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k-iロードのブログ一覧

2025年04月27日 イイね!

B面に恋をして

B面に恋をしてゴールデンウィークに突入しましたね。
と言っても、飛び飛びの休みで関東圏からは脱出できそうにありませんが...
平日も休みならば11連休...そんな会社さんもあるでしょうね。
うちの会社は、お得意先の都合もあるのでそういう訳にはいきません。
なので1日も無駄にしないようゴールデンウィークを過ごしたいです。

ということで一昨日の晩、仕事を終えたあと群馬へ一本桜巡りに出掛けてきました。
その模様は後日書きたいと思います。

さて本題ですが、待ちに待った浜田省吾さんのシングルコレクションアナログ盤「B面に恋をして」が先週の中頃に、そしてその二日後には浜田省吾さん仕様のレコードプレーヤーが届きました。
予約注文開始は確か昨年12月だった様な気がします。
いやぁ~、この日が来るのが待ち遠しかったです。

定時で仕事を終えて帰宅。
娘が受け取った様で玄関に置いてありました♪
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んっ⁉...なんでふたつ⁉ 間違えて2個注文しちゃった?

宛名を確認したら、ひとつは息子のでした。
昨夏から都内で一人暮らしを始めた息子。なぜ実家に送ってきた?
とりあえず、ほっと胸を撫でおろし息子に届いてる事をLINEで連絡。

いざ! 開封の儀!!
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BOXパッケージもカッコイイ。
アルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」のジャケットに似ている感じ。

BOXから取り出すと
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持ち運び便利な取っ手付きのハードケースになってました。

早速、電源ケーブルを接続...
ケーブルは、プレーヤー側がUSB Type-B、給電側がUSB Type-A。

シングルコレクションアナログ盤5枚組に収録されている曲は次の通り。
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先ずは、ON THE ROAD 2023 ライブツアーのオープニング映像。
ジュークボックスにセットされた「初恋」ドーナツ盤。
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因みに、レーベルデザインもオープニング映像と同じです。

これも聴いてみました。
会社の先輩から頂いたLP盤「君が人生の時...」
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45年ほど前にリリースされたレコード盤が今ここに復活!!

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パチパチと塵を含んだ音がめちゃくちゃ味があっていい感じです♪

そして、子供の頃にこうやって遊んでいた事を思い出しました(笑
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以下、ショート動画「浜田省吾仕様のレコードプレーヤーが届いた!!」
Posted at 2025/04/27 22:02:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2024年12月31日 イイね!

浜田省吾 ゆかりの地 広島聖地巡礼三日間の旅【後編】

浜田省吾 ゆかりの地 広島聖地巡礼三日間の旅【後編】9月15日(日) 早朝4時に起床。
窓を開けて外を見渡すと、どんよりとした曇り空。
少々小雨も降っていましたが、6時過ぎに止んだのでとりあえず朝食前の散歩も兼ねて浜辺へ。
青空じゃないけど、ブルーとエメラルドグリーンのグラデーションの透き通った海は南国気分を味わせてくれる。

瀬戸内海を眺めながら7時半に朝食を終えて、荷物をまとめ8時過ぎに出発。
次に向かったのは「長田製菓舗」さん。
「長田製菓舗」さんでは、省吾さんの曲に因んで「初恋」という江田島産の檸檬を使用したカステラが販売されています。
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入店して、早速「初恋カステラ」を購入しようと思ったら...
レモンの収穫時期じゃないと販売していないらしい。
収穫は10月頃からで11月には販売されるとの事。
「Cafe Lisboa」さんにつづき二度目の残念...泣

この時期に旅を決行したのも関西に別用があった次いでだったので仕方ないです。
代わりに抹茶と栗のお饅頭を頂きました。
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上品な味で美味しかったです♬
帰りにお土産も購入しました。

次に向かったのは、江田島の海を眺望できる高台へ。
この場所は省吾さんが2005年にファンクラブ会報と音楽雑誌のロケで訪れた場所。
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ここまでの道中、かなり急こう配の狭い道だったので小回りの利く軽自動車で良かった...って言うか、レンタサイクルでの移動だったらここに辿り着けなかったかも(汗

青い海と青い空‼...今朝のどんよりした曇り空は何処へいった?
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小学校の頃は、よくこの辺の山に登って遊んでいたらしい。
この近くには良く遊んていた廃屋、秘密基地(通称‟巣”)があったはずですが、今は取り壊されて無くなってしまったようです。

時刻は9時半を過ぎ、江田島図書館が開館しているはずなので、早々にここを引き上げて向かいました。

この図書館、省吾さんが通っていた鷲部小学校の跡地に建てられたそうです。
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入口の右には「浜田省吾 ON THE ROAD 江田島」と案外が掲示されていました。

入口を直進すると中庭に出るのですが、再び外に出るとあの青木病院バス停のベンチに座る省吾さんの写真と同じ景色が広がっていました。
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完全再現‼
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という事で、省吾さんと同じポーズで撮影(笑
この他にも省吾さんに関する記事やポスター、グッズも展示されているので江田島を訪ねた際は、是非ご自分の目で確かめてくださいね...d(^^)b

次に向かったのは、この図書館の裏手にある海。
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小学校の頃は、この辺の海でよく泳いでいたそうです。

近くには省吾さんが住んでいた警察官舎の棟が一部まだ取り壊されずに残っていました。ベランダのフェンスがボロボロなところを見ると今は誰も住んでいない様子。
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この警察官舎の近くには、省吾さんがお世話になったお好み焼屋さん「たかた」があったのですが、2005年の音楽雑誌ロケでオーナーさんと再会後に閉店してしまったようです。

ただ、お好み焼き「たかた」の味を復活させたいという省吾さんのファンの方が、その味を引き継ぎ、近所で「だいだい」というお好み焼き屋さんを営んでいます。
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残念ながらこの日は定休日。
事前に調べて定休日と知っていましたが、今度訪ねる時の下見という事でお店の前まで来ました。

