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Dr. せばすちゃんのブログ一覧

2009年06月07日 イイね!

豪快かつA型

逆転の発想により、模型用アクリル塗料の使用という光が見えてきたので、今度は使用する色について検討していこう。

逆に模型用となるとアホほど色数が多い。一番入手しやすいGSIクレオス(旧グンゼ)のラッカー系アクリル塗料である「Mr.カラー」シリーズだけでも200色近くあるんじゃないかな? おまけに一部を除けば混色も可能なので、まさに選びたい放題だ。

今度はその膨大な色数の中から、好みの色味を探し出さなければならない。また、塗装というのは実際に塗ってみないと解らない一面があるのが厄介なところ。下地によっても色味は変わるので、塗ってみてから「あれ? なんか違うよな~」なんてことは日常茶飯事だ。



う~む、どうしよう?
どうやって、色を決めればいい?






え~い、悩んでいても始まらんわ!!




というわけで、とりあえず使えそうなのを全部塗ってみた。 グダグダ悩んでるより、力任せで解決しようという実に漢らしい判断だ。 写真が上手く撮れなかったのでイマイチ判りにくいが、メタリック系で全6色、下地をグレーと黒の2種類ずつの合計12パターンをエアブラシで塗装。今回使用した色は「スーパーチタン」「クロームシルバー」「スーパーアイアン」「焼鉄色」「黒鉄色」「ブラックグレー」の6色だ。

ふ~む、この中だと「焼鉄色」「黒鉄色」あたりが良い雰囲気だしてるね。前述の先頭3色は綺麗なメタリックを表現するために作られた、ちょっと高価な特殊塗料なのだが、個人的にはイマイチだね。あ、でも「スーパーアイアン」に混色したら、面白いモノが作れるかも?






この辺りの色を参考に、Adobe Photoshopで映像を加工してみた図。この例では、インナー部を「焼鉄色」風に置き換えている。こうすると出来上がりのイメージを掴みやすいのだが、なかなかイイ雰囲気出てんじゃない? おし、もちょっと研究してみますか~。





決して、試験勉強から逃避してるワケじゃないぞヨ。
Posted at 2009/06/07 23:45:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年06月06日 イイね!

華麗なる逆転

軟弱かつ脆弱モヤシっ子、ちょっと根性が足りてないMAZDAメッキのせいで、ヘッドライト・インナーを塗装で処理しなくてはならない羽目になったTH作戦。まぁ、己の技術の未熟さもあった訳だから、嘆いてばかりいても仕方あるまい。塗装についての作戦計画を立案することにしよう。


ここで問題となるのは塗料だ。 ヘッドライトはかなりの熱を発するので、その過酷な環境に耐えうる塗料を使用しなくてはならない。 しかし、耐熱塗料というものは色の選択の余地がほとんどなく、インナーに使えるのはシルバーかフラット・ブラック位しか選びようがない。耐熱塗料の大御所・オキツモからは「ブラッククロム」という良さげな名前のモノが出ているが、施工例を見てみると、ただの黒にしか見えない。う~ん、もうちょっと色気のある色味にしたいんだけどなぁ。

色の選択肢という意味では、模型用の塗料がブッちぎりで豊富だろう。ラッカー系アクリル塗料+ウレタン・クリアーであれば塗膜の強度も確保できると思うが、やはり耐熱性が心配だ。webで情報を漁ってみると、アクリル塗料でも200度程度までは耐性があるようだが、どうなんだろうね? さらに調査を進めてみると、HIDのLoビーム側はともかく、Hiビームに使用されているハロゲン球は表面温度が250度近くにもなるらしい。 うむむ、電球が直接インナーに接するわけではないが、やはりアクリル塗料では無理があるかなぁ。





耐熱塗料で使えそうなのは艶消し黒くらいしかない。


でも、単純な艶消し黒なんてイヤだ!



誰も使っていない色で、
誰も達していない領域(エリア)へ辿り着きたいじゃないか。
…漢として!!




しかし、色を自由に選べるアクリル塗料ではライトの熱に耐えられない。


熱に耐えられる塗料にはフラット・ブラックしかない。





堂々と巡る理論。
さながらメビウスの輪のように。




しかし、ここで天啓のように脳裏に閃くアイデア!






そうか、ここは逆転の発想だ!!
(注:音が出るので仕事中の方は注意! つか、ちゃんと仕事したまへ)





かくして、銀河の歴史に新しい1ページが刻まれようとしていた。

Posted at 2009/06/06 15:53:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年06月01日 イイね!

脆弱、脆弱ゥ!!




