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2010年10月18日

「正気」と「狂気」の境界線!!タブーをぶち破る『精神』!!~My映画館~

「正気」と「狂気」の境界線!!タブーをぶち破る『精神』!!~My映画館~ 『精神』 ドキュメンタリー作品
監督:想田和弘

岡山県岡山市にある、外来の精神科診療所「こらーる岡山」。カメラは、代表の山本医師を頼ってやってくる患者たちを、ありのままに捉えていく。診療所に入って来るなり、抑えきれない不安をぶちまける女性。やがて平静を取り戻した彼女は、カメラに向かって、泣き叫ぶ自分の赤ちゃんの口を思わず手で塞ぎ、殺してしまった過去を淡々と話し始める。
写真を撮り、詩を書いて、自分の気持ちや世界観を表現する男性は、10代の頃に発症。その後25年間、先生の診療を受けているという。さらにカメラは、医師、スタッフ、ヘルパーなど心の病を患う人々の周辺まで写していく。

NY在住の映像作家・想田和弘監督の最新作です。
前作『選挙』に続きナレーション・説明・音楽一切なしで、観客が自由に考え、解釈できるドキュメンタリー作品。
今回、監督が題材に選んだのは、心の病。だが「こらーる岡山」に通う患者たちは、一見すると健常者と何ら変わらない。むしろ彼らの発言に深く共感し、作られた詩の美しさとその哲学に驚嘆させられるはずだ。心の病を患う人々と、いわゆる健常者の境界線とは? そもそも、そこに境界線が存在するのか? 日々の暮らしに忙殺され、鈍感になることで自我を守っている現代人より、感受性を失っていない彼らの方が、人間として正常なのでは…とさえ思われる瞬間も。人間の精神と言う…あやふやで深奥な世界を覗き込む入り口となってくれる作品だと思います。

実際、淡々と進んで行く画面に、タブーのカーテンの向こう側を少し、垣間見る事が出来て…
心の病を患う人々と、健常者の境界線を考えさせられるドキュメンタリー作品ですね
素晴らしい作品だと思いますわ。



期待度50%!!
実感70% (^.^)/~~~!!

次回ドキュメンタリー作品も期待します!!
想田和弘!!



《余談》
あの・・・
アメリカのマイケル・ムーア監督が・・・・
「生涯観た映画の中でも最高のドキュメンタリーだ」と語っている。
ゆきゆきて、神軍は、1987年公開の日本映画。
奥崎謙三の姿を描いたドキュメンタリーでした。日本国内外で多くの賞を受賞しました。
今村昌平企画、原一男監督ですが・・・
今後、想田和弘監督も世界を舞台に注目したいドキュメンタリー監督ですね(^^)v


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Posted at 2010/10/18 22:50:48

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