2009年03月06日
CX-7が納車されて、約2週間。1200km程を走らせてみたが、やはり非常に面白いクルマだと思う、今日この頃だ。しかし試乗の時の印象とはちょっと違う点もあるので、備忘録的に現在の所感をメモしておきたいと思う。
まずは動力性能だが、エンジンはなかなかパワフル。1.7tの巨体を気持ちよく加速させてくれる。V6の様な滑らかさはないものの綺麗に回る。でもちょっと線が細い印象だ。ターボなのだが、パワーの出方は割とリニアで、個人的にはもうちょっとドカンと効くセッティングが好みかなぁ。まぁ、今時そんなセッティングを好むヤツも珍しいと思うが。
CX-7はターボの弱点を上手く隠すようなセッティングがされている。ターボ・システムは構造上、低回転では働かないので、加給が始まるまではただの2.3lエンジンに過ぎない。となると低回転でのトルクが不足してくるのだが、そこは一速のギア比を下げることでカバーしている。一速はほとんど発進専用と言っていいほどロー・ギア化されており、Dモードでも1速は1秒ほどで2速へチェンジされている。なるほど、こうやって発進時のかったるさを無くしてるのね。同様に6速は、高速巡航専用。6速で踏んでもなかなか加速しないし、ゆるい登り坂でも失速する。これは燃費稼ぎモードだね。
スポーツ・モードはなかなか優秀で、ブリッピング制御などはしていないが、ギア・ダウンもスムーズ。変速も速いし、これは相当遊べる。逆にDモードでは高いギアからのキック・ダウンがワン・テンポ遅くてちょっと不満。しかし、面白いことにキック・ダウンは2段階になっていて、軽く踏むと1速、ガバチョと踏むと2速シフト・ダウンする。へ~へ~へ~。よく出来ているが、やはりCX-7はスポーツ・モードでガチャガチャやりながら走るのが面白いね。もちろん、ゆったりフツーに走っても非常に快適だし。
うむ、流石はMAZDA! Zoom-Zoomの名の下に何でもかんでもスポーツにしちゃわないと気が済まない社風は、このクルマにも脈々と受け継がれている。「Sports Utility Vehicle」とは名ばかりの、ちっともスポーツしてないSUVが溢れかえるなか、このクルマは必要以上にスポーツしている。まさにコイツは漢車だ。しかし、100m走ってステア一発、「あぁ、MAZDAだなぁ」と思える点は凄いね。今の日本にこんな強力なアイデンティティを持ったメーカーは他に無いだろう。
しかし、1月の販売台数が47台だと!? …MAZDAの中の人からは不吉な情報も漏れ聞こえてくるし、一代限りの名車にならないことを切に願う。
Posted at 2009/03/06 22:46:44 | |
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CX-7雑感 | 日記
2009年03月04日
CX-7に乗り換えて、初の燃費計算。どきどき。
586.9km / 62.4l = 9.4km/l
おお、上出来じゃん! カー用品店やディーラー、ホームセンターなどに足繁く通っているので、高速走行だけじゃなく地道走行も多いのに、この燃費とは! まぁ、まだ車に慣れていないこともあって、あまり踏んでいないのも事実なのだが、何もイジらず、普通に走ってこの値は嬉しいね。Z Roadstarでは初めて計算した時は卒倒したもんなぁ…燃費グッズいれて、走り方覚えてからは9km/l以上は走ってたけど。
電装イジりのためバッテリーを外したりしてるので、なかなか計測できないのだが、そろそろ戦闘巡航速度での計測もしてみたいね。やっぱり体感以外でも、使用前と使用後の各種データを比較してみたいしね。
…って、何の話だ、オイ。
Posted at 2009/03/04 10:37:14 | |
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CX-7雑感 | 日記