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ジムニー魂のブログ一覧

2014年10月18日 イイね!

津山30人殺しの現場に行ったことあります。

津山30人殺しの現場に行ったことあります。『夜啼きの森』
岩井 志麻子 (著)

暗黒の森の中で銃声とともにこだまするうめき声。「来た。鬼が来たんじゃ」。昭和十三年、岡山県北部で起こった伝説の「三十三人殺傷事件」。おとなしく、「利発でええ子」だったはずの辰男は、なぜ前代未聞の凶行へと至ったのか。狂気か?憤怒か?怨恨か?古い村の因習と閉ざされた家族の歪な様相、人間の業と性の深淵を掘り下げながら、満月の晩に異形の「鬼」となって疾駆する主人公を濃密な文体で描き出した戦慄の長編小説。話題の女流作家が切り拓いた圧倒的迫力の新境地。

1938年に岡山県で実際に起こった津山33人殺傷事件を題材とした作品です。
なんか中途半端な作品になってる感じがします。
事件の起きた村の状況は書かれてますが、犯人の描写は常に第三者の視点からで、彼の心の中は想像するしかありません。
期待していた私は裏切られてしまった感じです。





注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/10/18 14:03:01 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年10月17日 イイね!

第16回日本ホラー小説大賞を受賞した本作

第16回日本ホラー小説大賞を受賞した本作『化身』
宮ノ川 顕 (著)

まさかこんなことになるとは思わなかった―。日常に厭き果てた男が南の島へと旅に出た。ジャングルで彼は池に落ち、出られなくなってしまう。耐え難い空腹感と闘いながら生き延びようとあがく彼の姿はやがて、少しずつ変化し始め…。孤独はここまで人を蝕むのか。圧倒的筆力で極限状態に陥った男の恐怖を描ききる。緻密な構成と端正な文章が高く評価された、第16回日本ホラー小説大賞大賞受賞作「化身」ほか2編を収録。

第16回日本ホラー小説大賞を受賞した本作ですが……
「これはホラーではないですね?」と言う感じです。
極限状態に追い詰められて生きようとする姿は、面白いけどただおれだけと言う感じ。
現象は異常で奇妙ではあるけど、怖くは無かった。

「化身」
「雷魚」
「幸せという名のインコ」


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。




注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/10/17 15:05:17 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年10月08日 イイね!

期待はずれでした。

期待はずれでした。『なまづま』
堀井 拓馬 (著)

激臭を放つ粘液に覆われた醜悪な生物ヌメリヒトモドキ。日本中に蔓延するその生物を研究している私は、それが人間の記憶や感情を習得する能力を持つことを知る。他人とうまく関われない私にとって、世界とつながる唯一の窓口は死んだ妻だった。私は最愛の妻を蘇らせるため、ヌメリヒトモドキの密かな飼育に熱中していく。悲劇的な結末に向かって…。選考委員絶賛、若き鬼才の誕生!第18回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

ヌメリヒトモドキ・・・。
グロテスクな生命なんでしょうが、全く恐怖も怖さも無いです。
偏愛した妻に似た生物に進化していくヌメリヒトモドキ。
ラブロマンスですかね。。。
読みづらい作品でした。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。





注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2014/10/08 14:47:22 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年10月06日 イイね!

人間の狂気を描いた作品…

人間の狂気を描いた作品…『家に棲むもの』
小林 泰三 (著)

ボロボロで継ぎ接ぎで作られた古い家。姑との同居のため、一家三人はこの古い家に引っ越してきた。みんなで四人のはずなのに、もう一人いる感じがする。見知らぬお婆さんの影がよぎる。あらぬ方向から物音が聞える。食事ももう一人分、余計に必要になる。昔、この家は殺人のあった家だった。何者が…。不思議で奇妙な出来事が、普通の世界の狭間で生まれる。ホラー短編の名手、小林泰三の描く、謎と恐怖がぞーっと残る作品集。

狂気が全編に漂うホラー短編集です。
「家に棲むもの」 
「食性」 
「五人目の告白」 
「肉」 
「魔女の家」 
「酔歩する男」
「お祖父ちゃんの絵」

グロい、汚い、気持ち悪いという作品が並ぶ。全体的にブラックユーモア色が強く、怖さはあまり感じない。
「お祖父ちゃんの絵」が一番良いかなぁ


注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/10/06 15:37:51 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年10月04日 イイね!

存在しない手足が依然そこに存在するかのように感じること…

存在しない手足が依然そこに存在するかのように感じること…『幻肢』
島田 荘司 (著)

医大生・糸永遥は交通事故で大怪我をし、一過性全健忘により記憶を失った。治療の結果、記憶は回復していくが、事故当時の状況だけがどうしても思い出せない。不安と焦燥で鬱病を発症し自殺未遂を起こした遥は、治療のためTMSを受けるが、治療直後から恋人・雅人の幻を見るようになり…。

久しぶりに大好きな
島田先生の本です。。。
「幻肢」や「心霊現象」が起きる作用の仮説やど、今回も島田ワールドが楽しめました。
日本の医療・投薬システムに対する批判など、納得出来る仕上がりです。
TMS(経頭蓋磁気刺激法)治療、幻肢からの幽霊や心霊等々への仮設と、知的好奇心を満たしてくれる事象が満載です。
「ネジ式」や「魔神の悪戯」など、「脳科学もの」ですね。。。

この作品は映画化になります。



御手洗潔シリーズなどを手掛ける人気ミステリー作家、島田荘司の初の映画化作品で、島­田が映画のために書き下ろしたラブミステリー。失った手足の存在を感じる幻肢をテーマ­に、大けがをしたことで記憶を失った主人公が、脳を刺激するTMS治療を受けることで­体験する不思議な出来事を描く。新人の吉木遼が主演を務め、『おにいちゃんのハナビ』­などの谷村美月のほか宮川一朗太、佐野史郎らが共演。監督は、『オー!ファーザー』な­どの藤井道


注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。


関連情報URL : http://genshi-movie.com/
Posted at 2014/10/04 20:23:15 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記

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