さて、ようやく新しい相棒が納車されたものの、このままでは私の場合には実用に耐えない。私が毎日120kmを走破しているということは前にも述べたが、その道程の大半は高速道路である。ところが面妖なことに、
高速道路を高速で走ると激怒するという、トチ狂ったとしか思えない国家権力が日本には存在するのである。絶対、世の中オカシイよね!
というわけで、レーダー探知機は私にとっては必需品。これがなくては恐くて走れないというほどの依存度である。もっとも、せば家ではより優雅に
RWS(Radar Warning System)と呼んでいるがね。(注:カリオストロ伯爵調でどうぞ) 前の車にもユピテル製のGPS・小型液晶つきのモデルを搭載していたのだが、
四六時中何かを喋ってなければ気が済まない非常に騒々しいヤツだったので、買い換えることにした。
ちなみに優秀な高速ランナーは常に周りの警戒を怠らない。最近では、後ろからステルス・レーダーを一瞬だけ照射、速度オーバーを検知されたら即キップ。つまり、いくらRWSを搭載していても、反応した時には手遅れのケースもあるのだ。そこで常に後方をミラーで警戒、不穏な動きのクルマが追従して来ないかをチェックする必要がある。かつて日本帝国海軍で零戦を駆り、1機の僚機も失うことなく64機を撃墜した大空のサムライこと坂井三郎氏も、
「空戦において最も大事なことは周囲の見張りと速度を保つこと」だと仰っているからね、うんうん。 「通勤は空戦なのか!?」という浪漫を解さない無粋な突込みを華麗にスルーしつつ、とにかく後方目視警戒とレーダー波検知を両方兼ね備えた、ミラー型レーダーを今回は採用することにした。CX-7のダッシュボードは、あまりゴチャゴチャとモノを乗せない方がカッコイイ気がするしね。
納車当日に早速オートバックスにて購入・設置。機種はユピテルの最新型・
MCR997si。ミラー型レーダー初の緩曲面鏡の採用で、全幅が268mmと、従来型よりも32mm幅が縮小されている。CX-7自慢(?)のエクステンション付きバイザーと干渉したら困るので、わざわざ高いモデルを買うハメに。恐らくは300mmの従来型でも大丈夫なんだろが、まぁ君子は危うきに近寄らないものだ。(注:だったら飛ばすなという外道な意見は却下だ) 計画通り、装着後のクリアランスは余裕。
機種選定でコイツが勝利したのは、このレーダー・スコープ2なる機能に拠るところが大きい。レーダーや取締り地点を複数同時表示し、危険度によって警戒優先順位をつけて、位置と距離を視覚的に判りやすく表示してくれる。Heading Up表示が出来るので、ステアを切ると画面もグルンと滑らかに回転する。
無駄に演出や表示がカッコイイのがユピテルのアドバンテージだ。 データの追加ダウンロードがベラボーに高いとか、ナメくさった点も多々あるが、結局ユピテルを選んでしまうんだよなぁ…。 その他、詳しいレビューはパーツ・レビューへゴー!
よし、これで通勤快速仕様に向けて、ひとつ前進だ。これからも戦闘力アップを目指して、手を入れていかねばっ!
…戦闘力?
Posted at 2009/03/01 21:58:59 | |
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パーツ取り付け | 日記