最近すっかりみんカラが疎遠気味となっているが、我が愛車も総走行距離が45000kmを超えてなお絶好調。快適な長距離通勤ライフをエンジョイしてい…た。つい数日前まではな。今日は悲しい漢の、悲しい出来事についてレポートしてみよう。
さて、近畿~中国地方の人間にはよく知られているが、中国自動車道には
「宝塚トンネル」という難所がある。長く、そして勾配の変化するワインディングのうえ、連続する3つのトンネル。そのうえ、坂の頂上にはオービスという渋滞要素に満ち満ちた素敵ポイントだ。ほとんど悪意のようにも思えるね。
そんな場所なので、普段から自然渋滞が発生するし、雨が降っただけでも渋滞。工事なんかしてようものなら大渋滞。事故など起きた日には20km以上の超渋滞間違いナシという、
「責任者呼んで来い!」と叫びたくなること請け合いのこのポイントだが、恐ろしいことに私の通勤路には、この宝塚トンネルが含まれているのである。
そして、ある朝、よりによってその難所で事故を
起こしやがったヤツがいたのだ。
…
まぁ、私も何回か事故をしているので、多くは言うまい。
しかし…しかしだ。
もうちょい時と場所は考えてくれ! 頼む!!
私は宝塚トンネルのすぐ傍の宝塚インターから高速に乗っているのだが、周辺道路も渋滞してしまっている。通常、我が家から10分ちょいで高速に乗れるのだが、その日は一時間かけてもインターに近づくことさえ出来ないないほどの超絶大渋滞だったのだ。 ちなみに正常時の通勤時間は50分ほどだ…デカルチャ…。
どうにもこうにもならんので、宝塚トンネルを挟んだお隣の西宮北インターまで下道で移動。こちらも大渋滞しているのだが、どうにか制覇して西宮北から高速へイン! 高速へ上がってみると、後ろが糞詰まっているために嘘のようにガラガラ! とっくの昔に始業時間は過ぎ、既に多くの方々を長時間お待たせしている状況。
ここで踏まねば、いつ踏むというのだ!! クシャナ殿下も思わず惚れ直す気合い一発、アクセルをガバチョと踏みこむ。
もともと高速性能に優れたCX-7。それに加えてRS☆Rのサスで固められた足回りを有し、BR-ROMでCPUチューニングされた我が愛車は、驚異のハイ・アベレージで高速を駆け抜ける。ここであまり詳細は書けないが、Max 95skm/hくらいかな。 (注:skm/h表記については過去記事を参照)
ふ~、流石に少々ムチャしたが、なんとかタイムロスは最小限には出来たな。 高速を降り、ETCゲートをくぐったところで信号を待ちながら一息つく。 そこで前に停車している軽自動車に何気なく目をやると、マフラーから白煙を吐いている。 「ちゃんと整備しとかなきゃ、高速上で停まるぜ?」などとニヒルにひとり苦笑い。 …そして、ふと気づく。 その匂いに。 モノの燃える匂いに。
白煙を吐いているのは前の軽自動車ではない。
我が愛車、CX-7のエンジン・ルームだったのだ。
Posted at 2009/10/28 13:10:34 | |
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