昨日のブログで公開となった、製作中の「ソル・バルウ」の写真。これを見て、「あれ?」と思われた超スルドイお方もいるかもしれない。
「このパネル・デザインじゃ、i-Color FLASHを操作出来ないんじゃね?」 ぎくぎくっ。
そう、実はi-Color FLASHのロータリー・エンコーダーの周りには4つのプッシュ・スイッチがついていて、これで各種設定やモードの切り替え等を行うのである。しかし、ソル・バルウの化粧板にはスイッチらしきものは見当たらない。マウントの都合上、元のスイッチの位置にボタンを確保することが困難だったのである。 こりゃ、困ったね。
まぁ、このスイッチは一度設定したらほとんど触ることがないので、無くてもいいかな? 表示項目の変更なら、ロータリー・エンコーダーだけで出来るし…。そんな邪悪な雑念を、私の中の
漢魂が張り倒す。
「元々ある機能を削る? それは改良ではなく、改悪というのだ!」 がび~ん、…確かにその通りだ。漢たるもの、従来の機能は維持しつつ、更なる高みを目指すべきなのだ!
さっそく解決策を模索すると、やはり偉大なる先人はいるもの。愛知のアルテッツァ乗り・
始祖鳥さんという方が、i-Color FLASHのスイッチ信号を引き出す方法を公開されていたのである。
https://minkara.carview.co.jp/userid/192592/car/80323/304491/note.aspx
う~む、まさに私が欲していた情報そのものだ! しかし、この方法は技術的困難を伴う。
物凄く狭い間隔の端子に配線をハンダ付けしなくてはならないのである。しかも、すぐ隣の端子にブリッジしてしまうと、LCD電源もしくはマイコンが死亡するという超ハイリスクな工作だ。
ハンダ付けは出来ることは出来るが、せいぜい人並みの技量しかない。経験値もラジコンの配線程度で、そんな細かいハンダ付けの経験は皆無だ。いくら激安大特価で譲ってもらったとはいえ、一撃でi-Color FLASHが使用不可能になるような「清水の舞台からスパイラル・ダイブ」的な工作は出来ないだろ。ここは別の方法を考え…
どじゅ~~~っ
…って、おおおぉぉいいい!!!
やっちまいました。ルーペによる目視確認とテスターチェックでは、奇跡的になんとか成功。私の中の
漢魂がうそぶく。「漢の真価は出来るか、出来ないかではない。やるか、やらないかで決まるのさ」 まぁ、否定はしないが、理性を押しのけて体のコントロールを奪うのはやめて欲しいね。どこぞの三佐じゃないんだから。
ちなみに端子間ピッチは約1mm。隣に触れたら、即オシャカ。よくド素人がこんなトコにハンダ付け試みるよなぁ…我ながら恐ろしい子。 もちろん、良い子はマネしないように!
Posted at 2009/04/27 23:32:32 | |
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D.I.Y | 日記