
グラスバレー
ノンリニア映像編集ソフトウェア「EDIUS 7」を発売
マルチレイヤー4K映像のリアルタイム編集を実現
最新のマルチコアCPUへの対応に加え、メモリ使用を最適化することで、
4K映像のリアルタイム編集を実現、XAVC、AVC-Ultra、EOS-1D Cなど
最新の映像ファイルフォーマットに対応
サードパーティー製I/Oハードウェアに対応
お客様の要望に応えた新機能により、より快適な映像編集環境を提供
グラスバレー株式会社(代表取締役:北山二郎、本社:兵庫県神戸市)は、
ノンリニア映像編集ソフトウェアEDIUSの最新バージョン「EDIUS 7」を発売します。
EDIUS は、ニュース番組の制作、スタジオでの各種コンテンツの制作、
ドキュメンタリーの制作において多くのお客様に支持されている映像編集ソフトウェアです。
最近では、4K映像の制作現場でも使われるなど、常に業界をリードする実績を持ち続けています。最新バージョンの EDIUS 7 は、Windows 7 と Windows 8 の64ビット版に
ネイティブ対応したことで、最大512ギガバイト(Windowsのバージョンに依存)の
メモリを使用することができるようになり、大量のメモリを必要とする
4K 映像や3D 映像のマルチレイヤー編集をより快適に行えるようになりました。
「EDIUS は、他の編集ソフトウェアに比べて高速なリアルタイム編集機能を特徴としています。
主要な映像ファイルフォーマットへの対応を継続しながら、64ビットネイティブ対応によって、
4K 映像であっても、レンダリング無しでスピード感のあるリアルタイム編集を実現しました。
EDIUS 7は、放送局やポストプロダクションはもちろん、全ての映像制作者に、
さまざまな使用環境において、理想的なソリューションを提供します。」と、
グラスバレー社 マーケティング シニアヴァイスプレジデントのMike Cronkはコメントしています。
EDIUS 7 は、2013年第3四半期の発売を予定しています。
発売時には、従来の Grass Valley 製のハードウェアに加え、
Blackmagic Design 社とMatrox 社の I/O ハードウェアへ対応します。
また、AJA Video Systems社のハードウェアへの対応も予定しています。
日本語版での対応は2013年第4四半期を予定しています。EDIUS 7 の高い柔軟性によって、
取材現場での編集、ニュースルームでのデスクトップ編集、ニュース仕上げ編集、
スタジオプロダクション、およびモバイルデバイス・インターネット・テレビ・ライブ配信など、
さまざまな用途での編集作業が、一つの編集インターフェースで実現できます。
また、DaVinci Resolve との間で EDL によるプロジェクトのインポートおよびエクスポートが
可能になったことにより、新しいカラーグレーディングのワークフローも確立できます。
「Blackmagic Design社のデスクトップビデオ製品とグラスバレーのEDIUSの連携が
実現できたことを非常に喜んでいます。Blackmagic Design社のPCIe DeckLink 4K ExtremeやThunderboltインターフェースのUltraStudio 4KなどのUltra HDワークフローを
利用されているお客様は、最高品質のフォーマットを
処理するワークフローを構築するにあたって、
新たに EDIUS というトップレベルの製品との連携という選択肢を持つことになります。」と、Blackmagic Design社のCEO Grant Petty氏はコメントしています。
EDIUS 7で強化された機能の主なものとして、
(1) より強化された4K映像編集ワークフロー、
(2) 最新のファイル形式のサポート(XAVC、AVC-Ultra、EOS-1D Cを含む)、
(3) オンラインでの自動アップデート通知機能、
(4) MPEG-2やH.264/AVCの高速化と高画質化、また
(5) 大量の静止画連番ファイル(JPG、TGA、DPX等)の高速インポートや、
(6) 従来のブラーフィルタよりもより自然なボケ味が実現できる
ガウシアンブラーフィルタがあります。
EDIUS 7はより速い最新のCPUを使用することで、
編集性能が大幅に向上します。それによって、
タイムライン上にSD、HD、2K、4Kなどのさまざまな解像度を持つ
映像が組み合わされて置かれたという状況においても
リアルタイム編集が実現されています。
EDIUS 7 はマルチコアおよびインテル第四世代のCore i CPUシステムに最適化されています。
「グラスバレーは常にお客様の声に耳を傾け、そのニーズに応えて来ました。
これはEDIUS 7にも反映されています。
我々は、4Kワークフローを改善し、またサードパーティーハードウェアに対応し、
最新フォーマットへの対応を増やしてきました。
これまで EDIUS の特徴としてきた "Edit Anything (何でも編集できる)" に変わりはありません。 EDIUSユーザーは常により高品質かつ使い易いソフトウェアを求めています。
その要求にEDIUS 7で応える事が出来ました。」と、
グラスバレー社 マーケティング シニアヴァイスプレジデントのMike Cronkはコメントしています。
EDIUS 7 は、Pro と Elite の2つのバージョンが提供されます。
EDIUS Pro 7は、プロフェッショナルおよびスタンドアロン環境の
ユーザーをターゲットにしています。
EDIUS Elite 7 はネットワークに接続された制作環境向けで、
HDWSシリーズおよびREXCEED シリーズのターンキー編集システムに搭載されます。
EDIUS Elite 7 は、複数の編集端末からの同時編集や 、
K2サーバー への直接保存、インジェストができることに加えて、
イブ映像のリアルタイム編集ができる機能などを搭載した、
GV STRATUS® ノンリニアプロダクションシステムや
Grass Valley K2 メディアサーバーとシームレスな統合を実現します。
GV STRATUSとの連携対応は2013年9月のリリースを予定しています。