イカリング実装の目途がついたら、次の工作にとりかかる。今回はイカリング装着の他に是非やってみたいことがあったのだが、それはヘッドライト・インナーのブラックアウト化である。先達の整備手帳なんかを読んでいると、艶消し黒を使ってブラックアウト化している方が多いようだが、私が目指すのはブラック・メッキ調のもの。上のイメージ画像のように、「ぬらりと光る大人なクローム調」みたいなのが、理想だね。


色々とリサーチと小実験、そして脳内検討を重ねた結果、純正のメッキ・パーツの上からラッカー系アクリル塗料のスモークを重ね塗りする方針に決定。「これさえありゃ、ポリプロピレンだって塗装してみせるぜ!」と豪語して憚らない無敵のプライマー「ミッチャクロン」をメッキ・パーツに塗布して、スプレー缶でスモークを吹いていく。なかなか感じのいいブラック・メッキ調になっていくのだが、どうしても均一に吹くのは難しく、微妙なムラが出来てしまう。ムラを潰すように重ね塗りすると、今度は色が濃くなりすぎてクローム感が減ってしまうと、なかなかに加減が難しい。何度かシンナーでスモークを落としてやり直していると、メッキに曇りが出てきてしまった。う~む、これではダーク・クローム調は無理だ…なんとかせねば! そう思ってしまったのが運の尽きであった。



作戦としては、仕上げ用の極微粒子・液体コンパウンドでメッキの表層を軽く磨いてやるというシンプルなものだ。ジャンクパーツのメッキ部品でテストしても大丈夫だったので、いけると思ってしまったのだが、私は唯一、かつ重大な失念をしていることに、このとき気づいていなかった。







そう、これはMAZDAのメッキだということを。




薄々は気づいていたんだ。
あの三木オフの際、
エンジンカバーのエンブレムのメッキが、2台に1台は剥がれかかっていることを。



薄々は気づいていたんだ。
殻割りしたばかりのはずのヘッドライトのインナーメッキが
小さくではあるが、既に剥がれている箇所があることを。





見事にごっそりメッキごと逝かれました。
ちなみに、ほんの軽く2往復しただけ。
あまりの驚きに、写真も撮り忘れちまったぜ、ベイベェ。






…つか…




脆弱にも程度ってモンがあるだろうが!!
社長呼べや、ゴルァ!!!











塗装でメッキなみの光沢を得ることは素人レベルではまず無理なので、事実上、修復は不可能だ。かくして、ブラック・メッキ化は挫折を余儀なくされてしまった。仕方がないので、メッキを落として表面処理後、サーフェイサーを塗布。

くっそ~、何色に塗ってやろうかしらん。
Posted at 2009/06/01 21:55:53 | コメント(8) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年05月29日 イイね!

薄暮に輝くイカリング

さぁ、殻さえ割れてしまえばコッチのもの。内部の工作に取り掛かろう。現在、イカリングの主流は2種類あり、ひとつはLED光源、そしてもうひとつはCCFLと呼ばれる蛍光管を光源とするものだ。それぞれに一長一短があるのだが、今回は取扱いは繊細だが、光量が段違いに豊富なCCFLを使用することにする。





目玉のサイズを計測して、CCFL管を発注。今回はCCFLパラダイスさんから購入した。ここはCCFLイカリング専門店というマニアックそのものなwebショップだ。Loビーム側は径90mmのO型、Hiビーム側はC型楕円・長径112mmを選択。せっかく作った作品が速攻で壊れても悲しいので、お値段は倍以上するが、耐久性の高い高品質バージョンにしておいた。発光色は青と白があるが、白色を選択。

CCFLは蛍光灯と同じ原理なので、蛍光管の他にインバーターが必要だ。今回は異径2灯用を左右一個ずつ購入。ちょっと厚みが気になるが、まぁヘッドライト内には仕込めるだろう。






Hiビーム側に使用するC型CCFL管には、捻じれによる破損防止用か、プラスチックのガードがついているのだが、CX-7にこのまま装着すると光軸を遮ってしまうので、プログレス・ナイフでばっさりカットしてしまおう。左がカット後ね。形成終了後、ヘッドライト・インナーにマスキング・テープをで仮止めする。


さて、いよいよ点灯実験を行うのだが、それには勿論12Vの直流電源が必要だ。ソル・バルウ制作の際にはi-color FLASHとの絡みもあったので、わざわざ車内に持ち込んでテストしていたのだが、流石にそれは面倒だ。かといって、安定化電源は結構なお値段がするので、わざわざ購入するのもバカバカしい。ということで、家の中を探してみると、ありました! 12V・1AのAC-DCアダプター。 ちなみに、エネループの充電器用のものだ。パーツ屋で買ってきた電源ジャックにリード線とワニ口クリップをハンダ付けし、アダプターから電流を取り出せるようにする。総工費200円くらい。1AなのでHIDの点灯なんかは無理だろうが、CCFLのテスト点灯くらいなら大丈夫だろう。今後の電装系D.I.Y.にも役立つだろうしね。



さぁ、いよいよ点灯実験だ。


テストとは言え、やっぱりこの瞬間はドキドキするね。
モノ造りの醍醐味ってヤツだね。




いざ! ポチっとな!!






