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Dr. せばすちゃんのブログ一覧

2009年04月27日 イイね!

我が辞書に「改悪」の2字はなし




昨日のブログで公開となった、製作中の「ソル・バルウ」の写真。これを見て、「あれ?」と思われた超スルドイお方もいるかもしれない。「このパネル・デザインじゃ、i-Color FLASHを操作出来ないんじゃね?」 ぎくぎくっ。






そう、実はi-Color FLASHのロータリー・エンコーダーの周りには4つのプッシュ・スイッチがついていて、これで各種設定やモードの切り替え等を行うのである。しかし、ソル・バルウの化粧板にはスイッチらしきものは見当たらない。マウントの都合上、元のスイッチの位置にボタンを確保することが困難だったのである。 こりゃ、困ったね。

まぁ、このスイッチは一度設定したらほとんど触ることがないので、無くてもいいかな? 表示項目の変更なら、ロータリー・エンコーダーだけで出来るし…。そんな邪悪な雑念を、私の中の漢魂が張り倒す。「元々ある機能を削る? それは改良ではなく、改悪というのだ!」 がび~ん、…確かにその通りだ。漢たるもの、従来の機能は維持しつつ、更なる高みを目指すべきなのだ!


さっそく解決策を模索すると、やはり偉大なる先人はいるもの。愛知のアルテッツァ乗り・始祖鳥さんという方が、i-Color FLASHのスイッチ信号を引き出す方法を公開されていたのである。
https://minkara.carview.co.jp/userid/192592/car/80323/304491/note.aspx



う~む、まさに私が欲していた情報そのものだ! しかし、この方法は技術的困難を伴う。物凄く狭い間隔の端子に配線をハンダ付けしなくてはならないのである。しかも、すぐ隣の端子にブリッジしてしまうと、LCD電源もしくはマイコンが死亡するという超ハイリスクな工作だ。

ハンダ付けは出来ることは出来るが、せいぜい人並みの技量しかない。経験値もラジコンの配線程度で、そんな細かいハンダ付けの経験は皆無だ。いくら激安大特価で譲ってもらったとはいえ、一撃でi-Color FLASHが使用不可能になるような「清水の舞台からスパイラル・ダイブ」的な工作は出来ないだろ。ここは別の方法を考え…







どじゅ~~~っ



…って、おおおぉぉいいい!!!


 





やっちまいました。ルーペによる目視確認とテスターチェックでは、奇跡的になんとか成功。私の中の漢魂がうそぶく。「漢の真価は出来るか、出来ないかではない。やるか、やらないかで決まるのさ」 まぁ、否定はしないが、理性を押しのけて体のコントロールを奪うのはやめて欲しいね。どこぞの三佐じゃないんだから。





ちなみに端子間ピッチは約1mm。隣に触れたら、即オシャカ。よくド素人がこんなトコにハンダ付け試みるよなぁ…我ながら恐ろしい子。 もちろん、良い子はマネしないように!
Posted at 2009/04/27 23:32:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年04月26日 イイね!

粉塵と有機溶媒の中で




前回公開したプロトタイプを元に、いよいよ「オペレーション・ソル・バルウ」は本制作へ突入する。 決していい加減に作りすぎて、プロトタイプが実用に耐えられない精度だったなんてコトはないんだからねっ。

本制作にあたり、プロトタイプで気に入らなかったバイザー部分の改修も並行して施工してみよう。






プラ板で作ると、あまりにノッペケペーで色気に欠けるのと、夏場は熱による変形の恐れがあるため、別の素材を検討する。100円ショップやホームセンターを歩き回り、白羽の矢が立ったのがコイツ。 実はプリンターの用紙受けだ。 ジャンク・コーナーで60円也。素材が何かはよく判らないのだが、樹脂のくせにかなり熱に強く、直火に突っ込まないと変形しないタフネスぶりだ。おかげで加工には苦労したが、これで夏場でも大丈夫かな?





既にせば家では第一級の戦力となっている新兵器、プログレス・ナイフでブッタ切り、コンロの直火に突っ込んで曲げ加工し、本体にフィッティング。 うむ、前よりはいい感じになってきたね。 フロント・パネルも穴開け・補強をしつつ、プラモのジャンク・パーツでデッチ・アップしていく。(注:デッチ・アップとは、それっぽく適当にデッチ上げる紳士のテクニックである) これに操作パネルがつくと結構カッコよくなるんじゃね? ちなみに本体の芯材には木製のボールペン・ケースを使用。これはメーカーの販促品なのでタダ。 しかし…とことん安上がりだな、オイ。 芯材を中心にパテを盛り、もとの曲線を生かしつつ全体像を制作していく。ひたすら盛っては削るの作業なので、部屋の中は粉だらけだ。げふごふ。





大まかな形状が見えてきたところで、CX-7のダブルルーフの曲面に合わせるため、車内で現物合わせ。ダッシュボードをアルミテープで養生し、離型剤としてハンドクリームを塗った後、ソル・バルウ下面にポリエステル・パテを盛り、半乾き状態で押しつけて固定。はてさて、どうなりますことやら…。




しかしまぁ、なんだ…


CX-7に乗り始めてから、やたら粉塵と有機溶媒にまみれている気がするのは気のせいだろうか? きっと気のせいだよね、うんうん。
Posted at 2009/04/26 20:03:06 | コメント(5) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年04月19日 イイね!

命名!「オペレーション・ソル・バルウ」






先日から作成している「HUDをカッコよくマウントするアイテム」だが、ちまちま作っているうちに徐々にイメージが固まってきた。なんとな~く、大昔の伝説のシューティング・ゲームに出てくる飛行機みたいな形状になってきたなァ。というわけで、このマウント・アイテム開発作戦を「オペレーション・ソル・バルウ」と命名することにする。しかし、今時「ゼビウス」なんて知ってる人間いるのかね?





