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ジムニー魂のブログ一覧

2017年11月20日 イイね!

杉下右京が密室殺人に挑む

杉下右京が密室殺人に挑む『杉下右京の密室』
碇 卯人 (著)

杉下右京のもとに届けられた1通の封筒。
それは、大学時代のチェス部の好敵手で、 卒業後はベンチャービジネスで巨万の富を得た、高松からの手紙だった。
そこには、週末に10名ほどの友人を孤島にある高松邸に招き、 「推理ゲーム」を行うので、参加して謎を解いてみろと書かれていた。
休暇を取ってゲームに参加し、見事に謎を解いた右京だったが、高松の姿が見えないことに気づく。
やがて、何者かに殺された高松が発見されるが、現場となった部屋は完全な密室だった。
携帯電話も繋がらない孤島で、右京は一人、難事件に挑む「大富豪の密室」と、ペントハウスでの密室殺人に挑む「屋上の密室」を書き下ろした、本格ミステリ。

テレビの『相棒』シリーズとはまた違った感覚で読みました。
右京さんの推理力洞察力は文面からも強く感じられまた次の作品が読みたくなります。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2017/11/20 19:45:44 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年01月30日 イイね!

時代劇でハリウッド的な本ですね(^。^)

時代劇でハリウッド的な本ですね(^。^)『荒神』
宮部みゆき (著)

時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・蓑吉らが、香山と反目する永津野藩では専横な藩主側近の弾正や心優しきその妹・朱音らが山での凶事に巻き込まれていく。恐るべき怪物の正体とは?交錯する北の人々はそれぞれの力を結集し、“災い”に立ち向かう!

元禄太平の世の半ば、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の反目、お家騒動、奇異な風土病など様々な事情の交錯するこの土地に、その"化け物"は現れた。藩主側近・弾正と妹・朱音、朱音を慕う村人と用心棒・宗栄、山里の少年・蓑吉、小姓・直弥、謎の絵師・圓秀……
山のふもとに生きる北の人びとは、突如訪れた"災い"に何を思い、いかに立ち向かうのか。
そして化け物の正体とは一体何なのか――!?
その豊潤な物語世界は現代日本を生きる私達に大きな勇気と希望をもたらす。
著者渾身の冒険群像活劇。

ホラー小説と時代小説を融合させた作品ですね。
描写が素晴らしいですね。。。ハリウッド映画で実写して欲しいです。
迫力もありますし、内容も面白いですね。
大蛇のようでもあり、ゴジラのようでもあり、・・・映画的ですよ(笑)






私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。


Posted at 2017/01/30 15:19:22 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年01月27日 イイね!

多彩な顔を持つ「怪異」

多彩な顔を持つ「怪異」『拝み屋怪談 禁忌を書く』
郷内 心瞳 (著)

優しい母として逝った依頼主、忌まわしき白無垢姿の花嫁、昵懇の間柄だったひと、心に怪物を抱えた女―。4人の女性の存在と彼女たちとの顛末を中心に、現役の拝み屋が体験・見聞した最新怪異譚を収録。決して触れてはいけない深く暗い闇と、ときとして人の温情がもたらすあたたかな光。双方が生み出す不可思議な事象は、そのどちらも怪異が持ち得る姿である。生者と死者が灯した火が妖しく揺らめく、厳選の53編!

待ってました的な郷内氏の新刊。
今回も良いですね。。。今回は四人の女性たちの話を軸に、間に様々な話を散りばめて構成されています。本作でも度々その名が登場する『花嫁の家』同様に、必要不可欠な考え抜かれた配置がなされていますね。
実話怪談でありながら伏線の敷かれたミステリーのような姿も漂います。
郷内心瞳氏の怪談は上手いと思いますね。
バリエーション豊かな怪異譚は、郷内氏ならではですね。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。


Posted at 2017/01/27 13:25:51 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年01月26日 イイね!

不条理な恐怖を味わう!!

不条理な恐怖を味わう!!『怪談のテープ起こし』
三津田 信三 (著)

「自殺する間際に、家族や友人や世間に向けて、カセットテープにメッセージを吹き込む人が、たまにいる。それを集めて原稿に起こせればと、俺は考えている」。
作家になる前の編集者時代、三津田信三は、ライターの吉柳から面白い企画を提案された。ところが突然、吉柳は失踪し、三津田のもとに三人分のテープ起こし原稿が届く。死ぬ間際の人間の声が聞こえる――<死人のテープ起こし>。
自殺する者は何を語るのか。老人の、夢とも現実ともつかぬ不気味な昔話の真相は。怪女「黄雨女」とは一体――。全六編、戦慄のテープ起こしがいま、始まる。

恐怖は全て、日常にひそむ。自殺する者は何を語るのか。怪女「黄雨女」とは一体―。怪談六篇と、ある編集者の顛末。

三津田恐怖短編集です。
収録された6つのホラー短編は、いずれもホラーファンの心を満足させてくれる逸品ぞろいですね。サイコあり、心霊ありとバラエティに富んだ作風も魅力的です。
仕掛けられた『怪談のテープ起こし』を細部まで楽しめばしみじみと冷えていくような恐ろしい内容で面白かったです。
短編自体はどれも本当に素晴らしいのでお勧めです。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2017/01/26 13:57:06 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年01月24日 イイね!

読者への挑戦!!

読者への挑戦!!『挑戦者たち』
法月 綸太郎 (著)

実験的な作風で知られたフランスの作家、レーモン・クノーに「文体練習」という作品がある。内容の同じ文章を九十九通りに書いてみるという試みである。思いついてもなかなか実行できるものではない。他方で古来日本には、ものづくしという伝統があり、これは一つの話題をめぐって同類をひたすら列挙していく。本書が題材とするのはミステリーでときどきみかける「読者への挑戦」である。手がかりはこれまでに全て出そろっているので、真相を推理してごらんなさいというあの部分だけを、九十九通りに展開していく。
この種の試みに対する批評や書評も含まれているからである。それぞれの元ネタとなった話も示されている。

賢明すぎる読者諸君に告ぐ――これは伝説のミステリ奇書である。こんな本、ありか!? パロディありクイズあり迷路あり。レーモン・クノーに触発されて、古今東西の名作のエッセンスに彩られたミステリ万華鏡。ブッキッシュで過剰な仕掛けと洒脱な文体遊戯でマニア悶絶。「さて、この本の面白さが諸君にわかるかな――」。博覧強記のミステリ作家が放つ、これが究極の「読者への挑戦状」だ!

第一に本書は本格推理短編集ではないということ。
第二に本書は全て読者への挑戦そのものについて書かれていること。
第三に文体パロディ、形式変換、ショートショートなどのパスティーシュ手法で書かれているということ。

即ち、読者への挑戦状をまとめた感じだね(@_@;)


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2017/01/24 13:47:50 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記

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