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ジムニー魂のブログ一覧

2014年10月01日 イイね!

日本ホラー小説大賞の短編賞

日本ホラー小説大賞の短編賞『今昔奇怪録』
朱雀門 出 (著)

町会館の清掃中に本棚で見つけた『今昔奇怪録』という2冊の本。地域の怪異を集めた本のようだが、暇を持て余した私は何気なくそれを手に取り読んでしまう。その帰り、妙につるんとした、顔の殆どが黒目になっている奇怪な子供に遭遇する。そして気がつくと、記憶の一部が抜け落ちているのだった―。第16回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作を含む5編を収録。新たな怪談の名手が紡ぎだす、珠玉の怪異短編集。

1話目の今昔怪異録は面白かったですから、もっと長く読んでみたかったです。
2話目、疱瘡婆は江戸時代の怪談。
3、4、5話はたいして面白くなかった。
今後の作品に期待です。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/10/01 15:30:06 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年09月22日 イイね!

江戸時代のエロス!!

江戸時代のエロス!!『湯女の櫛 備前風呂屋怪談』
岩井 志麻子 (著)


江戸時代初期、備前岡山城下の風呂屋・和気湯に、天女のような湯女がいた。名はお藤。その美貌と諸芸は群を抜き、なぜ下世話な風呂屋にいるのかという人々の疑問はもっともなことだった。だが、お藤はけっして身の上を語ろうとはしない。元藩主のご落胤とも朝鮮王族の血をひくとも囁かれるお藤は、いったい何者なのか―。妖しき湯女は、夜ごと男の伽をしながら、寝物語に不可思議な話をはじめるのだった。

風呂屋(湯屋とは違う)の垢こすりの後…
男女の床の中で絶世の美女から語られるちょっと怖い話が収められています。
嘘とも真実ともつかない話で、誰それから聞いた話と言いながら彼女の脚色が加わった話。
八編の短編が収められています。
短編で怖い話ですが、全体的にぼやけてる印象です。


注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/09/22 17:09:59 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年09月19日 イイね!

瞽女…とは

瞽女…とは『瞽女の啼く家』
岩井 志麻子 (著)

明治時代、岡山県の和気藤村に盲目の女ばかりが身を寄せる瞽女屋敷があった。美しい女主人すわ子、行く先々に福をもたらすイク、物の怪や死者の気配を感じ取るお芳…。光を失った分だけ、それぞれが何かを与えられていた。やがて不吉な影が屋敷を覆い、すわ子が寝付いてしまう。「牛女…」という、うわ言を繰り返しながら…。

物語が三人が一人称で語る口調で進んでいくのが、怖いです。
岩井作品の王道かつ源流。
瞽女屋敷を舞台にした幻想的な小説。
田舎という閉鎖的な地にと根づく因習、美と醜、性と生、そして死。三人の瞽女によって物語は・・・
恐ろしい。。。。。。そんな一冊。




注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/09/19 20:00:18 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年09月10日 イイね!

遊郭で醜い女郎が語ってくれました…。

遊郭で醜い女郎が語ってくれました…。『ぼっけえ、きょうてえ』
岩井 志麻子 (著)


教えたら旦那さんほんまに寝られんようになる。
…この先ずっとな。時は明治。岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客にぽつり、ぽつりと語り始めた身の上話。残酷で孤独な彼女の人生には、ある秘密が隠されていた…。岡山地方の方言で「とても、怖い」という意の表題作ほか三篇。文学界に新境地を切り拓き、日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞した怪奇文学の新古典。

受賞歴
第13回(2000年) 山本周五郎賞受賞
第6回(1999年) 日本ホラー小説大賞受賞

ホンマに怖いですね~
民俗学的、差別用語など隠微な世界が広がります。
ナメラスジ
ツキノワ
等ですが・・・解りますか??
近親相姦とか水子とか奇形の子とか座敷牢・・・
興味のある方、是非にどうぞ。。。。





注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/09/10 14:31:07 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2014年08月27日 イイね!

探偵はジムニーに乗ってる!!

探偵はジムニーに乗ってる!!『狐火の家』
貴志 祐介 (著)

長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが…(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾。

『狐火の家』を始めとする短編4話です。
『硝子のハンマー』でお馴染みの女性弁護士青砥&防犯探偵榎本が、今回も活躍。
4話の密室殺人事件を解決して行きます。
貴志さんらしいミステリーですね。
防犯探偵榎本はジムニーに乗ってます。(笑)



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

Posted at 2014/08/27 16:26:34 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記

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