先日のブログで謎かけはしたものの、誰も気づいてくれないんじゃないかとドキドキしてしまった十五の夜。(いくらなんでも十五はねーだろ) 何名か正解に辿り着いて下さったので一安心。というわけで種明かし!
正解はDefi社の「VSD X」なるシロモノだ。
これは所謂
「Head Up Display」と言われるもので、やはり元々は軍用飛行機のために開発されたシステムだ。透明な反射板に情報を投影し、それを読み取るというシステムなので、視界の妨げになりにくい。その結果、目線の先に情報を置くことが出来るので、最小限の視線移動で操縦者は必要な情報を読むことが出来るようになるのだ。つまり下を向いて計器を見なくてもいいディスプレイなので、HUDというわけだ。
この「VSD X」は不等辺六角形の反射板に、車速やエンジン回転数などのデータを投影することが出来る。Defi-Linkに対応しているので、追加機材をセットアップすれば、水温・油温などの様々な情報も選択表示可能と、拡張性にも富む逸品だ。
ただCX-7の場合はエンジン回転数の信号をエンジンルーム内のECUから取らなければならないので、私のようなDIYド素人には配線はメチャメチャ大変だ。
covaりんさんにメールで指導を受け、
marさんに電話で質問し、名古屋のBR-ROM書き換え会場の片隅で、
きよぽんさんと二人雨の中で悪戦苦闘して、ようやく配線の引き込みに成功。翌日は内装を剥がしまくり、半日がかりで設置を行った。
おおお、なかなか雰囲気あるじゃないの…さぁ、貴様の実力を見せてみろ!!
イグニッション・スタート! ポチっとなぁ!!
・
・
・
マイケル、車速が出ません!!
パルスを切り替えても駄目、フリー・パルス設定しても駄目、配線も大丈夫。おいおいおい、どうなってるんだよ! 初期不良か!? 社長出せ、ゴルァ!!などとオタオタ・ワタワタしていたら、ふと原因が判明。
コネクタのピン番号の数え方を間違えてました。 はっはっは、まぁド素人なんだから、そんなこともあるさ。 気にするな、社長!
というわけで、配線を取り直し、ついでに気も取り直してイグニッション・スタート!!
イヤン、素敵。
おおお、予想はしていたが、これはイイ! 写真は停車中なのでアイドル回転数が表示されているが、走り出せば車速表示に切り替わる。ブルーグリーンの文字が宙に浮いているようにも見えて、なんとも幻想的な雰囲気だ。特に夜間は視認性抜群で、コレがあると
純正のメーターはもう二度と見ないくらい快適だ。
本体に光センサーがついていて、輝度を自動設定してくれるので、昼間でも充分な視認性が確保されているし、夜間やトンネル通過時でも問題ナッシング。ちなみに上の写真はi-color FLASHと組み合わせて、
マルチ・インフォメーション・ディスプレイ化を企んでみるの図。この場所はイマイチっぽいけど、夢は広がるね。いや~、これまたイイ買い物したわ~。 …敢えて言おう。
漢なら黙って逝っとけ!!
Posted at 2009/04/08 02:11:40 | |
トラックバック(1) |
パーツ取り付け | 日記