※ここからネタバレ閲覧注意です。
ご覧になりたくない方は退出ください。
長野参加では必死に記憶に留めようとメモ帳と筆記用具を持参したが、スタンド席でスクリーン映像が見え難く、今回、横浜公演(2Days)に参加した結果、新たに気付いた事や違っていた部分にも気付いた。
長野のレポを基に加筆修正しようと思うが、30,000字の制限があるため2回に分けてレポする。
初日はギリギリ開演5分前の入場であったため、二日目は余裕をもって入場。
紫ちゃんのお兄さんも参加されているとの事で、入場後に会ってご挨拶。
お兄さんの席番なんと!? センターステージ目の前! 10mと離れてない神席!!
お兄さんにとって忘れられないライブなったでしょうね...(^^)
17時前、観客席は既に半分以上埋め尽くされ皆ワクワクした表情だ。
省吾さんの話題が賑やかに飛び交う中『The Moonlight Cats Radio Show Vol.1 Vol.2』がBGMとして流れている。
スクリーン中央に大きなジュークボックスが映し出され、その横にはネオン管の様に時折チカチカしながらカラフルに色変化するツアータイトルのロゴが輝く。
やがて賑やかな会話は手拍子に変わり「A PLACE IN THE SUN」が流れる。
17時半開演。
スクリーンに映し出されていた大きなジュークボックスがレトロな木造レンガの喫茶店に置かれたものだった事に気付く。
ジュークボックスのゆっくりとした引きの映像。
客の話声が微かに聞こえる喫茶店内。
赤いキャップを被りリュックを背負った少年が、ワクワクしながらジュークボックスに駆け寄るとお気に入りのナンバーをセットし「よし!」と頷く。
ジュークボックスの前に陣取った円形のウッドスツールに座るとセットされたレコード盤に針がそっと落とされ前奏が流れる。
そう...そのナンバーこそ、省吾さんの「初恋」なのである。
やがてラフな服装のギターケースを背負った若い女性が現れ、ジュークボックスに近づくと「いい曲だよね」と言わんばかりに少年に向けてサムズアップする。
彼女もまた少年の横にウッドスツールを並べて座ると「初恋」のLP版ジャケットを少年にプレゼントする。
ジュークボックス奥の壁に目を向けると
古びてボロボロに破けた ON THE ROAD2023 のツアー広告ポスター(ノルマンディ地方の断崖でギターを弾く省吾さん)が貼られている事に気付く。
そう...これは現在ではなく、数十年後の未来映像なのだ。
私の息子世代よりももっと先の未来。
省吾さんが少年時代に夢中で聴いていた洋楽アーティストたちの曲のように「初恋」もまた未来永劫聴き継がれていくのだ。(この映像演出に鳥肌と涙が...)
やがて彼女は持っていたエレキギターを少年に渡し優しく教え始める。
省吾さんの話で意気投合したふたり。
ここでオープニング映像は終わる。
このオープニングは「ON THE ROAD 2005-2007 "My First Love"」の映像作品にどこか似ている。少年が学校から帰るや否やレコード盤をセットして
「A PLACE IN THE SUN」を聴きながら″フッフフゥ~ン、フ~ン、フ~ン、フ~ン”と鼻歌を歌うシーンだ。
そう考えるとオープニングの「A PLACE IN THE SUN」「初恋」の曲順は意味深い。
オープニング映像の終盤、ステージにバックバンドメンバーと省吾さんが現れると大きな声援が場内に響き渡る。オープニング映像が終わり、省吾さんの「Are you ready ?」の掛け声にオーディエンスが「Yeah~!」と応える。
一気に場内は熱気で包まれた。
1曲目 愛の世代の前に
スクリーンにはピカソの「ゲルニカ」らしき絵が映し出される。
この絵を知る事で省吾さんの痛烈なメッセージが胸に突き刺さる。
今もなお各地で紛争が起こおり、事実多くの民間人が犠牲になっている。
その怒りを放つようなキレのある町史寛二さんのエレキギター。
省吾さんの″Wow! oh! oh! oh~‼”の叫びと同時にバンドメンバーの後ろで爆破音が鳴り響き、煙が立ち上がる。
2曲目 壁にむかって
初の武道館コンサートから40周年を記念して一昨年の秋にリメイクされた。
ON THE ROAD 2022 ″LIVE at 武道館”に落選した私は今回初めて生で聴く。
オフィシャルYouTubeで公開されたMVと変わらぬセクシーな歌声だ。
3曲目 HELLO ROCK & ROLL CITY
″HELLO~ YOKOHAMA CITY!"と恒例の開催地名で歌う替え歌は、オーディエンスを一層盛り上げてくれる。
4曲目 BIG BOY BLUES
中二の時にリリースされたアルバム『J.BOY』に収録されているが、おそらく参加したライブでは初めて聴くナンバーだ。(...たぶん)
当時と変わらぬ爽快感が漂う。
歳を重ね太く艶のある低音域の歌声と少し擦れたセクシーな高音域の歌声に引き込まれる。そして長田進さんのギターがめちゃくちゃカッコいい‼
鳥肌がおさまらなかった。この先参加するライブも注目したいナンバーだ。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
省吾さん(以下SH)
「前回のアリーナツアーは2016なので、実に7年ぶりになります。その間にパンデミックがあってブランクがあったにも拘わらず、こうやってたくさんの人に集まってもらえてとても嬉しいです。どうもありがとう‼
楽しいコンサートに、楽しい夜にしたいので最後までどうかよろしく‼」
オーディエンス(以下AUD) 歓声
5曲目 愛のかけひき
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH 「どうぞ座ってください...」
AUDが座ると小声で「良かったぁ~」と省吾さん。 AUD 笑
SH「今日は間に休憩を入れた2部構成で少し長めのコンサートになります。皆さん自分の体力体調に合わせて、歌ったり踊ったり楽しんで頂けたら嬉しいです。」AUD 拍手
SH「さて...日常の中で自分の事を書類に書く時、職業欄にソングライターって書いてるんだけど...