そして、その直ぐ近くには小学校時代の同級生‟八百屋のせっちゃん”の家があります。
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今は閉店し空き家ですが、そ建物はそのまま残っていました。

せっちゃんのお兄さんはビートルズファンだったらしく、せっちゃんに頼んでお兄さんの留守中に二階の部屋でレコードをかけてもらい、窓から漏れる「Please Please Me」を外で聴いていたらしいです。

ここで江田島の旅は終わり。
次はフェリーで広島港へ向かい、広電で二日目の宿泊先銀山町へ。
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この日はめちゃくちゃ疲れました。

宿でゆっくしり休んで、夕食は省吾さんも来店してことのあるお好み焼き屋さん「中ちゃん」で食べる事にしましたが...
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またしても定休日。
「だいだい」さんに続いて定休日なんて...
結局この日は、お好み焼きを食べられずに終わってしまった。
この日は疲れたので、コンビニに寄って簡単な夕食で済ませ直ぐに寝てしまいました。

9月16日(月)
宿に荷物を置いて6時過ぎに広電で紙屋町東駅へ向かい、そこから徒歩で広島城へ。
省吾さんも座った事のある広島城前にあるベンチ。
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私も同じポーズで撮ってみた...笑
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煙草はくわえてないけど...汗

朝日を浴びて少し寛いだところで、次に向かったのは原爆ドーム。
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訪ねたのは高校の修学旅行以来。
当時、目の前にして何も感じる事のなかった原爆ドーム。
34年ぶりに観た原爆ドームは違った。
1945年8月6日、原爆が投下され命を奪われた14万人の方の事を思うと心がざわつき自然と涙が出た。
気が滅入ってしまったため早々にその場を離れ、少し休憩した後に和記念資料館へ。
貴重な遺品など、沢山の資料が展示されており凄く勉強になりました。

第二次世界大戦終戦から80年近く経つ今でも各地で戦争が起きていますが、無抵抗な国民
や市民が虐殺されています。
戦争は恨みが恨みを増幅させるだけで利得は全くないはずです。
愛の世代が訪れる事を祈るばかりです。

時刻は11時。
宿に戻って帰り支度をしてお好み焼き「大丸堂」へ。
こちらも省吾さんが来店された事のあるお店。
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やっと広島風お好み焼きが食べられる‼...嬉

省吾さんとスタッフさん達のサイン色紙を発見‼
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同じ事務所のスピッツさんのサイン色紙もありました。
昨年来店されてました。スピッツさんは常連さんらしいです。

注文したのは省吾さんも食された‟広島スペシャル”
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ネギがたっぷりボリューム満点、濃厚な味でめちゃくちゃ美味しかったです‼

お腹も満たされたところで広島とさよなら。
これで、省吾さんゆかりの地聖地巡礼三日間の旅は終わり。
リムジンバスで広島空港へ向かい、旅の余韻に浸りながら帰路に就きました。
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次回訪ねる時は、今回食べる事が出来なかったアレとアレと...いろいろあったので、晩秋から早春の平日を狙って行きたいと思います。

以下、「浜田省吾さんゆかりの地聖地巡礼三日間の旅(後編)」動画まとめ
Posted at 2024/12/31 21:53:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2024年12月28日 イイね!

浜田省吾 ゆかりの地 広島聖地巡礼三日間の旅【前編】

浜田省吾 ゆかりの地 広島聖地巡礼三日間の旅【前編】2024年...今年もあと僅かですが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?
私はというと、いろいろあって2ヶ月ほど前から心が荒んで最近やっとゆとりが出てきたと感じです。
当初は軽い鬱状態で、休日は何処にも出かける気になれず部屋に引きこもっていました。

そして11月15日、楽しみだった浜田省吾さんのファンクラブイベント「100% FAN FUN FAN 2024」のライブ中は何処か上の空で所々記憶が飛んでる感じ。
それでも「ON THE ROAD 2023」たまアリ以来、一年ぶりに再会した紫ちゃんとライブ前に食事をしながら楽しい時間を過ごせた事に感謝です。
本来なら熱くライブレポを書いてるはずですが、自分の心に逆らわず今回はパスさせて頂きました。

そしてその代わりと言ってはなんですが、心荒む前の9月中旬に訪ねた浜田省吾さんゆかりの地、聖地巡礼広島三日間ひとり旅のレポートを書く事にしました。
省吾さんが生まれ育ったゆかりの地を回りながら読者さんと一緒に楽しめたらと思います。それでは聖地巡礼の旅スタート‼

9月13日(金)
広島県三原駅近くのビジネスホテルに前日入り。

9月14日(土)
三原駅、呉線5時13分始発に乗り省吾さんのご生家のある竹原へ。
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海沿いを走る呉線。
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瀬戸内海を照らす朝焼けが綺麗でした。

竹原駅 5時49分 到着。
ここから省吾さんのご生家まで徒歩15分。
次の竹原駅の電車は約一時間後...という事は行って戻って往復30分。
ご生家滞在時間は30分しか取れない...汗
それを逃すと更に一時間待つ事になるので急ぎました。
9月中旬だというのに朝から暑い。予想最高気温は38℃。

汗だくになってご生家に到着。
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ここで省吾さんが産声を上げたと思うとめちゃくちゃ感動。
70年以上経った今もこうしてご生家を残して下さっている事は凄く有難い事です。

玄関にはファンの方が訪れた記念に書き残せるようにノートの入った手提げ袋が掛けられていました。近所の方が管理されているらしいですが、感謝しかありませんね。
私も記念に書き残し、記念撮影をして急いで竹原駅へ戻りました。

