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ジムニー魂のブログ一覧

2017年11月26日 イイね!

“ぼぎわん"という化け物

“ぼぎわん"という化け物『ぼぎわんが、来る』
澤村伊智 (著)

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん"という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん"の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだノンストップ・ホラー!

最終選考委員のみならず、予備選考委員もふくむすべての選考員が賞賛した
第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。

構成は巧いし題材もいいね。
文書的にまだ甘い点はあると思いますけど、全体に凄く楽しく読めました。
民俗学的なホラーは大好きだし、ぎぼわんがそれほど怖くなくラストの盛り上がりが欠けて
この本の中だけではある謎が解けない模様・・・
ぼぎわんは賢くて怖さを出そうと熱意は伝わって来ますが、もう少しかな。。。
でも化け物の雰囲気の恐怖は鮮やかな筆致で描いています。
三部構成で語り手が交代して行く事も良いですね。
前のパートでは善良な好人物に見えていた男が身勝手な男に見えて来たり、淡々として見えていた人物が、実は可成り複雑な人物だったりして、それ等がまたサスペンスを盛り上げています。
今後も著者の作品は全て読む予定です。。。。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2017/11/26 16:49:11 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年11月25日 イイね!

たてもの怪談としてはイマイチ感でした・・・。

たてもの怪談としてはイマイチ感でした・・・。『たてもの怪談』
加門 七海 (著)

たとえば会社、スーパー、商店、娯楽施設に社寺、病院、駅すらもが建物だ。
そこを渡り歩いて帰っても、落ち着くところは一戸建てやらアパート、マンション、最終的には火葬場、墓、と、結局、我々は建物に納まる。
人の生活は建築なくしては成り立たない。そこにお化けが棲みつけば、当然、彼らは我々の日常に入り込んでくる。
(中略)
私達は死してのちまで、建物を拠り所としている。取り込まれて、憑かれている。
睡眠中の金縛りを始め、世間にある怪談の多くが家の中の出来事なのは、畢竟、そういうわけではないのか……。(「あとがき」より)

「建物」にまつわる怪の話を集めた、加門七海待望の怪談実話集。
幻の連載『引越物語』に加えて、本書のために新たに4編を書き下ろし。
自らの引っ越しにまつわる不思議な出来事や、自宅での恐怖体験、訪れた文化財で出会った“この世ならざるモノ"、東京の最新風水事情考察など、妖しくも興味深い実話怪談が満載!


■目次
引越物語
道の話 ――終わらない話――
幽霊文化財
ホーンテッド・スウィート・ホーム
夜遊び好き……らしい
ひとり旅の醍醐味
お化け屋敷の話
東京の「顔」――風水の話――
在宅怪談
あとがき

正直な話し思ったほど怖さは無かったですね。
風水とかの話しも長く瞑想な文脈に飽きが来ますね。
再録もチラホラ混ざっていて、完全新作を期待してたことでもあり、ちょっとさびしく感じました。
著者には期待してますので今後も読みますよ。。。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2017/11/25 15:32:09 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年11月25日 イイね!

衝撃のデビュー作『十角館の殺人』から30年――。

衝撃のデビュー作『十角館の殺人』から30年――。『人間じゃない 綾辻行人未収録作品集』
綾辻 行人 (著)



衝撃のデビュー作『十角館の殺人』から30年――。
メモリアルイヤーにお贈りする綾辻行人の最新刊!
持ち主が悲惨な死を遂げ、今では廃屋同然の別荘<星月荘>。ここを訪れた四人の若者を襲った凄まじい殺人事件の真相は?――表題作「人間じゃない――B〇四号室の患者――」ほか、『人形館の殺人』の後日譚「赤いマント」、『どんどん橋、落ちた』の番外編「洗礼」など、自作とさまざまにリンクする5編を完全収録。単行本未収録の短編・中編がこの一冊に!

綾辻行人氏のデビューから現在に至るまで、「小説すばる」等に発表された中・短編5編が収録された作品集です。
「館」シリーズファンには少し物足りませんね。
全体的にホラー色がやや強い感じで全体を通して気楽に楽しめる作品が集まってます。



私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2017/11/25 15:21:00 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年11月22日 イイね!

人間心理を鋭くえぐる傑作トリック短編集

人間心理を鋭くえぐる傑作トリック短編集『黒い鶴』
鏑木蓮 (著)

作家デビュー10年を記念して、いま話題の乱歩賞作家がこれまで発表してきた10の短編を一冊にまとめた、著者初の短編小説集。幻のデビュー作「黒い鶴」をはじめ、「純文学ミステリー」の旗手が繰り出す、人間心理を鋭くえぐる傑作トリックの数々を、ぜひ堪能してほしい。巻末には精神科医・名越康文氏の、心理分析的解説を特別収録。

なかなかの力作が揃ってる短編ですね。

【怨憎会苦(おんぞうえく)】――恨んでいる者に会うこと
黒い鶴 / ライカの証言

【愛別離苦(あいべつりく)】――愛する者と別離すること
大切なひと / 雲へ歩む / 魚の時間

【求不得苦(ぐふとくく)】――求める物が得られないこと
京都ねこカフェ推理日記 / あめっこ

【五蘊盛苦(ごうんじょうく)】――人間の肉体と精神が思うがままにならないこと
誓い / 水の泡~死を受け入れるまで~ / 花はこころ


「純文学ミステリー」の旗手が繰り出す
人間心理を鋭くえぐる傑作トリックを、貴方は見破れるか?


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2017/11/22 13:56:14 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2017年11月21日 イイね!

ミステリーの"今"を堪能する!!

ミステリーの&quot;今&quot;を堪能する!!『悪意の迷路 最新ベスト・ミステリー』
日本推理作家協会 (編集)



ミステリーの"今"を堪能する! 豪華15作家による最強アンソロジー。

この3年を代表する傑作ミステリーの競演! 2カ月連続刊行。(収録作家)芦沢央、歌野晶午、大沢在昌、大山誠一郎、北原尚彦、近藤史恵、月村了衛、西澤保彦、東川篤哉、藤田宜永、三津田信三、湊かなえ、森村誠一、柚月裕子、米澤穂信。

どの作品も楽しく読めました。
短編は読みやすいです。
三津田信三、湊かなえ・・・流石に巧い文書ですね。



私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2017/11/21 23:17:25 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記

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