フィルム施工(リヤガラス側熱成形)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2021/08/29 60325km
真夏のエアコンの効き補助のため
フィルムを貼り付け。
Y!ショッピングで安い物を探し、
物はBraintecのセール品を選択。
https://www.braintec.co.jp/filmlineup/
サイドは透過率88%のIR断熱 IR-88CL
クォーターとリヤは、
透過率32% 断熱スモーク PRO-CBK30
耐久性を考え材着品を選択。
サイドは遮熱目的のため色はつけず、
リヤはプライバシーと遮熱を期待したものにしたい。
特にこの車は、リヤガラスに熱線がないため
一般的な分割タイプでは、分割線が目立つ。
そのため
1枚貼りをするために熱成形対応品を探した。
リヤとクォーターの透過率は純正プライバシーガラス並みの
約30%を選択。
ハードコートのおかげで水抜きのスキージをかなり強めにかけたが傷になっていない。
2
熱成形や貼り方は、Youtube動画で要領を確認し、
特に、
曲率が厳しい、2代目マーチや三菱iの施工を参考にした。
そう言っても、
1回目は安易に熱成形をかけ、左右端の上下方向にシュリンクできないシワが残ってしまい失敗。後でツインは難易度高めの部類と知った。
リヤは熱成形するためガラスを外して室内で施工。上部のガラスハッチモールが邪魔になるので剥がし、
施工後貼り直した。
半年前に張り替えしたばかりなので、
ガラスに粘着部が残らず剥がせたので
両面テープを用意したが使わず。
リヤガラスは球面だが、フィルムは長手の1方向のみシュリンクできるため位置決め、固定方法、シワ取りの事前の段取りが重要。
ガラス面にベビーパウダーを軽く塗ってフィルムを
動きやすくし、セパレータが上になるようにガラス外面に置く。
中央部横一線をたるみなく張り、
左右端は上下にシワが出ない位置に合わせ、余計な部分を切り出し。
次に、フィルムとガラス間にH字状に石鹸水を吹きフィルムを貼り、
左右をテープで固定。
この状態で H字の部分にシワが出ないように貼りそこで発生したたるみは上下にシワとしてまとめ、
ヒートガンを使いドライ状態で熱成形。
かなりの量を収縮させるが、フィルムは30-40%縮ませることができることを頭に入れて熱をかけて縮ませる。
H字のシワなく張った部分には極力熱を入れないよう注意して
温め、軍手をつけた手のひらでやさしくシワを押さえるようなイメージで平面に慣らしていく。
温めすぎると溶けたりするので時々停めて冷まし、
全体状況を確認、どこを温めるのかを考えて
慌てずに進める。
ある程度出来たら、左右のテープを剥がし、フィルムとガラスの間、全面に石鹸水を吹いて再度フィルムを置き
ウェット成形で仕上げる。
ドライ、ウェットとも
時々休憩で冷めた状態を作り、再度温めたほうがシュリンクの効率が良いと感じた。
また、取り付けなどの穴の部分はフィルムが平面に張るためシワが残りやすい様子。
3
1時間半くらいで狙った形になってきたので、
上下左右をダーマトペンでセパレータ側に型取りし切り取り。
普通のカッターで切れるが、刃は頻繁に交換して引っ掛かりなないように意識した。
今回使ったカッターは、壁紙の重ね合わせの部分に使う、
OLFAの刃の薄い黒刃カッターを使用。切りあとが細くシャープに仕上がる。
4
石鹸水をセパレータとフィルムの間に吹いて巻取り、
貼るときにセパレータが自然に反転してゴミ入りを防ぐ
巻き取り法が良かった。
事前に
ガラス内面を洗浄しスキージで水切り後石鹸水を吹いた上にフィルムを貼りつけ、位置合わせをする。
スキージで中央部の上下左右の水を切って
斜めに四角へ水切り、
最後、穴部分にシワが少し出てくる。
ここは穴を切り抜くことでほぼシワが消えるが、残った物は上下方向にシワを集め、ヒートガンで温めてシュリンクさせた。
5
クォーターはトレーシングペーパーでも良いが、
透明で伸縮しにくいA4クリアファイルを貼り付け、
そこに型取りし、フィルムをあてて左右面一緒に切り取った。
ハッチ側から貼り付けできるため、
30分程度で完了
6
左右一緒に切るため、セパレータに左右を明記しておき互いちがいになるように合わせて切り取り。
7
サイドも外から合わせて型取り、左右一緒に切り取る。
8
ドア内部を養生し貼るだけだが
前後方向で巻き取ってしまったため、ガラスに貼る際、
下部10cmぐらいが養生面についていた埃をいくつか巻き込んでしまった。
上下方向、かつ上から貼るように巻くべきだった。
ガラス内側に石鹸水を吹き、
フィルムの上1/3をスキージで水切り、貼り付け、
前後方向、下部をウェザーストリップに滑り込ませて、
全体をスキージで水切り、
3日ほどガラスを開けないように養生。
効果は、
Frガラスとサイドガラスの日射によるジリジリな暑さに差を感じる。
炎天下走行時の背後からの熱が減っている。
エアコンの強さも一つ下の風量や、内気循環にしなくても冷える時が増えているため、それなりの効果は感じる。
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