次は思春期を過ごした呉へ。
呉駅から10分ほど歩いて見えてきたのは、この街のメインストリート...笑
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『MONEY』の詩の舞台となった「れんがどおり」。
80年代には何軒もの映画館とバーがあったようですが、今は呉市内に映画館は一軒だけのようです。

わずか数百メートルの「れんがどおり」を通り抜け、次に訪ねたのは省吾さんが通っていた中学校。
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今は「呉中央中学校」ですが、当時は「二河中学校」という校名でした。
今まで「ニカワチュウガッコウ」だと思ってましたが、調べたところ正しい読みは「ニコチュウガッコウ」らしいです。

そして中学校裏の川の向こう側にあるのが、省吾さんが進学した「呉三津田高校」。
近くまで行くと続々と人が構内に入っていくので付いていくと...
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文化祭やってました!!
めちゃくちゃラッキー‼
正門外から記念撮影するだけのつもりが、構内に入れちゃった...笑
ほんとは、町史寛二さんと省吾さんが出会った教会を探しに行くつもりでしたが、
予定変更して文化祭を楽しむ事に...

校庭に設置されたステージの催しでは、ブラスバンド部、ダンス部、軽音楽部が活躍されていました。考えてみたらこの生徒たち皆、省吾さんの後輩なんですよね。
それだけでなんか羨ましくなります...笑

次に向かったのは「れんがどおり」から少し外れたところにあるレコードショップ。
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『終わりなき疾走』の詩の舞台となった「公声堂」
お店の左にあるショーウィンドウには今でもギターが飾ってありました。
でもその後ろに掲示されてるポスターは皆、演歌歌手なんですけどね...笑

お昼も過ぎ、大分歩いてお腹も空いてきたので例のお店へ。
省吾さんのファンなら絶対一度は訪ねたいお店「サントス」。
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店内はモダンでレトロな落ち着いた雰囲気で、静かにジャズが流れていました。

注文したのは、ボリュームが半端ないオムカレー。
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たまごふわふわで、お肉も柔らかくてめちゃくちゃ美味しかったです...喜

食後にアイスコーヒーを注文して寛いでいると...
店員さんが「こちらに置いておきますので、ゆっくりどうぞ」と例のお宝を持ってきてくださりました。

省吾さんの記事を集めたファイルと、中学・高校の卒業アルバム⁉。
という事は...省吾さんが卒業アルバムでサングラスを掛けているわけもなく...
素顔が見れるわけで...ドキドキ...
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いや~、めちゃ感動‼
って言うか、素顔を拝見した瞬間、省吾さんとの距離が縮まった様に感じたのは私だけでしょうか?
省吾さんも当時は私たちと同じように普通の青年だったわけで...
同級生だったら一緒に遊ぶ仲になってたかな...なんて想像を膨らませてしまった...汗

お会計の時には、気さくなオーナーさん(省吾さんの中学時代の友人のお姉さん)と省吾さんの事をお話できて凄く嬉しかったです。

お腹もいっぱいになったところでフェリーに乗って、いざ!江田島へ‼
江田島小用港に着き、ここからはTOYOTA SHAREで車移動。
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計画ではレンタサイクルも考えてましたが、車で正解でした。
38℃の炎天下、アップダウンの激しい島内を移動するのは地獄でしかありません。

先ず向かったのは、MY FIRST LOVEペンダントを模った"初恋クッキー”を販売している「Cafe Lisboa」さん。
ただ、この時期は高温多湿で品質が落ちるため"初恋クッキー”の販売を休止している事はインスタで既に知っていました。
でも店内の雰囲気も良くて、船をモチーフにしたお店の窓は舷窓になっていてその窓から望む瀬戸内の海の景色は最高なんです。
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"初恋クッキー”は無いので、スコーンとアイスコーヒーのセット注文。
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次回は"初恋クッキー”が販売される秋から春にかけて訪ねたいと思います。

次に向かったのは、ヒューマンビーチ長瀬。
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青く静かな瀬戸内の海。
ここは2005年にファンクラブ会報と音楽雑誌の取材ロケで省吾さんが訪れた場所。
省吾さんと同じ場所に今立っている事を実感し嬉しく思うk-iロード...笑
海水浴を楽しむ若者たちを羨ましく思いながら宿に向かいました。

初日の宿は江田島西端にある「Uminos Spa & Resort」
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オーシャンビュー! 部屋からの眺めは最高でした‼
早く浜辺に出て泳ぎたい‼...って、水着は持ってきてません...汗

でも景色は最高です。もうすぐ日の入りの時刻。
キレイなサンセットが観られるはず...
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暫く瀬戸内海を眺めながらさざ波の音に癒されてました。

そして夕食。
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タコしゃぶとタコ尽くし料理。
初めて食べるタコのムチムチ食感。めちゃくちゃ美味しかったです。

食後は浜辺にあるNight Barでカクテルを飲み。
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ほろ酔い気分になったところで、明日の出発に備えました。

明日はいよいよ省吾さんが少年時代を過ごしたエリアへ‼
to be continued...

以下、「浜田省吾さんゆかりの地聖地巡礼三日間の旅(前編)」動画まとめ
Posted at 2024/12/28 20:03:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2024年01月29日 イイね!

