ブレーキパッド交換

前回のタイロッドエンドブーツ交換の時に同時にやっていれば良かったですが、ブレーキパッドが減っていたので交換します。
ジャッキアップし、タイヤを外します。
キャリパーを止めているボルトの2箇所のうち下側のみを緩めて抜き取ります。14mmのメガネレンチで外しました。

するとキャリパーが上のボルトを支点に持ち上がるので、持ち上げて針金で落ちて来ないように引っかけておきます。

純正パッドはご覧のように外側が大分減っています。残り3.5mmくらいでしょうか。

純正を取り外し、新品を入れていきます。
今回のパッドは最近出たばかりのディクセルKPという純正相当のパッドになります。低ダスト、ロングライフを謳われており期待できます。
グリスとシムも付属されており非常に助かります(笑)

写真は助手席側になってしまいますが、パッド交換して厚みが増せば、キャリパーは閉じることができないのでピストンを一番いっぱいまで戻してやる必要があります。
本来は専用ツールがありますが、持ち合わせがないので、ウエスをピストンにかませてポンププライヤーで押し戻しました。
ブーツや他に傷を入れないように慎重に。

交換後逆の手順で元に戻して、タイヤを組み付け、ジャッキを下ろします。
トルクレンチでホイールナットを103Nで締め付け、次にエンジンをかけてブレーキを数回ポンピングを行います。
※これを忘れるとブレーキが効かなくドカーンとなります。

踏み始めはスコーンとブレーキが抜けたようになりますが、何回か踏んでいくとピストンとパッドが適性位置に馴染み、ブレーキが効くようになります。
これは必ず行う作業です。

ピストンを戻すとブレーキオイルも戻って増えます。
左右交換してMAXラインを超えてきましたが、溢れはしなかったです。
少しオイラーで抜き取り、量を調整します。

規定量になりました。

抜き取ったのはこれくらいでした。

外した純正は外側が減り、内側はまだ残っていました。
これは左右共に同じ減り方でした。

パッドウェアインジケーターがついている内側はまだ警告金具のラインまでは余裕があります。

ディクセルさんのKPというのはまだ出たばかりで殆どレビューがないのですが、少し走ってみた感想は制動力は純正相当か少し良く効くくらい。あと鳴きは起こりませんでした。
取り付け前に1C弱の面取りもしたのでその効果もあるかもしれません。

雨天時の効きはまた後日確認しようと思います。

ブレーキは重要保安部品ですので、自信のない方は専門の方にお願いした方が良いです。
交換は自己責任でお願いします。