ロータリブレードカップリング撤去
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ちょっと前のスズキのスタンバイ式4WDでの不良部品、ロータリブレードカップリング。
前後の回転差が発生すると後輪に動力が伝わる訳ですが、その時に悪魔の雄叫びにも似た異音が鳴り響きます。
ハンドルを切る度に「グオオオン、グググオオオオン、グッグッグ」と悪魔の申し子が騒ぎ立てるので、周囲にポンコツであると言い触らされる辱めを受けます。
それでも機能的には問題ないようで、リコール扱いにはならず保証期間延長と言う措置が採られています。
要するに悪魔の雄叫びが気になる人は、保証期間を延長しといたからその間にディーラーに持って来れば、仕方ないからタダで交換してやるよって訳です。
でもそれは新車で買った場合か、中古で買った時に正規ディーラーで保証の引継ぎ(有料)をやった人だけが対象で、中古で保証の引継ぎをしなかった場合は対象外になり、実費での交換になってしまいます。
地方の田舎にはスズキの正規ディーラーなんかありません。
当然我が家のKeiも引継ぎなんてしてませんし、今から引継ぎはしてもらえません。
だからプロペラシャフトをごっそり外しました。
お金を掛けずに悪魔の申し子からサヨナラするにはこれしか方法がありません・・・。
2
こいつが悪魔の申し子、ロータリブレードカップリングです。
実に憎たらしい顔をしています。
他の方もこの悪魔の申し子について書いていらっしゃいますが、何故リコールにならないのか理解出来ません。
機能的に問題なくても、この悪魔の雄叫びによる精神的なダメージは相当なものです。
大体、保証期間を延長するならユーザーに直接知らせるようにしないと意味ないですし。
そもそも不良品なんですから、正常な部品と無償で交換するのは当たり前じゃないでしょうかね。
中古で買った時から悪魔の申し子は元気に吼えてましたが、田舎のサブディーラーでは原因不明と言われたんで放置してました。
せめて情報の徹底ぐらいはしといてくれないと、ユーザーの泣き寝入りが増えるばっかりです。
さて、これで前輪駆動オンリーになった訳ですが、リアが多少フラつくような感じになったものの、後輪の引きずり感もなくなり、何より精神的に開放された喜びは大きいです。
3
プロペラシャフトを外す前に、元に戻す時に同じ位置に戻せるように合いマークを付けます。
回転する物体はバランスが狂うと振動が出やすいので、元通りに組むのがセオリーでしょう。
白いのがマークで、当然相手側にも付けておきます。
4
2013.3.13 追記。
去年車検を受けた工場で整備士の人に聞いたんですけど、走行中にコイツが壊れて走行不能になったスズキ車があったそうです・・・。
どんな状況だったのかは定かではありませんが、コイツが壊れて走行不能になるって事はちょっと考え難いんですけど、もしかしたら前後のタイヤが直結状態になってハンドルが切れなくなったとか・・・?
とにかくそんな事があったらしく、「危ないんで気を付けて下さい」と言われてしまいました。
でも犠牲者が出てニュースにでもならない限り、スズキはまともな対応はしないでしょうねえ。
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