【有明アリーナFINALネタバレ(其の二)閲覧注意】ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”

【有明アリーナFINALネタバレ(其の二)閲覧注意】ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”

【有明アリーナネタバレ(其の一)閲覧注意】の続き

※ここからネタバレ閲覧注意です。

 ご覧になりたくない方は退出ください。


第二部
ビートルズのカバー曲「In My Life」が流れるとバンドメンバーが登場し、歓声を受けながらセンターステージに向かうと少し遅れて省吾さんが登場。

SH「戻ってきたぜ!!  ウォーイエィ‼ ウォーイエィ‼」とAUDを鼓舞する。
  「ワン! トゥ! 、ワン! トゥ! スリー!フォー‼」

11曲目 MAINSTREET
古村敏比古さんのサックスフォンが鳴り響く。ここから省吾さん、バンドメンバー、オーディエンス(以下AUD)が一体となって合唱だ。

12曲目 さよならスウィート・ホーム
リズミカルな小田原豊さんのドラムとフォーンセクションに合わせてAUDが手拍子。
最後の″Good bye sweet home”の繰り返しは合唱となった。

13曲目 終わりなき疾走
センターステージから発せられたブルーのサーチライト照明が縦横無尽に場内を照らす。センターステージで間違いなく盛り上がるナンバーだ。
終盤の間奏 ″Wow oh oh oh~″ からの ″Hey! hey!、hey! hey! hey! hey!″の掛け合いは一体感を感じる瞬間でもある。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
河内肇さんの弾くピアノの音色が優しく流れる。
省吾さん(以下SH) スクリーンを指差し
「見ての通り今回のツアーのサブタイトルに『youth in the “JUKEBOX”』ってつけました。...で、子供の頃の話になるんだけど、当時ラジオ局が2つしかなかったのね...戦前の話じゃないよ」 AUD 笑
「NHKとRCC中国放送...そこで60分くらいの音楽番組があって好きな曲を聴いてたんだけど、聴けるのは週に一回だけなのね。それでチャートから外れるともうずっと聴けないわけ。そんな時...あぁ、うちにジュークボックスがあったらなぁ、なんて本気で思ってた。」
「自分の好きな曲をいっぱい入れてね、学校から帰ったらヘッドホンをして毎日聴けるなぁって。...でも、俺の住む田舎町には電気屋が1軒しかなくてね...それに、そんな高価なもの買えるわけもなくて...やがて1970年代後半になってカセットウォークマンが登場したんだよね...」 AUD 拍手
SH「君たちカセットウォークマン世代だから解るよねぇ...」AUD 拍手
SH「それで、好きな曲をカセットテープにダビングして、学校に行くとき電車の中で聴いたりしたよね…そしてその曲をコピーして好きな好きな人にあげたりして。」
SH「俺ってこういう曲が好きなんだよね、つまり俺ってこういう人間なんだよねって伝えたくて...思えば...その好きな曲を入れたカセットテープって、今で言うプレイリストなんだよね...」
SH「そして、今日このセットリストが君たちの青春のプレイリストになってくれたらいいなぁと思うのです。」AUD 歓声/拍手
SH「ひょっとしたら当時、俺の曲をカセットテープに入れてくれてたのかなぁ…」
                               AUD 歓声/拍手

学生時代に通った埼玉県民ソウルフードレストラン「るーぱん」を思い出す。
考えてみれば、この「るーぱん」も昭和のレトロな木造の作りで、店内にはジュークボックスが置かれていた。当時は良く省吾さんの曲を掛けていたものだ。
自分がセットした省吾さんの曲が店内に流れるとなんとも言えない優越感...笑
俺ってイケてるだろ?...なんて他のお客に言いたくなったりして...汗
そういう意味では、「るーぱん」に置かれていたジュークボックスは、私にとって青春のプレイリストが詰まっている。

SH「次は1976年デビューアルバム『生まれたところを遠く離れて』の中からこの曲を歌います。」

14曲目 青春の絆
お金がなく貧しい男女の青春失恋バラード。
当時こんなつらい恋愛した方も、今は ほろ苦い青春の1ページとなって幸せに暮らしていると願いたい。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「センターステージに戻って来るのは2011アリーナツアー以来だから13年ぶりなんだよね。」AUD 歓声/拍手
SH「...という事は町史君...当時君は50代?」ADU 笑
SH「俺たち60代飛ばしちゃったね。」ADU 笑
SH「という事は町史、客席はどうなってんだろ?」 ADU 大歓声/拍手
  「...アレ...やってみる?」ADU 大歓声/拍手
  この時、オーディエンスは何をやるか既に解っている...笑
SH「アレをやり始めたのは2001年のセンターステージからなんだけど、その当時の映像が今でも残ってるけど、センターステージやる限りこれかもずっとやっていきますからって言っちゃったんだよね。」ADU 大歓声/拍手
  「あの...言っておくけど別に君たちの年齢を知りたい訳じゃないのよ。今日この会場に10,434名の方がいるんだけど...」 ADU 大歓声/拍手
    「こんな大勢いる会場の中で俺は、私はここに存在しているぞって言うのを表現して欲しいわけ。」ADU 拍手
SH「じゃぁいくよ...10歳未満?」
  少ないものの会場から叫び声が聞こえ、AUDから拍手が沸き起こる。
SH「完全に前回は生まれてなかったねぇ~」 ADU 笑
  10代も少なかったものの以前よりも増えた。
SH「それじゃ20代?」AUD 大歓声
SH「20代、めちゃくちゃ増えたねぇ~」
  確かに今までのどの会場よりも多く感じた。
SH「それじゃ30代いくよ... 30代?」ADU 歓声
SH「元気だねぇ~、数はめちゃくちゃ減ったけど(笑」ADU 笑/拍手
SH「じゃぁ、前回主役だった40代?」 
SH「40代も減ったけど元気だねぇ~...俺たちバンドのメンバーから見たら君たちまだ若者だから」ADU 爆笑
SH「という事は次か...」 ADU 爆笑
  「それじゃいくよ...50代?」 圧倒的に大きな声援と拍手が沸き起る。
  そして、もっと叫べと言わんばかりに耳に手を添えて煽る省吾さん。
  それに応えるAUD。私も大声で叫んだ。
60代も50代と変わらぬ数の大きな叫び声。
SH「それじゃ町史君と同じ...俺もそうなんだけど...70代?」
  まだまだ70代も健在だ。
SH「それじゃ、80代以上の方?」
  何処からともなく声が聞こえADUからは大きな拍手が沸き起こる。
SH「あのさぁ町史、”それじゃ町史君と同じ90代⁉”って言えるまでやって行きたいね!」ADU 大歓声/拍手

