私がこのプロジェクトを公開した時、まだ左ヘッドライト・ユニットは未入手であった。CX-7は希少車だけあって、なかなかオークションにも出品がなく、出ても何故か右目ばかりが出品されている状態だったのだ。かと言って、ディーラーで新品を買えば61000円とベラボーに高いライト・ユニット。新規購入なぞ、もってのほかだ。 ジーザス! トール・ハンマー作戦は材料を入手出来ないままに潰えてしまうのか!? しかし、ここで天啓が閃く! そうだ、
あの漢がいるじゃないか!!
そう、あの漢とはイカリングの先駆者、
covaりんさんだ。先日も紹介した彼のイカリング&サイド・マーカーはプロショップに製作を依頼されたものだが、彼の過去ブログを読み漁っていた私は知っていたのである。
彼がヤフオクで左目ライト・ユニットを購入し、それをショップに送って見積もりを出してもらったことを。 その後、現役のライトをあらためて改造しておられるので、その研究・見積もり用の左目ユニットが余っているのではないかと目をつけたのである。
早速、「こばえも~ん」と題したメッセージを送りつける無礼千万な、せばすちゃん。 かくして、
親切で
気高く、そして
高貴なcovaりんさんは、自宅に埋もれていた左目をついに発掘、お友達価格で譲って頂く次第となったのである。
…が!!
この呪われたプロジェクトは、そう簡単には前に進まない。
先日の記事のように、届けられたユニットからは
肝心要のサイド・マーカーがはずされていたのである。
高笑いから急転直下、絶望のズンドコまで一気に叩き落とされる、せばすちゃん。 covaりんさんに問い合わせてみると、どうもプロ・ショップとのやり取りの間に紛失したものらしく、行方は杳として知れない。それならばと、ディーラーにも問い合わせてみるが、ライトユニットはアッセイ部品であり、サイド・マーカーだけの販売はしていないとのこと。
前部リフレクターはCX-7においては必須ではないので、両方とも取っ払ってしまうというのも選択肢のひとつなのだが、もう既に右側にはELシートを仕込んでしまっている。今さら後には退けないというものだ。う~む、困った!
困り果てているところに、タイムリーにもオークションに左目の出品が! 運がいいのか悪いのかビミョーなところだが、とにかくコイツを落とさなくてはハナシにならない。 他にも入札者がいたのだが、接戦を制し、どうにか落札に成功! ちょっと予想よりも高値になってしまったが、どうにか予算内だ。 ふ~、やれやれだぜ。
…
…
…
…やれやれなのは、いいんだけどさ…
当然、部屋はこうなるわな。
80年代トレンディ・ドラマも吃驚の優雅な野郎の独り暮らし風景が、見るも無残な姿に…。だいたい、クルマのパーツってのはデカ過ぎんだよ。 AREA88やスミソニアンの倉庫だってこんなに散らかっちゃいないだろうさ! 明後日にはまたデカイのが二つ届くしなぁ…。
Posted at 2009/06/16 00:58:04 | |
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D.I.Y | 日記