さぁ、殻さえ割れてしまえばコッチのもの。内部の工作に取り掛かろう。現在、イカリングの主流は2種類あり、ひとつはLED光源、そしてもうひとつはCCFLと呼ばれる蛍光管を光源とするものだ。それぞれに一長一短があるのだが、今回は取扱いは繊細だが、光量が段違いに豊富なCCFLを使用することにする。
目玉のサイズを計測して、CCFL管を発注。今回は
CCFLパラダイスさんから購入した。ここはCCFLイカリング専門店というマニアックそのものなwebショップだ。Loビーム側は径90mmのO型、Hiビーム側はC型楕円・長径112mmを選択。せっかく作った作品が速攻で壊れても悲しいので、お値段は倍以上するが、耐久性の高い高品質バージョンにしておいた。発光色は青と白があるが、白色を選択。
CCFLは蛍光灯と同じ原理なので、蛍光管の他にインバーターが必要だ。今回は異径2灯用を左右一個ずつ購入。ちょっと厚みが気になるが、まぁヘッドライト内には仕込めるだろう。
Hiビーム側に使用するC型CCFL管には、捻じれによる破損防止用か、プラスチックのガードがついているのだが、CX-7にこのまま装着すると光軸を遮ってしまうので、プログレス・ナイフでばっさりカットしてしまおう。左がカット後ね。形成終了後、ヘッドライト・インナーにマスキング・テープをで仮止めする。
さて、いよいよ点灯実験を行うのだが、それには勿論12Vの直流電源が必要だ。ソル・バルウ制作の際にはi-color FLASHとの絡みもあったので、わざわざ車内に持ち込んでテストしていたのだが、流石にそれは面倒だ。かといって、安定化電源は結構なお値段がするので、わざわざ購入するのもバカバカしい。ということで、家の中を探してみると、ありました!
12V・1AのAC-DCアダプター。 ちなみに、
エネループの充電器用のものだ。パーツ屋で買ってきた電源ジャックにリード線とワニ口クリップをハンダ付けし、アダプターから電流を取り出せるようにする。総工費200円くらい。1AなのでHIDの点灯なんかは無理だろうが、CCFLのテスト点灯くらいなら大丈夫だろう。今後の電装系D.I.Y.にも役立つだろうしね。
さぁ、いよいよ点灯実験だ。
テストとは言え、やっぱりこの瞬間はドキドキするね。
モノ造りの醍醐味ってヤツだね。
いざ! ポチっとな!!
おおぅ、
エクセレント!! 気になっていた発熱も、5時間連続運転試験を実施してみたのだが、CCFL管・インバーターともほとんど発熱なしだ。 ちょ~っとHi側のCリングにフィッティングの難があるのだが、まぁなんとか誤魔化せる範囲かな? Lo側は完璧なフィッティング。ただ、CCFLに限らずLEDでもそうなのだが、イカリングには構造上、一部光らない箇所がある。今回使用した高品質版では、その部分にご丁寧に装飾を施してあるので、無発光部分が目立ってしまっている。
とりあえず点灯試験は成功したので、これからはこの辺りの改良と、よりカッコよく見せる工夫、そして実装にとりかかろう。 お~し、ノッてきたぜ!
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D.I.Y | 日記
Posted at
2009/05/29 22:49:20