SH「これまでずっとパンデミックでマスクをして歌えず拍手や手拍子だけのコンサートが続いてたけど、やっと歌えるようになりました...とは言っても、コロナやインフルエンザがまだ流行ってます...俺もやられました。」AUD 笑
  「なのでマスクしたり、周りに気を遣いながら、皆で歌ってみますか?」
                                 ADU 大歓声

15曲目 19のままさ
今回ファイナルという事もあって、サビの”19のままさ“の部分をオーディエンスにマイクを向けて振ってくださりました。
まだ小さかった子供達が、良く口ずさんでいた事を思い出す。
そんな娘も今年19歳になった。楽しいキャンパスライフを送っている様で何よりだ。

そしてセンターステージもいよいよ佳境。

16曲目 ラストショー
AUDがセンターステージにいる省吾さん達を囲み、両腕を上げて左右に振る一体感。
AUDひとりひとりが会場の雰囲気を演出する。
3階席からの眺めは圧巻だ。

ここでバンドメンバーを紹介しながらメインステージに移る。
今回、ホーンセクションに新たなメンバーが加わった。
トランペットの五反田靖さん。そして若手のトロンボーン奏者半田信英さん。
省吾さんから依頼を受けたトランぺッター佐々木史郎さんが紹介したらしい。
2011ツアーのSaxy Ukoさん、2015-2016から加わった河内宏美さん、中嶋ユキノさんもそうだが、バンドメンバーに若手の息吹を吹き込む試みは、若手ミュージシャンにも活躍して欲しいという省吾さんの願いもあるのだろう。
気になるのは、トロンボーンの清岡太郎さんがいなかった事。
スケジュールの都合がつかなかったのか...

17曲目 ON THE ROAD
ピアノのメロディに合わせて静かに歌い始める省吾さん。
そして ″もう~ 一度~”とAUDが人差し指を突き上げる。
スクリーンには疾走するトレーラーの大きなタイヤがアニメーションで映る。

18曲目 J.BOY
今回大きな進化を遂げた「J.BOY」
″ドゥスッ、ドゥスッ”という重低音と″ピッポポ、ピッポポ”という高い電子音のリズムが重なり、メインステージから発せられたサーチライト照明は点灯しながら場内を赤く染める。
スクリーンには、夜空に煌めく星の様な無数の光が流れるように登っていく。
2016アリーナツアーは、太陽に照らされた地球を俯瞰する衛星写真の様な映像。
夜明けを迎えようとする何処かの国の街灯りが暗闇で宝石の様に輝く映像が印象的だったが、今回は惑星がぐるぐると回る太陽系のアニメーションに変わった。
また一回りスケールが大きくなった俯瞰映像だ。
「J.BOY」は世界から地球、そして宇宙へ飛び出した。

やがて、スクリーン中央にラフに描かれた地球の内側を頭の無い人間が列を成してぐるぐると歩くアニメーションが映る。
頭のない人間の足元では、無数の「目」「鼻」「口」が蠢いている。
その様子からは不平不満が聞こえてきそうだ。
人間の驕りや傲慢さが映像に滲み出ている...そんな気がする。凄く意味深い映像だ。
この映像の雰囲気がビートルズっぽく感じるのは私だけだろうか...
日本に留まらず世界に発信しているかのようだ。

曲も厚みが増した。
メンバーが増えた事もあってか、ホーンセクションの存在感が大きい。
サビに突入する直前鳴り響くトランペットは圧巻だ。
そして前回ツアーからアレンジされた終盤の間奏では、美玖月千晴さんのベースから佐々木史郎さんのトランペットに引き継がれるシーンがある。

ロックナンバーは続く

19曲目 明日なき世代
高速ドラムからギター、サックスフォンと続く前奏。
そして省吾さんが ″Yeah~”と叫ぶと、それに歓声で応えるAUD。
ラストの ″Wow oh~ oh~, Wow Wow Wow oh~”の繰り返しは、省吾さんとAUDの合唱となった。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「どうぞ、腰を掛けてください...2回目の助かったぁ」AUD 笑
  「ちょっとスピーチをしたいと思います。」
  ここで省吾さんの友人の息子さんの話があった。
  名前を間違えて呼んでいたが、友人の息子さんだった事に最近気付いた様だ。
  「〇〇君の息子大きくなったね。お父さんと一緒に頑張って。」
  的なプライベートなスピーチがあった。

SH「さて、秋からスタートしたON THE ROAD 2023、今夜がファイナルですけれども...結果的に」 AUD 爆笑
  「今回のツアーに携わった素晴らしいスタッフ、各地のイベンターの方々、ステージにいるミュージシャン、そして何より...あなたたち...君たちに心から感謝しています。どうもありがとう。」AUD 大きな拍手
SH「最近、自分の人生に対して“ソングライターの旅″というテーマを掲げていて、いずれ何処かに辿り着くであろう旅に…自分が書いた詩と共に旅をしていければとなぁと思っています...なのでこれからもまだまだ旅を続けていこうと思っています。」 
                               AUD 大きな拍手
SH「今日はどうもありがとう」 AUD 歓声/拍手

20曲目 家路
河内肇さんのピアノソロ。スクリーンには満天の星空に三日月が浮かんでいる。
いつしか星空と三日月は、東京タワーがそびえる夜景の空撮映像へと変わる。
遠ざかる東京タワー、眼下に近づく高層ビルの屋上に目をやると、遠くを眺め佇む省吾さんの後ろ姿に気付く。
やがて都会の夜が明けると、場所はフランス ノルマンディ地方の断崖へと変わる。
海に沈みゆく太陽を眺める省吾さんの後ろ姿は、ここまで辿り着いたか...とソングライターの長い旅路を振り返っているかのようだ。
“どんなに遠くても たどり着いてみせる” は、AUDを励ましてくれるフレーズ。
日常や仕事の中で、苦しくて、辛くて立ち止まってしまいそうな時、背中を押してくれるナンバーだ。
この曲のクライマックスである最後のサビに突入する直前。
“ショーゴー"の声援はこれまでの公演の中で一番大きかった。
“ショーゴー"の声援には、ファンそれぞれの思いが込められているはず。
応援と感謝の気持ち。このナンバーに救われたファンも多いと思う。

