1/144 ドダイ(旧キット) 製作編その3
投稿日 : 2013年02月03日
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前回のフォトギャラアップ後、みん友さんから「VTOLユニット内に配線などをつけるべき」との意見を複数いただきました。
自分としても、やろうかどうしようか迷っていたものでもあったので、思い切って施工してみることにしました。
ただ、こういうのって、センスを問われるんですよね~(^_^;)
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いつもなら、完成後にジオラマ化するのですが、ドダイは思いのほか大きいので、ディスプレイを楽しもうかと考えています。
キットでは、機体下面にある穴に、ディスプレイの鍵を差し込むような形になっていますが、それではアレなので、磁石を仕込むことにしました。
使ったのは画像左にある百均ネオジム磁石。
これを機体下面の左右に仕込んでみました。
磁力があまりにも強力すぎて、金属性の道具(カッター、ピンセットなど)がすべて吸い付いてしまって、作業効率が落ちたのには笑いました。
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今回のドダイ製作の目玉の一つ、ヒートプレス。
実は初体験です。
みん友のおつるさんに相談したところ、このようなメッセが。
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まずオス型を作ります。
キットのキャノピー部分をくり抜いて、表からセロテープ等を貼って
めばりをしてから離型剤を塗ります。
油脂系だと後の洗浄が大変なので中性洗剤などでもよいでしょう。
キットの裏側からポリパテを押し付けて、これをオス型にします。
範囲はコクピット周辺だけで充分です。硬化する前に割り箸などを刺しておくと後の作業がしやすくなります。
ポリパテが硬化いたらキットから剥がし、よく水洗いして洗剤を落とし、気泡や欠けを修正します。
続いてメス型を作ります。今回の作業ならカマボコの底くらいの木の板があればよいでしょう。オス型の投影形状より1ミリくらい大きく、糸ノコでくり抜いて、メス型完成です。
使用するプラ板は0.5ミリくらいがいいと思います。
厚いと加工が大変ですし薄いと穴が開きやすいです。
加熱には電熱式のコンロが理想です。ガスだと火力がありすぎ、ろうそくだとススがついてしまいます。なければヤカンの口の湯気も使えますがいずれにせよ火傷に注意してください。
あとはプラ板をほんのり軟らかくなるまで熱して、メス型に当てながらオス型を押し付けて、冷えたら周りの余った部分を切り取って完成です。
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分かりやすい!
ただ、メス型作成が難しそうなので、今回は「型想い」というマテリアルに手を出してみました。
お湯で柔らかくなった型想いをキットに押し付けて型を取る(画像右)という簡単作業です♪
ちなみに「型想い」は、何度でも使えます。エコですねぇ。
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型想いは、冷えると簡単にキットから外せます。(画像上)
そこにエポパテを詰め、硬化してから再度お湯につけて型想いを外すと、画像下のようなオス型が出来上がります。
このあと、おつるさんのご教示に従い、気泡などの穴埋め作業をしました。
あとから知ったのですが、「型想い」とまったく同じ機能を持った商品が、ダイソーに売っています。「おゆまる」というもので、一部モデラーの間では有名なようです。
先日ダイソーに行く機会があったので、探したところ、見事ゲットできました(´▽`)ノ
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ストックしてあった百均プラバン(0.4mm)を使ってやってみます。
が、画像のように見事に失敗orz
ものすごく縮むということが分かりました。
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「ヒートプレス」でググると、どうやらプラバンによるヒートプレスは難易度が高いようです。
むしろ塩ビなどのほうが簡単らしい。
そこで買ってきたのが、画像上の百均カードケース。
これ、2重になっているので、はがすと2枚になるんですよね♪
それでやってみたのが、画像下の4枚。
うーむ、なかなかうまくいきませんil||li _| ̄|○ il||l
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その間にもおつるさんからありがたいご宣託が。
>塩ビ対応の接着剤が必要
>塗料も専用の物でないとうまく載らない
なるほど。
で、結局プラバンに回帰。
「もしかして百均プラバンとタミヤプラバンでは微妙に材質が違うかも」と考えてやってみましたが、結果は同じ。
どちらも縮んでしまいます。
何度もやっているうちに、まずはプラバンの上下フチが縮み始めることに気付きました。縮み始めると、メガネクリップが支えきれなくなって作業が続けられなくなってしまいます。
そこで、画像左から右のように、メガネクリップの位置を変えてみました。
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さらに作業を続けると、プラバンの場合、いったん縮み始めてから、再び伸び始めることが分かってきました。
回数を重ねる事、約20回。
ようやくそれっぽいものが出来ました。(画像左上)
切り出しのときに失敗する可能性も考え、同じモノを4つほど作ってヒートプレス終了。
引き続き切り出し作業。
それはそれで、なかなか大変でした(^_^;)
どうにか作業を終え、キットに合わせてみたのが画像右。
苦労が報われた瞬間です。
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