自作　オールステンレス　フルデュアルマフラー

ブラバスマフラーはダメではないんですが、自分の欲する回転域の音が気に入らず、またスチールマフラー故に、痛みも大なり小なりある為、今回は、工作気分でマフラーを製作しました。


構想　：　２か月
部材調達　：　２か月
製作時間　：　５４時間

リジットをかけ、マフラー外しては着けて採寸してまた外しての繰り返し。体の至る所が痛いです。

また、２００V半自動ノンガス溶接機＋素人なので、溶接ビードの美しさは期待出来ませんが、自作ということで愛着はあります。

折角作るならと、フルデュアル仕様としました。

まずは部材調達から


ちょこっとずつ集めたので、調達時間もかかりましたが、その分安く入手しました。


６０φ　ステンレスパイプ
５０φ　ステンレスサイレンサー

オール６０φだとトルク感がさらに無くなるかと考え、サイレンサーは５０φにしてあります。

ドバイ管に接続する為のフランジ。

５０φステンレス切抜き。
テーパー状になったステンレスパイプとセットで使用します。

６０φステンレスクランプ


画像はありませんが、ステンレスの汎用マフラーハンガーも用意しました。

センターマフラーの製作。

元々のサイレンサーの位置を守りつつも、より直線的なパイピングで繋げていきます。

センターが決まったら、リアマフラーのパイピングをイメージし採寸。仮組でラインを出していきます。

難関は、リアサブフレームとデフ辺りのクリアランス。うまく切り抜け干渉なくパイピング出来ました。

テールは、76.3φのスラッシュ。
リアマフラーのチリを合わせます。
調整中ですが、これがなかなか大変な作業です。


センター、リアと結合していくと、少しのズレであっても、出口は大きくズレます。


見える部分の、ちょっとしたズレでチープ感が出ますので、とことん拘ります。


最低地上高も、従来より高く設定し接触を回避します。

溶接は汚いので、少しずつ手を入れ直します。


音は大きいです。
１５００ｒｐｍあたりがうるさいので、以降対策しようと思います。やはり、低速のトルク感は落ちました。


ただ、それ以降の回転域は、期待を遥かに上回る音と伸びを体感する事が出来ました。


所詮、自作なんでこんなもんです。(笑)