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2017年01月24日

読者への挑戦!!

読者への挑戦!! 『挑戦者たち』
法月 綸太郎 (著)

実験的な作風で知られたフランスの作家、レーモン・クノーに「文体練習」という作品がある。内容の同じ文章を九十九通りに書いてみるという試みである。思いついてもなかなか実行できるものではない。他方で古来日本には、ものづくしという伝統があり、これは一つの話題をめぐって同類をひたすら列挙していく。本書が題材とするのはミステリーでときどきみかける「読者への挑戦」である。手がかりはこれまでに全て出そろっているので、真相を推理してごらんなさいというあの部分だけを、九十九通りに展開していく。
この種の試みに対する批評や書評も含まれているからである。それぞれの元ネタとなった話も示されている。

賢明すぎる読者諸君に告ぐ――これは伝説のミステリ奇書である。こんな本、ありか!? パロディありクイズあり迷路あり。レーモン・クノーに触発されて、古今東西の名作のエッセンスに彩られたミステリ万華鏡。ブッキッシュで過剰な仕掛けと洒脱な文体遊戯でマニア悶絶。「さて、この本の面白さが諸君にわかるかな――」。博覧強記のミステリ作家が放つ、これが究極の「読者への挑戦状」だ!

第一に本書は本格推理短編集ではないということ。
第二に本書は全て読者への挑戦そのものについて書かれていること。
第三に文体パロディ、形式変換、ショートショートなどのパスティーシュ手法で書かれているということ。

即ち、読者への挑戦状をまとめた感じだね(@_@;)


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

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Posted at 2017/01/24 13:47:50

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