外ヅラのイメージが固まってきたので、併行して電装品の実装方法を検討していくことにする。しかしここで問題となるのが、この「i-Color FLASH」のデザイン。中途半端に丸っこくて、「貴様それでも軍用か!?」と思わず怒鳴りつけたくなるような軟派なデザインである。(注:もちろん軍用ではありません) ちなみに写真の仮マウント時も、このシルエットをどうにかしたくて、角ばったカバーを作ってかぶせている。





今回はマウントに際して、液晶パネルの分離を試みるべく手術に踏み切ることにする。もちろんケースを開けた段階で保障の適応はなくなるので、良い子はマネしないこと! 基板は2重構造になっていて、液晶&コントロール基板が基板間コネクタで接続されている。ここに延長ケーブルを作成してかませば、液晶の分離は可能と思われる。が、10mm×5mmのコネクタに配線が30本! そんな鬼のようなハンダ付けが出来るか!! てなわけで、液晶パネルの分離は断念。 





仕方が無いので、カバー前面を引っぺがした状態で化粧板に取り付ける方法を取ることにする。カバーはこれまた微妙にラウンドしているので、剥がしておかないとマウントが困難なのである。基板は前面カバーに固定されているので、ちょっと細工して後面カバーに固定しなおしてやる。ちなみにコントロール・ダイアルの他に、一個背の高いコンデンサ(?)が飛び出すので、逃げ穴を作っておく。もちろん、後から化粧板を細工して隠してやるけどね。

…なに? 四角い穴がどうして2個もあるのか…だと? バカめ、有事に備えてシステムを2系統持っているのは世の中の常識だ。出来る漢というのは、全てを想定し、万全の準備を怠らないものさ。





裏側大公開の図。自分で言うのもなんだが、ものすごく効率的な電装マウントだ。隙間もまったく無く出来たのでガタツキもない。トーシロが現物あわせでテキトー作った割りには上々の出来だね。




あ、ちなみに前回、「プログレッシブ・ナイフが何処かに落ちてないかな~」とか書いたが、なんと落ちてました! amazonに。 そこ! 呆れて黙らないように!
Posted at 2009/04/19 23:35:35 | コメント(7) | トラックバック(1) | D.I.Y | 日記
2009年04月15日 イイね!

プロジェクト始動!

先日新しく立ちあがった新規プロジェクト「HUDを華麗に取り付けよう大作戦」。 華麗で美しく、そして典雅にHUDをインストールする壮大なプロジェクトなのだが、ゴミ箱をぶった切る所から始まるという、一見華麗さとは程遠いところから工程が始まるところが、せば流である。


まずは、製作の方向性のイメージを掴むために、スーパー・ラフな試作品を作ってみる。




プラ板で簡単にバイザーを製作して取り付け。上面に穴あけ加工して、半埋め込み式で設置してみた。おお、これだけでも、なかなかいい感じじゃないか?





助手席から見た図。ちょっと私の思っているイメージよりも背が高いかな。下面1/3くらいはダブルルーフの形状に合わせてカットしちゃった方がいいかも。ダブルルーフの手前側は傾斜がついているので、i-color FLASHを仕込むための開口部面積は維持しつつ、全体の背の高さは抑えられるかな? あとはバイザーの形状も要検討ですな。


しかし、ABSの加工は実に面倒だ。プログレッシブ・ナイフが欲しいなァ…。何処かに落ちてないかしら。
Posted at 2009/04/15 01:02:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | D.I.Y | 日記
2009年04月13日 イイね!

「ナメとんのか貴様」的燃費

長く苦しい東征の結果、ようやく手に入れた魔法の小箱「BR-ROM」 コイツを実装してから約一週間、最初のフルタンク給油の機会がやってきた。この一週間、気持ちよく走るようになった愛機を、何も考えずにクルマまかせに走らせてみた。そう、音の響きたい長さを、旋律の流れたい先を見極めるがごとく。

なるべくバイアスがかからないように、マニュアル・モードは一切使用せず。エコ運転を心がけるなんてショボイことは言わぬ。せっかく軽く走るようになった愛機に、そんなシミったれた走りをさせるワケにはいかんしね。戦闘巡航速度は前回計測時と同じく約60~70skm/hだ。

さ~て、どうかな? BEE☆RのHPには「燃費もよくなる」みたいなことを書いてあるが、流石にそれは難しいだろう。なにせ、これだけ気持ちよく走ってるのだ。何かを手に入れれば、何かを失う…そのバランスで世界は動いているのだよ、ゲール君。ま、めちゃくちゃ悪化してなければ、それで良しとするさ!



615.2km ÷ 61.1l = 10.1km/l 



ちょ…なんだよ、そのフザけた燃費は! あれだけ走って、実測燃費がソレか!? いくら高速道路主体の通勤だっても良すぎるだろ! 今回の計測中には渋滞に巻き込まれた日も含まれてるし…。 i-Color FLASHで見るところ、ブーストのかかりもよくなってるし、インジェクション時間も増えているのに、どうしてこんな結果になるんだろうなぁ。ROMチューンって奥が深いね。



ちなみに、私は広告費も貰っていない相手を無条件に持ち上げるほど善良な人間ではない。ありえね~!と思っているそこのアナタ! とりあえず、町田へゴー!
Posted at 2009/04/13 23:11:53 | コメント(10) | トラックバック(0) | パーツ取り付け | 日記

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何シテル?   11/28 00:22
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