
ここの所、忙しいのと、体調がイマイチなのとPCの調子も悪くて、みんカラを放置気味でした。
そんな中で、この間の日曜日の2月19日にルーテシアRSが1年目を迎えました。
そこで一年間使ってみた感想を○と×で評価します。
○
・ハイレベルなシャシー性能
私は文系の人間なので、機械的なことはよくわかりませんが、ルーテシアのシャシー性能には大満足です。何といっても路面に吸い付くように走る様には驚きでした。特別機械的なギミックがあるわけではないのですが、空力が優れているのでしょうね。F1のフロントウイングを模したウイングやリアのディフューザー、フロントフェンダーのエアアウトレットなど、国産車では見た目重視となりそうな空力パーツがしっかりと機能しているように感じます。
・やる気の出るエンジン
リッター100ps超のハイチューンエンジンを搭載してますが、このシャシーならまだまだ馬力のあるエンジンも積めそうです。ですから、回転を抑えて走ると、よく出来たハッチバックですが、ひとたびタコメーターの針を右側に釘付けすると、その性格は豹変。この、うれしい二面性にニンマリです。そして純正マフラーにもかかわらず、3000回転以上からの排気音もいい感じです。コンパクトな車体にハイパワーな大きなエンジン、エコエコな日本車ではまず味わえない組み合わせです。
・どこまでも行ける疲れない車
私の好きなクルマの使い方は、行き先を決めずにただひたすら走るということ。走り始めると、食事のために止まるのも嫌なくらいです。そうなると数百km走って疲れないというクルマはありがたい。このあたりは欧州車には一日の長があります。シャシースポールのルーテシアRSはシートの出来がいいと思う。バケットシートですが、身体をがっちりと固定するのではなく、しっかり固定するものの、どこかゆったりしたところがあり、ロングツーリングにはもってこいです。もちろんこれには思いのままに曲がり、止まるシャシーと、余裕のあるハイパワーエンジンの効果も大きいです。この一年間で北海道のあちこちを走りましたが、ここまで疲れないクルマってなかなか珍しいかもしれません。
・どんな時にも止まるブレーキ
今までいろいろなクルマに乗りましたが、満足するブレーキのクルマってそうそうありませんでした。ちなみにブレンボは初体験でしたが大満足です。危険回避のため高速からフルブレーキングで、ステアリングを切ってもコントロールしやすです。このブレーキ性能だけでもルーテシアRSを買う価値があると思ってます。
×
・なぜ四人乗り?
ここまでデキがいいので、×を挙げるとなると細かな話になります。まずは、通常ルーテシアが5人乗りなのにRSは4人なのか?リアシートはノーマルと同様なのに。もちろん乗れないことはありませんが、ヘッドレスト、シートベルトがありません。リアシートがさらに狭いメガーヌ3RSですら5人乗りなのに。ファミリーカーとしても使えるホットハッチとしてはこの変更はありがたくないものです。
・輸入停止ということ
一番の×は、日本の法律に対応できず、輸入を停止してしまったこと。メガーヌ3RSが日本に導入された今となっては、逆にルーテシアの存在が大きかったはずです。スポーツカーは欲しいけど、ファミリーカーとして普段は使いたい、このような人にはルーテシアRSはいい選択だったのに。
まぁ、逆に言えば、いいクルマを買って、これ以上ルーテシアRSが増えないぞというプレミアな喜びがあるので、×じゃなくて○ですかね。
これが我が家のルーテシアの一年間の走行距離です。この距離からも、どんなクルマなのかわかってもらえますよね?
Posted at 2012/02/24 21:03:13 | |
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