
てな訳で記録。
ちなみに「
小豆」は「
あずき」というより「
しょうず」って言うことの方が多い。
このへんでは。
翁のトコは省力化のためになるべく小豆の作付けを減らしている。
価格が安くなったのも大きいが、とにかく草取りとか収穫が手間。
一昔前までは脱穀の前 に「
にお」という刈り取った豆を全て山にするという気の遠くなる作業があった。
↓これは今年唯一、ひとつだけニオ積みした1a位の自家菜園のエリモ小豆。
いまでは、よほどお手伝い要員を集められる人でなければコレはやらないがな。
10aに10個前後は出来るんだぜ。5haも小豆あったら・・・家族だけでは、もうね。
そんなわけで今は、刈り倒した豆を直接拾って脱穀するピックアップ牽引式が主流。
翁はそんな高価(350万)な機械を導入するほど豆の面積もないので、ふた昔前の牽引式のスタンダードな脱穀機を使う。もともとはニオからニオに移動して手で投入するシロモノ。
これを畑に刈り倒してある豆を手で集めながら直接投入して脱穀する。
この方法でやってる人は近隣にはもういない。
ピックアップ式に比べれば、根気と労力は必要だが・・・
ニオ積みしていた頃を考えたら ・・・・
はーるかにマシ!
積んだニオを崩しながら脱穀するのにも凄く手間と時間がかかったんだぜ。
ピックアップ式が出始めた頃は「にお積みの小豆の方が風味が良い」なんていわれたが、いまじゃそんなこと聞く事はなくなった。
ニオ積みも機械収穫も買取価格は同じだし。
まあ、高級和菓子とかの契約栽培とかならやってるヒトいるかもな?
ただ、金時豆とか手亡豆(白あん)はやっぱり地面の上では乾き切らないのでニオ積み豆のほうが品質はいい。・・・・だから手間かかるので作る人は減ってる・・・。
もーからんわ、手間はかかるわではそりゃダレもやらんくなるって・・・この高齢化職種で。
で、この日翁の豆は全終了。品質は2等。
あまり条件のよい畑ではなかったのに収量もあった。(^_^)
夕方、豆殻をロールベールして、はいおしまい。
Posted at 2012/10/18 03:31:58 | |
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