“ありがとうー″と腕を振りながら、省吾さんとバンドのメンバーがステージ下手へと去ってゆく。(第二部終了)

″省吾‼省吾‼”の声援と拍手が暫く続くとバンドメンバーと省吾さんが再び現れた。

アンコール1
21曲名 SWEET LITTLE DARLIN'
スクリーンにはパラパラ漫画の様なアニメーション。
優しい風がカーテンを揺らす窓際。そこに置かれた一輪挿しの花が揺れている。
やがてひとひらの花びらが落ちると、その花びらは掌に包まれ、最後はロケットペンダントにおさまる。謎が残ったアニメーションだ。
″花びら″ は、彼女が″大切にしてきた幻想(ゆめ)"を象徴しているのだろうか...

22曲目 今夜はごきげん
″あの頃のリズム&ブルース″ が "あの頃のロックンロール″ に替え歌された。
最後の繰り返し″Wo~w Wo~″ は省吾さんとの掛け合い合唱となった。

23曲目 HIGH SCHOOL ROCK & ROOL
「今夜はごきげん」から間を置かず流れるように曲が変わる。
これも生で聴くのは初めてだ。デビュー当時は高音で歌っていたが、低いキーで歌うこの曲は、また違った新しい別の曲に聞こえてくる。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「俺が10代の頃、こんな言葉が流行っていた...″Don’t trust over thirty"..."30以上の奴を信用するな”...ってう言う意味なんだけど、30歳を過ぎた頃 ″俺もとうとう30になってしまった...でもステージに上がってロックンロールをやっている時は、今もティーンエイジャーのままだぜ‼″ なんてMCをやっていたんだけど、あれから40年も経ってしまった」 ADU 笑/大歓声
SH「そして町史と互いに問いかける...今もこうしてロックンロールやっているけど今もティーンエイジャーのまま...どうなんだ町史?どうなんだ浜田?どうなんだ町史?どうなんだ省吾?...その答えは...Oh!Yeah!!」

24曲目 あばずれセブンティーン
アルバム『Home bound』収録されているメロディとは異なる。
映像作品『ON THE ROAD "FILMS"』に収録されるフィルムカメラ映像、1984年の「A PLACE IN THE SUN at YOKOHAMA STADIUM」と同じである。
メロディは『ON THE ROAD "FILMS"』でしか聞いた事がないがすぐに解った。
今回違ったのは ″ROCK & ROOL″ が "Oh!Yeah!!" の掛け合いになった事。

長野参加後に みん友のROY-BG5さん、まさきshogoさんから教えてもらったのだが、あのメロディはチャック・ベリーの「johnny b goode」だった。
バック・トゥー・ザ・フューチャーでマイケル・J・フォックス演じるマーティが1955年にタイムスリップした学校の「魅惑の深海パーティ」で演奏したあの有名な曲である。
ストーリーでは、マーティが演奏するギターに魅せられたチャック・ベリーの従弟マービン・ベリーが「これを聴いてくれ!新しいネタが欲しいって言ってただろ‼」とチャックに電話をするシーンがある。
何度も観た映画なのに何故今まで気づかなかったのだろう...f(^^)
ROYさん、まさきshogoさん、ありがとうございました‼

アンコール1が終了
省吾さんとバンドメンバーが下手に退いた後も声援と拍手は続く。
やがて再び省吾さんたちが現れ、メインステージに全員が整列すると深々とお辞儀をする。そしてそれぞれの位置に着く。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「もう、気付いてると思いますけど、今回のセットリストは1976年から86年に作った...俺が23歳から33歳までの10年の間に書いた曲だけで構成してみました。おそらく多くの方が、10代、20代に聴いていた曲だと思います。そして数こそ少ないですが、若い世代にも届いてくれたらなぁと思ってます。」 ADU 拍手
「どうもありがとう!」 ADU 大きな拍手

アンコール2
25曲目 君が人生の時...
優しいピアノの音色と同時に「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988 」のエンディング映像がスクリーン映し出されると拍手が沸き起こった。
省吾さんのファンなら一度は観に行ったライブ映画だろう。
二次元映像と3D生音源の融合。映画館と全くスケール感が違うアリーナ会場で観るエンディングは感動でしかない。

間違いなく今回のライブのラストにふさわしいナンバーだ。
そして人気アーティストに登り詰めた省吾さんにとっても感慨深いナンバーだろう。

以上、ライプレポート

ON THE ROAD 2023
Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX” 
長野二日目、横浜(2days)、さいたま(2days)、そしてファイナルとなった有明二日目。今回、6公演参加したが、どの会場も素敵な夜を過ごすことが出来ました。
省吾さん、本当にありがとうございました。
ON THE ROAD 2023は終わりましたが、まだ続くであろう省吾さんの旅に付き合わせてください。どうかお身体に気を付けて。再会の時を楽しみにしています。

そしてこのライブレポを通して、参加出来なかった方、参加された方にライブ会場の興奮をどれだけお伝え出来たかわかりませんが、最後まで読んで下さりありがとうございました。

以下、セットリスト
第一部
 1. 愛の世代の前に
 2. 壁にむかって
 3. HELLO ROCK & ROLL CITY
 4. BIG BOY BLUES
 5. いつかもうすぐ
 6. もうひとつの土曜日
 7. 愛しい人へ
 8. DANCE
 9. 東京
 10. MONEY

第二部
 センターステージ
 11. MAINSTREET
 12. さよならスウィート・ホーム
 13. 終わりなき疾走
 14. 青春の絆
 15. 19のままさ
 16. ラストショー
 メインステージ
 17. ON THE ROAD
 18. J.BOY
 19. 明日なき世代
 20. 家路

アンコール1
 21. SWEET LITTLE DARLIN'
 22. 今夜はごきげん
 23. HIGH SCHOOL ROCK & ROOL
 24. あばずれセブンティーン

アンコール2
 25. 君が人生の時...
Posted at 2024/01/30 21:52:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2024年01月28日 イイね!

