HBA用ステアリングコラムスイッチ交換(前編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
※※この記事はmiya320iGTさんのブログ『号外!051 【HBA実装記念 猿でもできる! BMW High Beam Assistant Retrofit】』を参考に、ステアリングコラムスイッチを交換した作業を記録したものです。
※※miyaさんいつもありがとうございます!
BMWのレトロフィットの定番になりつつあるハイビームアシスト(HBA)。
これを実現するにはステアリングコラムについているHBAスイッチにより起動させる方法と、オートライトと同時に起動させる方法の2つの方法があるようです。
前者は当然物理的なスイッチが必要。もし自分の車についていない場合は部品の後付けが必要となります。
後者は特別なスイッチを必要としないため、コーディングのみで実現できます。しかしHBAを起動したくないときでもHBAがONになってしまうので、ドライバーの意思でON/OFFはできません。
どちらを選ぶかは皆さんの好みですね。(笑)
今回は前者の方法、スイッチを後付けする方法で実現することにしました。
私の車にはHBAのスイッチが付いていないので、ステアリングコラムをHBAスイッチ付きのものに交換する作業となります。
2
はい、まずは定番のバッテリーのマイナス端子外しです。
320iはものすごく簡単にバッテリーが顔を出し、作業スペースも有り余るほどあるので、端子を外すのは1分もかかりません。
車種によってはバッテリーの顔を拝むまでに相当苦労するお車もあるとか。
でも、この作業はエアバッグを外すので絶対バッテリーを外した方がよいと思います。
3
エアバッグ(ホーンの中に入っている
)ユニットを外すにはステアリングの両脇にあるこの8mmほどの穴に棒を突っ込みます。
すると何らかのロック構造が解除されポコンと外れると。。。。
4
miyaさんやほかの方々のブログによると「割り箸がベスト!」との情報。
早速台所を物色。
でも、ここに大きな落とし穴が。
丸い穴には丸い割り箸と考えるのがシロートの浅はかさです。
正月に使ったのが大量に余っていたので、縁起もよさそうだとこれを使ったのが間違いでした。
どんなに角度を変えて突っ込もうと、「ふにゅっ」っとした手ごたえはあるもののエアバッグは外れてくれません。
だんだん焦ってきます。
焦ってくるとハンドルの周りは削れた割り箸の粉で真っ白に。
最後にはポキりと折れてしまいました。(ホンマに外れるんかい?!)
気を取り直して登場したのがコンビニでフツーにもらえる四角い割り箸。これを突っ込むと・・・いとも簡単に外れます。
ということで、正解は「四角い割り箸」を使うことでした。
5
外れたエアバッグユニットはこんな感じ。まだ細いハーネスでつながっているので、落とさないよう保持しておきましょう。
6
エアバッグユニットのハーネスは、「精密ドライバーを突っ込んで、爪を起こして外す」とのことですが、意外と奥まったところにコネクタが刺さっており、暗いし爪なんて全然見えません。
この写真は外した後の写真ですが、拡大して構造をよく見てから作業しましょう。
カンタンな構造ですので、爪の場所と、爪をどちらに押すのかが分かれば楽勝です。
写真の赤い矢印の先にある[-]形状の爪全体を下方向(電線のある方向)に押し付けながらコネクタを引っ張ると簡単に外れます。
(電線を引っ張るのはやめた方がよいです)
奥まっているので指が入らない・・・という時は先程の「四角い割り箸」が再活躍します。
お箸の国の人ですから、使い方はわかりますよね。
7
エアバッグユニットが外れたら、ステアリングそのものから出ているハーネス2本を外します。
1つ目はステアリングの中心より上方向にあるコネクタ。
これも写真で構造をよく見てから作業しましょう。
爪はステアリングの上方向に向いた状態で刺さっています。つまりステアリングの中心から見て外周方向です。
ここに精密ドライバーを突っ込んで引っ張ると抜けます。(ちょっと固いです)
8
2つ目はステアリングの中心より下方向にあるコネクタ。
写真で爪の場所を確認ください。
爪はステアリングの下方向に向いた状態で刺さっています。こちらもステアリングの中心から見ると外周方向になります。
このあたりの思想(仕様?)が統一されているのは、作業者が作業をイメージしやすくていいですね。
さすがモノづくりの国の製品です。
~~後編に続く~~
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( 交換 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク