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知和駅を後にした一行は、
再び美作滝尾駅へやってきました！

今回同行してくれているＲ氏が、
駅舎を撮りなおすとのことでした(^^ゞ

お昼を過ぎており、順光になりつつあったので、Ｒ氏は満足する撮影が出来たようです(^_^;)


さて、ここからは東へと進路をとりまして、美作江見駅へと向かいます！

しかし、ここで問題が発生(ﾟдﾟ)！

美作江見駅直前に「ノスタルジートレイン」が追い越して行き、先に駅へ！
駅へ到着してみると、イベント真っ盛り(;・∀・)

もう撮影なんてすることは不可能・・・

ってことで、一駅先の美作土居駅へ(;^ω^)


昭和１１年４月８日に開業した駅で、当時は２面３線のホームだったようですが、現在は単式ホーム１面１線になっています。

と言っても、駅構内の写真はありません(・・;)
因美線の美作河井駅や知和駅ではしゃぎ過ぎたのか、すでに惰力でここまで来ただけで、すでに撮影する気力が残ってなかったのです（笑）

でも、ここからもう一駅撮影するために移動します(~_~;)

ってことで着いたのは、津山線建部駅！！

すでに日没間近の時刻の為、薄暗くなってます。
列車を待つ方々がいらっしゃったので、駅構内の写真はありませんが、相対式ホーム２面２線構造で、明治３３年４月に開業しています。

２００７年～２００８年にかけて駅舎保存整備工事が行われ、痛みの激しい箇所の補修がされています。



ってことで、４回に分けてお送りした「岡山、木造駅舎探訪シリーズ」ですが、今回で一先ず終わりとなります。

紹介した駅舎以外にも、開業時から使われている駅はあります。
もしよろしければ当ブログをご覧の皆様も、地元の古い駅舎を訪ねてみてはいかがでしょうか？

非日常の世界へと連れて行ってくれると思いますよ(^^)



そうそう！
今回の旅で出てきた「ノスタルジートレイン」ですが、この日（１０月１０日）は姫新線開業８０周年号として、新見→中国勝山→津山→美作江見→津山→福渡→岡山と巡る記念列車として運行されていたようです(^▽^;)

次にやってきたのは
『美作河井駅』です！

因美線では岡山最後の駅で、
次の那岐駅は鳥取県になります。

昭和６年９月に因美南線の終着駅として開業！
翌年７月には因美線全線開通に伴い、途中駅となったそうです。


改札を抜けると、構内踏切があり、島式ホームへと渡ります。

平成９年１１月２９日をもって無人駅になると同時に、構内が棒線化されましたが、それまでは島式ホーム１面２線＋留置線がありました。

撤去された際の切断されたレールが構内に置かれています。

ホームの待合所ですが、乗り場案内の「岡山方面・鳥取方面」で乗り場が違ったことがわかりますね。

さて、美作河井駅と言えば・・・

近代化産業遺産の認定を受けた、明治期の４０フィート（約１２．２ｍ）転車台です！

この転車台、製造銘版や製造所等の刻印がないために、正確な製造年は不明です(・_・;)

しかし形状の特徴などから、もしかすると完全な形で現存する、国内最古の転車台の可能性があるそうです！

ちなみに、設置は昭和１１年頃らしいので、どこからかの移設のようです。

その転車台のそばには、枕木が残されていました。

貨物取扱時代の名残でしょうね。


さて、次に向かったのは、美作河井駅より一つ津山寄りの『知和駅』です。


昭和６年開業で、単式ホーム１面１線構造です。

もちろん、貨物の引き込み線跡もあります。

撮影をしていると、美作滝尾駅で智頭駅に向かっていったキハ１２０が折り返してきました。
地元の方でしょうか？お一人乗車されました。

ここ数年の、一日の乗車数が一桁という駅ですので、観光客以外は殆んど居ない寂しい状況です。

が、なんと！午前中に智頭方面へ向かう列車が無いことから、秘境駅として取り上げられたことがあるとか(;・∀・)

さて、そろそろ次へ向かおうとしたときに目についたのが・・・

駅舎内へ飾られた花瓶・・・造花でしょうが、なんだかいい雰囲気ですね(^^;)


さぁ、ちょっと長くなったので、今回はこのあたりで・・・

さて、岩山駅を出た御老公一行は、姫新線沿いを東へとえくしーちゃんを進めます。

その途中で見つけた常夜燈ですが・・・

木や石、コンクリートの物は見たことがあるのですが、常夜燈の蝋燭を置く部分のみが木で出来ているものは、今まで見たことがないような(;・∀・)