【有明アリーナFINALネタバレ(其の一)閲覧注意】ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”

【有明アリーナFINALネタバレ(其の一)閲覧注意】ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”
※ここからネタバレ閲覧注意です。
 ご覧になりたくない方は退出ください。
1月20日(土)
今夜はON THE ROAD 2023 FINAL
ライブレポも5回目になるが、ライブ中の雰囲気、省吾さんのMCなど記憶は大分定着したが、さいたまに続きこの日も収録が入っており、MCも少しばかり替わった点もあった。
今回は、その辺を修正した形でレポを書きたいと思う。

入場すると場内は既にオーディエンスでほぼ埋め尽くされ、省吾さんの話題が賑やかに飛び交う中『The Moonlight Cats Radio Show Vol.1 Vol.2』がBGMとして流れている。
スクリーンには、大きなジュークボックスが中央に映し出され、その右にはネオン管の様に時折チカチカしながらカラフルに色変化するツアータイトルのロゴが輝く。
左には「初恋」のサビ部分の詩が英文で書かれている。
alt

※公演前後関係なく場内は撮影、録音禁止です。
 ツアーサイトのオフィシャルフォトを使用しています。

やがて賑やかな会話は拍手と手拍子に変わり「A PLACE IN THE SUN」が流れる。
その後、スクリーンに映し出されていた大きなジュークボックスがレトロな木造レンガの喫茶店に置かれたものだった事に気付く。
ジュークボックスのゆっくりとした引き映像。
やがて赤いキャップを被りリュックを背負った少年が、ワクワクしながらジュークボックスに駆け寄るとお気に入りのナンバーをセットし「よし!」と頷く。
ジュークボックスの前に陣取った円形のウッドスツールに座るとセットされたレコード盤に針がそっと落とされ前奏が流れる。
そう...そのナンバーこそ、省吾さんの「初恋」なのである。
やがてラフな服装のギターケースを背負った若い女性が現れ、ジュークボックスに近づくと「いい曲だよね」と言わんばかりに少年に向けてサムズアップする。
彼女もまた少年の横にウッドスツールを並べ座ると「初恋」のLP版ジャケットを少年にプレゼントする。

ジュークボックス奥の壁に目を向けると、古びてボロボロに破けた ON THE ROAD
2023 のツアー広告ポスター(ノルマンディ地方の断崖でギターを弾く省吾さん)が貼られている事に気付く。そう...これは現在ではなく、私の息子世代よりももっと先の未来。十数年、数十年先の未来映像なのだ。
"Bob Dylan”、"The Young Rascals”、"The Beach Boys”、"The Motown”、 "The Memphis Sound”と省吾さんが少年、青春時代に夢中で聴いていた洋楽アーティストの名を連ねるジュークボックス。
その中に“Shogo Hamada”の名が刻まれている。
「初恋」もまた未来永劫聴き継がれていくのだ。(この映像演出に鳥肌と涙が...)

やがて彼女は持っていたエレキギターを少年に渡し優しく教える。
ここでオープニング映像は終わる。

このオープニングは「ON THE ROAD 2005-2007 "My First Love"」の映像作品にどこか似ている。少年が学校から帰るや否やレコード盤をセットして「A PLACE IN THE SUN」を聴きながら″フッフフゥ~ン、フ~ン、フ~ン、フ~ン”と鼻歌を歌うシーンだ。そう考えると今回のツアーオープニングの「A PLACE IN THE SUN」「初恋」の曲順は意味深い。

オープニング映像終盤、バックバンドメンバーと省吾さんが現れると大きな声援が場内に響き渡る。オープニング映像が終わり、省吾さんの「Are you ready ?」の掛け声にオーディエンスが「Yeah~!」と応える。一気に場内は熱気で包まれた。

1曲目 愛の世代の前に
スクリーンにはピカソの「ゲルニカ」の絵が映し出される。
この絵から省吾さんの痛烈なメッセージが胸に突き刺さる。
今もなお各地で紛争が起こおり、事実多くの民間人が犠牲になっている。
その怒りを放つようなキレのある町史寛二さんのエレキギター。
省吾さんの″Wow! oh! oh! oh~‼”の叫びと同時にバンドメンバーの後ろで爆破音が鳴り響き、煙が立ち上がる。

2曲目 壁にむかって
初の武道館アリーナコンサート40周年を記念して2021年の秋にリメイクされた。
ON THE ROAD 2022 ″LIVE at 武道館”に落選した私は今回初めて生で聴く。
オフィシャルYouTubeで公開されたMVと変わらぬセクシーな歌声だ。

3曲目 HELLO ROCK & ROLL CITY
″HELLO~ SAITAMA CITY!"と恒例の開催地名で歌う替え歌は、オーディエンスを一層盛り上げてくれる。

