
どっかのオフ会みたいですが、ウチの軒先です。
何かのオフ会みたいですが、いるのはYdaと嫁様だけです。
これは約1ヶ月前の写真ですが、今も同様です。
Twitterで絡んでいただいてる皆さんはもうご存じですが、
現在、GarageYdaにはSW20が3台あります(爆)
もちろんすべてウチのクルマですよ。
さて、以下長文にて失礼。
ことの発端は、2ヶ月前の地区戦Rd.6関越でした。
会社をクビになる寸前まで、それはもう全力の限りを尽くして臨んだ前戦Rd.5もてぎで、筆舌に尽くしがたい惨敗を喫したオイラは、半ば抜け殻のような状態でRd.6関越に挑み、当然のようにボロクソに負けました。
okazu_rさんに「気負い過ぎなんじゃないの」とお言葉をかけていただく程に張り詰めていた糸もブッツブツに切れて、片付けもまったくはかどらず会場に残されるオイラを先輩方は本気で心配してくださいました。
「大丈夫、ちゃんと帰れます」
自分自身がまったく見えていないにも関わらず軽い返事を返し、オイラは帰路につきます。奇しくも雨模様だったその日、栃木方面では夕方まで降り続けた雨が路面を濡らしていました。某高速道路のジャンクション、長い長い直線から分岐した一車線の連絡道路は、下り、右へカーブしながら上り坂へと変化します。
カーブに合わせてステアリングを切りながら路面の継ぎ目の金属部分を越えた瞬間、リアタイヤがわずかにスリップしてヨーモーメントが増加、車体はドリフト状態へ移行しました。驚きと同時に嫌な予感を抱きつつ、カウンターステアで定常状態を作り出そうとしていたところで、次の継ぎ目にリアタイヤが到達、さらに大きくスライドします。
カウンターを切り足すまでのわずかな時間でラインは大きく巻き込み、フロント右サイドをイン側にヒット、反動で車体は左回りにスピン。せめて短い距離で止まれるようブレーキを踏み込みましたが、まる一回転したところで今度はフロント左サイドをアウト側にヒット、そこでやっとクルマは停止しました。
スピンによる単独事故。後続車がいなかったことが何よりの幸いでした。
直接の原因は、転がし用リアタイヤの残り溝だったと思われます。強くつけたリアのトーインとネガキャンバーのおかげでイン側が極端に片減りし、後から見ればとても濡れた路面を走るべきではない状態でした。
それでも十分以上にスピードを落とせば、スピンを免れたか、あるいはスピンしたとしてもクラッシュには至らなかった可能性も考えられます。もちろん自分なりに十分減速して進入したつもりでしたが、結果としてはオーバースピードでした。
さらに言えばスライドしてからの操作、もう少しアクセルを踏み込みカウンターステアも大きくあてて、ラインをはらませつつスライドアングルをコントロールできれば、ガードレールにヒットすることなくやり過ごせたかもしれません。その意味ではテクニック不足、練習不足だったようにも思えます。
ですが一番の理由は、ジムカーナの結果を引きずり、その感情や考え事を公道上にまで持ち込んでしまったことだったのかもしれません。本人がどんなに真剣に打ち込んでいたとしても所詮は趣味の領域。その結果によって他人を巻き込む可能性のある公道での事故を起こしてしまうようでは本末転倒も甚だしく、大義名分など立つはずがありません。
もちろんタイヤの残り溝も大問題ですけどね…いずれにしても情けない話です。
さて長々と事故について書きましたが、つまり事故りました。公道で。単独で。
はっきり言ってモータースポーツに携わる資格がありません。バカです。
ですが幸い自損だけで済み、しかも灯火類を含む機能部品は簡単な修復で十分に機能し自走で帰ることができました。嫁様にもこっぴどく叱られ、事情を話した相手には笑われ、それはもう深く深く反省しました。
もう絶対に事故なんて起こさない、模範的なドライバーになってみせる。
だからジムカーナを、モータースポーツを続けさせてほしい!
とはいえ、2年間の地区戦参加によって
真っ赤っ赤に燃え上がる家計に、壊れたクルマを修理したり、あるいは競技車両を買い直す余力などあるのか?
せっかく手元にロードスターもあるんだし、B車両でのんびり走って、たまに県戦にお邪魔するくらいで満足しておくべきじゃないのか?
でもまだ地区戦を走りたい、高いレベルのイベントで速く強い先輩方と一緒に走って、自分の走りを、技術を、精神を高めたい。まだまだ及第点には程遠く、道のりは長く、でも自分が納得できるまで進みたい。
いろんな方に相談して、自分しか答えを出せるはずのない問題を説明しては困らせました。嫁様も一緒になって考えてくれて、なかなか答えを出せないオイラを待ってくれました。
結論は、地区戦への参加を続けよう。
最後の貯えを切り崩してでも、借金を作らない限り、挑戦し続けよう。
嫁様には本当に感謝のひと言です。
車両は引き続きMR2(SW20)。部品もノウハウもあるし、そもそも後輪駆動で地区戦を戦えて維持できるクルマはSW20しかありません。今のところ他の駆動方式に移る気もないですし。
また今回の事故で壊れたSW20を眺めていて、改めてMR2が好きだと再確認しました。デザインやシルエットはもちろん、成り立ちも操縦性も、不満な部分も含めてMR2が好きです。
しかし素人目に見ても、修復にはそれなりの金額がかかります。高騰してきているとはいえまだまだ安価なSW20、直す予算でもう一台買えちゃうんじゃないか?ちょうどエンジン・ミッションの予備が欲しかったところだし…(ド田舎なので)置く場所はいくらでもあるし…
そんな折、Twitterで事情をご存じだった
いえんじんさん、
k10.さん経由で2件のお話が舞い込みます(本当にありがとうございました!)。1件はオーナーさんの車両入れ替えに伴うSW20放出のお話(ご本人が触れられていないので詳細は伏せます、まあ写真を見ればまる分かりですがw)。もう1件はこれもご存じの方には写真でまる分かりですが、諸事情により引き取り手を探しているとのお話。
内容を聞くと、前者は競技車両としてなかなかの好条件、後者は事情によりなんとお代はいらないとのこと。どどどどうする!?
1件目は正直かなり予算オーバーでしたが、なんとか内臓を質に入れずにギリギリ工面できそうな見通し。2件目についても置き場所ならあるし、その予算で2台買うと思えば…(´Д`;
で、冒頭の画像とあい成りました。
どっちがどっちか、どんな仕様かについては、ぼちぼちアップしていきます。
白いのもまだウチの子です。ぶっちゃけ直します。
そんなわけで現在、GarageYdaにはSW20が3台あります。
SW20が欲しい方がいらっしゃいましたら都合つけますので、どうぞお気軽にご連絡ください(笑)
Posted at 2012/09/15 01:52:45 | |
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