名探偵はもういない

『名探偵はもういない』
霧舎 巧 (著)

犯罪学者・木岬と義弟の敬二少年は、雪崩に道を閉ざされてとあるペンションに足止めされる。ワケありの客が集う雪の山荘では連続怪死事件が発生！はたして「名探偵」は奇妙な事件の謎を解けるのか!？あえて真相への手がかりを提示する“読者への挑戦状”付きで贈る、霧舎巧エッセンスにあふれた名作。

内容的には奇をてらった奇抜なトリックがあるわけでは無いですが、作者のちょっとした遊び心と丁寧な仕掛けに満ちたミステリー作品ですわ。
タイトルの意味も最後には良くわかりますし、読みやすい作品でした。



注意：私個人的な意見ですので、ご了承下さい。