・スピードの車高調が入っていたが、バネ・レートなど詳細は不明。その他ノーマル。
車高調のせいかもしれないが、足回りが柔らかくてムニョムニョしてて、とてもスポーティとは言えなかったし、ひどくアンダーステアな状態だった。元より非力なエンジンだからアクセルを踏んでもオーバーにはならず逆にアンダーが出る。かと思うと、アクセルを離しただけでリアの荷重が抜けてオーバーが出る。オーバーが出るとHCR32乗りにとってはさあ大変。HCR32の8倍速くらいの速さで動くので大慌てでカウンターを切るが間に合わずHCR32の8倍速くらいの速さでタコ踊りを踊った後スピンするか運が良ければ回復するかという羽目になる。普段HCR32に乗っていい気になっているが、如何に大雑把な操作をしていたのかと反省させられる。この意味では、ロードスターはHCR32よりずっと速く適確に細やかな操作をしないといけない車だと思う。逆に言うとHCR32はかなり大雑把でも車が受け止めてくれる寛容さがあると思う。少なくとも私の如く運転の下手っぴな初心者にとっては。
兎にも角にも、アクセル・オンでアンダー、アクセル・オフでオーバーという、本当にFFのような感触だった。恐らくは、荷重移動の下手っぴな私の運転のせいだと思うが・・・
山を走ると、スカGでは考えられない身軽さでヒラヒラと向きを変えるのに感動した。これは楽しい!その一方で、ちょっと上りが入ると途端に亀のように遅くなる。パワーがないとこんなになるのかと改めて新鮮に感じた。しかも、エンジンが異様にもっさくて、それだけはいつまでも慣れる事がない。毎回がっかりする。パワーがなくとも、音やフィーリングなど何か魅力があればまだよいのだが、そのようなものが何も見当たらないから唖然とする。
しかし、それでもNAの自然なフィーリングはやっぱり気持ちいい。アクセルを踏んだら踏んだ分だけレスポンス良く素直に反応を返してくれる。そして抜けの良い明るい排気音の響き。これは気持ちいい!楽しい!
この車に乗っていると町中でも峠でもありとあらゆるどんな道を走っていても、道が狭いと感じる事がない。HCR32だと狭い道や町中の低速走行ではただの重たい鉄の塊だけど、この車はどんな道でもワクワクしながら走りを楽しむ事ができる。これは楽しい。その分運転は疲れる。若くないとダメだと思う。でも、いざ乗ると楽しくてワクワクしながら運転を楽しむ。こういう車があるのは幸せな世の中だと思う。
普段HCR32を乗っている分には自分はスポーツ・カーに乗っていると思っているけれども、ロードスターを運転した後にHCR32に乗ると、ミドル・アッパーのセダンだなぁと感じる。普段、足回りや排気系をいじって刺激的な楽しい車にしているつもりでも、ロードスターに乗った後では、そのような車も大人っぽくて落ち着いた車に感じられてしまう。尤も、スカGは確かにそもそもがファミリー・セダンの車ではあるけれど・・・
安く入手する機会があったため、同じFRの運転の勉強になればと思って購入したものの、動きはHCR32と全然違うし、2台所有するとさすがに維持費も高くついたので結局短期間で手放してしまった。
今にして思えば、この車をもっと徹底的に練習の素材として使い込めばとても大きな勉強になったのにと思うけれども、その当時は同じく練習に時間を費やすならほかならぬスカGで練習したいと思ったのだった・・・