そして、中国勝山駅前では、

コロナのタクシーちゃん（廃車体）が(ﾟдﾟ)！
廃車体ですが、久々に見ました（笑）

そんなこんなで到着したのは・・・

因美線・美作滝尾駅です！
「男はつらいよ」シリーズの最終作、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」のロケ地でもあります！！

昭和３年の開業時は相対式ホーム2面2線の駅でしたが、今は単式ホーム1面1線になっていますが、貨物線跡には貨物ホームと上屋が今も残っています。



ちょうど、智頭行の普通列車が来ました！
が、乗降客はいませんでした(^^ゞ

ですが、写真を撮っている人は私たちを含め１０名程が駅にいるという・・・（笑）

さて、このまま因美線に沿って北へと移動します！
次に訪問したのは・・・

ってところで、つづく(;^ω^)

１０月１０日の早朝。
写真が趣味の相棒Ｒ氏と某駐車場で待ち合わせ、
えくしーちゃんの乗り込んで一路岡山県北へ出発！

今回は、岡山県下に現存する、
昭和の時代を色濃く残した国鉄の木造駅舎を巡ります。


総社市内の美袋駅は訪問済みなのでスルーし、国道１８０号を北上していると・・・
あれ？ノスタルジートレインが走っとる？
国鉄時代に活躍した気動車カラーを再現したキハ４７ですが、基本的に津山線・姫新線・因美線で運航されるんじゃ？

と思ったのですが、まぁいいか(^_^;)ってなことで、たどり着いたのは方谷駅！

昭和３年に伯備線が全線開通した時に建てられた駅舎で、駅名が人の名で付けられた最初の駅と言われています。

平成２６年に放送された『愛・天地無用！』のロケ地にもなっています。

さて、再び北へとえくしーちゃんを走らせていると・・・
国道沿いに三脚を並べた人たちが(ﾟдﾟ)！
わざわざ簡易的なパイロンを並べて、交通量の多い国道の車線を侵してまで撮影するとは・・・
一部の撮り鉄さんのマナーが度々問題になっているというのに(-_-;)

そんなマナーの悪い撮り鉄さんや、マナーの大変良い撮り鉄さんを横目に新見市まで来ましたが、ここからは姫新線沿いへ進路を変えます。

で、到着したのは・・・

姫新線・岩山駅です。
ここ数年の乗車人員は一桁と言う、田舎の駅です(^^;)
昭和４年に開業し、相対式ホーム2面2線の駅でしたが、今は単式ホーム1面1線になっています。

２０分程度の滞在でしたが、普段の忙しない日常から、時の流れが緩やかな非日常の世界へと
連れて行ってもらえた駅でした。


ってことで、つづく(^^ゞ

２０１０年１０月に当ブログで取り上げました
『玉川橋』
ですが・・・

昨年８月２８日に新玉川橋が開通し、
旧玉川橋は通行止めになっていました！



新架橋より、玉川橋を望む（２０１４年１０月１５日撮影）


風景に美しく溶け込むトラス橋（２０１５年１月２日撮影）


まだまだ使えそうですが・・・（２０１５年１月２日撮影）

そして、先日の津山へ向かう前に立ち寄ってみたところ・・・

あれ？

解体されてる～(；ﾟДﾟ)

玉川町寄りの、コンクリート桁と２連の下路トラス橋がすでに解体され、広瀬寄りの下路トラス橋を残すのみとなっていました(´・ω・｀)


昭和１１年より活躍した玉川橋は、７９年におよぶ活躍を終えました・・・


さて、高梁川には古いトラス橋が数多くあります！

下流から順に紹介しますと・・・

霞橋（倉敷市）昭和３年竣工
旧川辺橋（倉敷市－総社市）昭和８年竣工
新川辺橋（倉敷市－総社市）昭和５６年竣工
水内橋（総社市）昭和１３年竣工
方谷橋（高梁市）昭和１２年竣工
田井橋（高梁市）昭和１２年竣工
中井橋（高梁市）昭和１２年竣工
広石橋（新見市）昭和１２年竣工
井倉橋（新見市）昭和１２年竣工

昭和１２年竣工が多いのは、昭和９年の室戸台風で流失した旧橋の架け替えが一斉に行われたためだそうです。

現時点で、広石橋は通行止めに(・・;)
水内橋は架け替え計画があるそうで、これらの橋も近い将来、消えていくかもしれませんね(´・ω・`)