サウンドナビ音質調整

GWのお休みなど外出自粛で時間がありましたので、簡易デッドニングとサウンドナビのサウンド設定変更を実施しました。
画像はラッシュの物ですが、防音系はパイオニアのサウンドエンジニア風に行いまして、内張りは建材用片面ブチルとシンサレートで制震遮音と軽く仕上げました。共振しない程度で十分です。

最初にマルチウェイ·タイムアライメントを決めていきます。
決める前にカットオフ周波数を63〜80Hzの−12dB/octで切って、ローカットは4kHzとして基準を決めておきます。
数値はコンベックスで実測して入力しています。レーザー距離計があれば楽かも知れないです(^_^;)

タイムアライメントが決まったらクロスオーバー設定。
左右ドアスピーカーの繋がりと音量調節をしていきます。どうしても合わない時はスロープを下げたり上げたり、TAを遠くしたり近くしたり微調整します。(2は微調整した画像)
この時点で左スピーカーの繋がりが出たのでコピー機能で右スピーカーも同じ設定とし、音を聴きながらローカットを3.15kHzに下げてバランスが整ったように感じました。

ピンクノイズを出しながら、フラット設定でスマホのアナライザを見ながらイコライザを決めていきました。
アナライザのゲージが揃うようにしてみたらこんな感じです(^_^;)

よく聴く曲を聴きながら最終決めていきます。調整使用曲はHAGの"瞬きをせずに"と、ときのそらの"ゆっくり走れば風は吹く"です。
イコライザを決めた後、左スピーカーの音量が上がった感じがしたので再調整。
すると音質に濁りが出てきたのでスロープも−18dB/octへ切り直しました。これで良い空間が構築出来ました。

クロスオーバーを微調整してボーカルが引っ込んでしまったので、イコライザーの2kHzだけ2ステップ上げました。

隠し味のリアスピーカー。
カットオフとスロープはフロントと同一設定。音量はスピーカーがあるのかないのか分からないくらいに調整。
音が引っ張られることがなくなれば理想かも知れないです。

最後にエフェクト関係。
ラウドネスなど使いたい所ですが、音が崩れるのでトーンコントロールで補正。
DIATONE関係のエフェクトでpremiDIA HD機能がありますが、圧縮音源以外を再生するといらん補正がかかり共鳴音っぽくなるのでオフしてます。
サラウンドはその時々の気分で切り替えてますが、スタンダードの方がぼやけないのでこちらのほうがイイかもしれないです…