4曲目 BIG BOY BLUES
中二の時にリリースされたアルバム『J.BOY』に収録されているが、おそらく参加したライブでは初めて聴くナンバーだ。(...たぶん)
当時と変わらぬ爽快感が漂う。
歳を重ね太く艶のある低音域と少し擦れたセクシーな高音域の歌声に引き込まれる。
そして長田進さんのギターがめちゃくちゃカッコ良すぎる‼ 鳥肌がおさまらない。
映像作品では是非、長田さんのギター演奏姿をクロップして欲しい。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
省吾さん(以下SH)
「前回のアリーナツアーは2016年なので、実に7年ぶりになります。
「その間にパンデミックがあってブランクがあったにも拘わらず、そして...延期になったにも拘わらず。」 オーディエンス(以下AUD) 爆笑
「でもこうやってたくさんの人に集まってもらえてとても嬉しいです。」
「どうもありがとう‼ 楽しいコンサートに、楽しい夜にしたいので最後までどうかよろしく‼」  AUD 歓声

5曲目 いつかもうすぐ
100% FAN FUN FAN 2018 で初めて聴いたナンバー。
カナダのシンガーソングライター、イアン・タイソンの「Someday Soon」のカバー曲。カントリーミュージックを切ない詩に載せてポップにアレンジした曲はどこか懐かしさを感じる。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH 
「どうぞ座ってください...」
 AUDが座ると「良かったぁ~」と省吾さん。 AUD 笑
SH
「今日は間に休憩を入れた2部構成で少し長めのコンサートになります。
「皆さん自分の体力体調に合わせて楽しんで頂けたら嬉しいです。」AUD 拍手
SH
「さて...日常の中で自分の事を書類に書く時、職業欄にソングライターって書くことがあるんだけど...子供の頃...″あの時、あぁ言えば良かったなぁ”とか、″こう言うべきだったんだなぁ”とか思う事があって、それを手紙に書いたり、ノートに書いたりしてました。....で、やがて大人になって詩を書くようになって...ソングライターになったんだけど...ある時 ふと"あぁ、もしかして俺は誰かの手紙の代筆をしている様なものなのかなぁ”って気付いたのね。」
SH
「例えば...報われない恋をする女性がいて...そのそばには真剣に彼女を想う男性がいて...でも自分の想いを伝えられずにいるんだけど、砕け散る覚悟で勇気を振り絞って彼女にプロポーズをして...やがてその想いが伝わって...ふたりが結ばれてくれたらいいなぁなんて...そんな思い込めてこの詩を作りました。」AUD 拍手

6曲目 もうひとつの土曜日
福田裕彦さんが弾くシンセサイザーの切ないメロディーと同時にエメラルドグリーンの照明が観客席を照らす。

7曲目 愛しい人へ
100% FAN FUN FAN 2019以来聴くナンバー。
前奏はどこか不安を感じるメロディーだが、歌い始めると一気に詩の世界に引き込まれる。省吾さんの曲には、臆病が故に″恋愛などゲームさ、かけひきさ"と切り捨てる類の詩をよく見るが、このナンバーは、恋愛に臆病なそんな主人公が真実の愛を知った瞬間なのだろう。

8曲目 DANCE
会場の雰囲気は一変する。このナンバーも比較的最近リメイクされたばかりだ。
エコーのきいたシンセとピアノのミステリアスな前奏と共に、ステージに散りばめられたネオン管照明がカラフルに変化し、サーチライト照明は点滅を繰り返す。
省吾さんの″Dance Keep on dansing..." の歌声が会場に響き渡ると、ドラム、ベース、ギター、サックスフォンの力強い音色が鳴り響き歌へ突入する。
どこか近未来的に演出されたDANCEは飛躍的に進化した。

9曲目 東京
闇に包まれた夜の東京。交差点で多くの人々がせわしく行き交い、路地裏ではパトカーのランプが点滅している。そんな映像がスクリーンに映し出される。
雑踏の中、せわしく歩く足音、鳴り響くサイレン、威圧的な車のクラクションの音が聞こえてきそうだ。
″ディスコで恋して” が、″クラブで恋して”に現代風にアレンジされた替え歌はお馴染みとなった。
″ドライブ・イン”も死語であるが... 息子曰く今は″道の駅”だと...(笑
確かに79歳の親父は近所の″道の駅”を今でも″ドライブ・イン”と言っている。
でも、このナンバーで″道の駅”はあり得ない‼ カッコ悪すぎる...(笑

10曲目 MONEY
スクリーンには燃え上がる炎。力強く鳴り響くエレキギター。
リズムに合わせて ″ブォッ、ブォッ”と音を立てて燃え上がる炎...その熱線を受けて顔が一瞬熱くなる。サビでは、燃え上がる炎に熱せられた太く巨大な鎖が砕け散るアニメーションが映し出される。″金に溺れた者はすべてを狂わし、すべてを失う″という警告ともとれる抽象的な映像だ。
″愛してる愛してる... もっともっと...”のフレーズは女性が歌うパートに定着した。

ここで第一部が終了し休憩時間

ラジオから流れている様な演出で、9月6日にリリースされた『The Moonlight Cats Radio Show Vol.3』が、省吾さんのDJでナンバーが紹介される。
スクリーンには楽しそうに演奏して歌う省吾さんとバンドメンバーの姿が映る。
この映像作品がめちゃくちゃ良かったと思うのは私だけだろうか...
トイレに行くのが勿体ない。必ず開演前にトイレに行く事をお勧めしたい。
場所は何処かのレトロな木造建ての小さなレコーディングスタジオか...
省吾さんとバンドメンバーを囲むように撮影用の円形レールが敷かれ、その中で楽しそうに演奏して歌っている。それを撮影するカメラワークがもの凄く良い。
そして何より、省吾さんとバンドメンバーがカッコ良すぎる...泣
平均年齢は疾うに60歳を超えているはずだが、みんな間違いなく″イケオジ”だ。
そして場所は変わり、真っ白な洋風の広い部屋の中央で演奏するシーンもあった。
映像作品がリリースされる際には、特典映像として収録して欲しい。

省吾さんのDJで最後のナンバー紹介が終わるといよいよ第二部‼

to be continued...



Posted at 2024/01/28 20:58:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記

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