おおぅ、エクセレント!! 気になっていた発熱も、5時間連続運転試験を実施してみたのだが、CCFL管・インバーターともほとんど発熱なしだ。 ちょ~っとHi側のCリングにフィッティングの難があるのだが、まぁなんとか誤魔化せる範囲かな? Lo側は完璧なフィッティング。ただ、CCFLに限らずLEDでもそうなのだが、イカリングには構造上、一部光らない箇所がある。今回使用した高品質版では、その部分にご丁寧に装飾を施してあるので、無発光部分が目立ってしまっている。



とりあえず点灯試験は成功したので、これからはこの辺りの改良と、よりカッコよく見せる工夫、そして実装にとりかかろう。 お~し、ノッてきたぜ!
Posted at 2009/05/29 22:49:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年05月27日 イイね!

シャイなアイツを引きずり出せ!




というわけで、無事に手元に届いた中古の右目だが、レンズも綺麗だし、モノは上々。さっそく今作戦の最大の難関である「殻割り」に挑戦してみる。通常ヘッドライトはネジなどの他に、雨が入らないようにブチル・ゴムを使用して密閉防水してある。これらを引き剥がす作業が、牡蠣の殻を割るのに似ていることから、俗称「殻割り」と呼ばれているのである。

殻割りは非常に難度の高い作業とされており、先人達の記録を読み漁っても、「二度とやりたくない」とか、「レンズを割ってしまった」とか、成功しても「あとで水が浸入してライトが死んだ」とか、不吉な記載も多い。 ホントに、こんなのD.I.Y.歴3か月の私に出来るのか? ま、とにかくやってみるべ!

結局、問題は「ブチル・ゴムをどう処理するか」の一点に限られてくる。ブチル・ゴムは温めれば水飴のように軟らかくなるので、熱して軟らかくしておいてから引きちぎるようにレンズを外すのだが、これがなかなか難しいらしい。ドライヤーやヒートガンであぶったり、熱湯に漬けたりしている例が多いようだが、私は今回、ガス・ファンヒーターを使用することにした。





予めライトのレンズを固定している5本のネジを外しておく。そして段ボールを利用して加熱用のボックスを作ってやる。おそらくサイズはギリギリの大きさにしておいた方が熱の輻射により、全体に熱が回りやすいだろう。今回はライトを梱包していたボックスを改造して再利用。このボックス内にライトを入れ、ファンヒーター前面に置き、20分加熱してやることにする。ファンヒーターの温度設定は設定上限の30度だ。

ちなみに、段ボールについている銀色に輝くアイテムは天ぷら用油温計だ。だって温度計が家になかったんだもん…ま、なんでも使うのが、せば流さ! なんせ天ぷら用…しかも油温計なので信頼度ゼロだが、ボックス内温度は約75度にまで上がる。サウナ並だね。




そうこうしているうちに加熱時間が終了。
火傷防止のために軍手を装着し、そっと慈しむようにヘッドライトを取り出す。


のるかそるかの一発勝負!


緊張が交感神経系を賦活させ、血圧と脈拍数を飛躍的に増大させる。
ノルアドレナリンの過剰分泌により、室温の上昇にも関わらず冷たい汗が噴き出す。


瞼を閉じ、大きく息を吸い、呼吸をとめる。

そして

くわっと眼を見開き、両手に力を込める!




喰らえ!! いざ、天地照覧!!






べりっ





おおおお、大成功!! しかもあっさりと成功!! え、ホントにこんなに簡単でいいの? ってくらいだ。どうも調べていくうちに、不安ばかりが増大してしまったようだ。「案ずるより産むが易し」とは正にこのことだね。

具体的には青丸の部分あたりを持って一気に引き剥がすだけ。充分にブチルが温まって軟らかくなっていれば、工具も馬鹿力も一切不要だ。引き剥がす際に、赤矢印のような小さなフックが上下に2か所ずつあるので、そこだけ指で持ち上げて外してやればオッケー!






殻さえ割ってしまえば、こっちのものだ。中のネジ類を外して4枚下ろしにした図。もう最大の難所は越えたと言って過言ではないだろう。くっくっく、ようやく閉じこもっていた殻から出てきやがったな。さぁ、どうやってイジってやろうかねぇ…ぬっふっふ。
Posted at 2009/05/27 12:05:20 | コメント(10) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記

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