...で、子供の頃...友達と喧嘩したりして″あの時、あぁ言えば良かったなぁ”とか、″こう言うべきだったんだなぁ”とか思う事があって、それを手紙に書いたり、ノートに書いたりしてました。
やがて大人になって詩を書くようになって...ソングライターになったんだけど...ある時 ふと"あぁ、もしかして俺は誰かの手紙の代筆をしているのかなぁ”って気付いたのね。」
SH「例えば...報われない恋をする女性がいて...そのそばには真剣に彼女を想う男性がいて...でも自分の想いを伝えられずにいるんだけど、砕け散る覚悟で勇気を振り絞って彼女にプロポーズをして...やがてその想いが伝わって...ふたりが結ばれてくれたらいいなぁなんて...そんな思い込めてこの詩を書きました。」
AUD 拍手
6曲目 もうひとつの土曜日
福田裕彦さんが弾くシンセサイザーの切ないメロディーと同時にエメラルドグリーンの照明が観客席を照らす。
おそらく上階席からはアリーナ席を照らす灯りが水面の様にゆらゆらと揺れているはず。会場全体を見渡し照明演出を堪能できるのは上階席の特権だ。
私も長野では存分に堪能した。
7曲目 丘の上の愛
8曲目 DANCE
会場の雰囲気は一変する。
このナンバーも比較的最近リメイクされたばかりだ。
エコーのきいたシンセサイザーとピアノのミステリアスな前奏と共に、ステージに散りばめられたネオン管照明がカラフルに変化し、サーチライト照明は点滅を繰り返す。
同時に省吾さんの″Dance Keep on dansing..." の歌声が会場に響き渡るとドラム、ベース、ギター、サックスフォンの力強い音色が鳴り響き歌へ突入する。
リメイク版DANCEは飛躍的に進化した。
9曲目 東京
闇に包まれた夜の東京。交差点で多くの人々がせわしく行き交い、路地裏ではパトカーのランプが点滅している。そんな映像がスクリーン映し出される。雑踏の中、せわしく歩く足音、鳴り響くサイレン、威圧的な車のクラクションの音が聞こえてきそうだ。
″ディスコで恋して” が、″クラブで恋して”と現代風にアレンジされた替え歌はお馴染みとなった。″ドライブ・イン”も死語ではあるが...
息子曰く今は ″道の駅”だと...(笑
確かに78歳の親父は近所の″道の駅”を今でも″ドライブ・イン”と言っている。
でも、このナンバーで″道の駅”はあり得ない‼ カッコ悪すぎる...(笑
10曲目 MONEY
スクリーンには燃え上がる炎。力強く鳴り響くエレキギター。
リズムに合わせて ″ブォッ、ブォッ”と音を立てて燃え上がる炎...その熱線を受けて顔が一瞬熱くなる。サビでは、燃え上がる炎に熱せられた太く巨大な鎖が砕け散るアニメーションが映し出される。″金に溺れた者はすべてを狂わし、すべてを失う″という警告にもとれる抽象的な映像だ。
″愛してる愛してる... もっともっと...”のフレーズは女性が歌うパートとして定番となった。
私は沈黙。隣で紫ちゃんは熱唱していた...笑
ここで第一部が終了
休憩時間
ラジオ番組の様な演出でDJの省吾さんが、9月6日にリリースされた『The Moonlight Cats Radio Show Vol.3』のナンバーが紹介される。
楽しげに演奏し歌う省吾さんとバックバンドメンバーの姿がスクリーンに映る。
この映像作品がめちゃくちゃ良かったと思うのは私だけだろうか...
トイレに行くのが勿体ない。必ず開演前にトイレに行く事をお勧めしたい。
場所は何処かのレトロな木造建ての小さなレコーディングスタジオか...
省吾さんとバンドメンバーを囲むように撮影用の円形レールが敷かれ、そのカメラワークがもの凄く良い。
そして何より、省吾さんとバンドメンバーがカッコ良すぎる...泣
平均年齢は疾うに60歳を超えているはずだが、皆間違いなく″イケオジ”だ。
「Till There Was You」では場所が変わり、真っ白な洋風の広い部屋の中央で演奏する。
次回の映像作品がリリースされる際には、特典映像として収録して欲しい。
省吾さんのDJで最後のナンバー紹介が終わるといよいよ第二部‼
to be continued...
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