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ジムニー魂のブログ一覧

2013年05月21日 イイね!

こらえてつかあさい…

こらえてつかあさい…75年前…
日本犯罪史上最大の大量殺人が…



津山事件(つやまじけん)または津山三十人殺し(つやまさんじゅうにんごろし)は、1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件。
犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいう。
2時間足らずで30名(自殺した犯人を含めると31名)が死亡し、3名が重軽傷を負うという、犠牲者数がオウム真理教事件(27名)をも上回る日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件であった。

勿論、『八つ墓村』 横溝正史
『丑三つの村』 西村望
『龍臥亭事件(上・下)』 島田荘司…等
映画のモデルにもなったので御存じな方も多いでしょう…。

実は私はこの事件が起きた貝尾に一度行ったことがあります。
その時はジムニーで行きました。
空気が重くどんよりとした…そんな場所でした。
5月21日と刻まれた墓石が…たくさんありました。
ジムニーから一歩も出る(降りる)ことが出来ませんでした。
夜は絶対に…昼間でさえ・・・・
もう行きたくないわ~!!


今日5月21日はこの事件が起こった日です。
午前1時40分頃、一人目を殺害
午前3時頃、三十人目殺害
午前5時頃 睦雄自殺

わずか一時間半で・・・
30人を殺るのは常人の沙汰ではありません。



※(事件の概要に興味がある方は『津山三十人殺し』で調べてみて下さい。)


ここで私は言いたいのは…
むっちゃん(都井睦雄)は…遺書にこう書いてます。

決行するにはしたが、うつべきをうたずうたいでもよいものをうった、
時のはずみで、ああ祖母にはすみませぬ、まことにすまぬ、
二歳の時からの育ての祖母、祖母は殺してはいけないのだけれど、
後に残る不びんを考えてついああした事をおこなった、
楽に死ねる様にと思ったらあまりみじめなことをした、まことにすみません、
涙、涙、ただすまぬ涙がでるばかり、姉さんにもすまぬ、
はなはだすみません、ゆるして下さい、
つまらぬ弟でした、この様なことをしたから(たとい自分のうらみからとは言いながら)決してはかをして下されなくてもよろしい、
野にくされれば本望である、病気四年間の社会の冷胆、
圧迫にはまことに泣いた、親族が少く愛と言うものの僕の身にとって少いにも泣いた、
社会もすこしみよりのないもの結核患者に同情すべきだ、
実際弱いのにはこりた、今度は強い強い人に生れてこよう、
実際僕も不幸な人生だった、今度は幸福に生れてこよう
。」

事件発生からちょうど70年後にあたる2008年(平成20年)、
『週刊朝日』5月13日号にて津山事件関係者(90代老人)による証言記事が掲載されました。
当時村に残っていたとされている夜這いの風習についてはこれを強く否定している…。
でも
実際『夜這いの風習』は確実にあったのです。
そんな中、都井睦雄は結核疑惑差別と重なり村の中で激しい差別を受ける。

当時、夜這いの習慣を撲滅することが政府には必要だったのです。
その理由のひとつには兵隊さんが故郷に残した妻や許婚を寝取られる心配なしに心おきなく戦って欲しいということ。
もうひとつは国家が“性”を管理して、無料の夜這いではなく有料の売春で税金を儲けたいということ。
それで夜這い撲滅のスケープゴートとして、この事件は大々的に使われたのが事実なのです。

差別にも色々あって・・・
結核の家系を「ロウガイスジ」と言い、この差別は明らかに陰惨でした。
他にも病気で言えば…
ハンセン病(らい病)の人を「かったい」と言い
(『かったいのかさ恨み』のことわざもある。重い病気の人が自分よりも軽い病気の人を嫉妬すること。
(注意:今の時代ではもはや完全に死語であり、差別的な意味合いを含んでいます。)
昔は、らい病患者は一般の道を歩くことが出来ず、獣道と並び、らい病者が歩く「かったいの道」があったと言われてます。
それ程、差別が根強かったのですね。

話が逸れましたが・・・
当時の農村では、とても濃いかった人間関係。
(ましては穴兄弟や竿姉妹がたくさんいる様な…)。
それから孤立してしまう辛さ差別は、現代の孤立してしまう辛さよりはるかに大きかったのかも知れません…。

「本当に恐いのは、強い悩みやストレスを長期的に抱えながらも誰にも相談できず、
解決できないまま、孤立してしまうこと。
その結果、哀しいことだが、独善的で反社会的な解決方法を導き出して、
実行してしまうことではないだろうか。
考えてみれば、多くの事件の加害者も、こんな状況に追い込まれていたのかもしれない。」
『津山三十人殺し 最後の真相』石川清氏の文より



現代でも複雑な人間関係の中、いじめ・差別等で
辛い状況に置かれている人間はたくさんいると思います。
(通り魔事件を起こすよりも自殺してしまう方がはるかに多いのですが…)
古来、日本は『和』が基本で人と人との関係が重要でした。
和とは、空気を保つことである。
『空気読め』という言葉ほど日本人の特性を見事に表現しているものはないですね。
和とは空気を保って仲良くやることです。
しかしその裏で、和から少しでも外れると排除する傾向があるのも事実。

日本古来からの歴史、差別や淫靡な世界(タブー)を知り理解しなければ、この事件の本当の姿を見ることは出来ないのです。






※このブログには差別用語が含まれますが、文書・解説に必要でしたのでご了承ください。







Posted at 2013/05/21 15:18:19 | トラックバック(0) | あの事件を追え!! | 日記
2013年05月21日 イイね!

兎にも角にも長いのですよ~THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY

兎にも角にも長いのですよ~THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY『ホビット
思いがけない冒険』

原題:THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY
監督:ピーター・ジャクソン
製作年:2012年
製作国:アメリカ
収録時間:170分
出演者:イアン・マッケラン マーティン・フリーマン イライジャ・ウッド ケイト・ブランシェット ヒューゴ・ウィービング リチャード・アーミテージ イアン・ホルム アンディ・サーキス クリストファー・リー

「ロード・オブ・ザ・リング」は・・・・
この冒険から始まった!!


ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)から思わぬ旅の誘いを受ける。それは、ドラゴンに乗っ取られたドワーフの王国を奪取するというものだった。ドワーフの戦士トーリン(リチャード・アーミティッジ)が率いる13人のドワーフたちと、最初の目的地“はなれ山”を目指してワーグ、オークといった怪物や魔術師がひしめく荒野を進んでいくビルボ。そんな中、ゴブリンが巣食うトンネルに入っていった彼は、そこでゴラム(アンディ・サーキス)という醜悪な化け物と出会う。

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説「ホビットの冒険」の実写化に挑んだアドベンチャー大作。
ガンダルフにふんするイアン・マッケランやイライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェットら、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のキャストとキャラクターも再登場する。


あのロードオブザリングの60年前の話を映画化すると聞いて・・・
また長いのかなぁと思ったのは私だけ…(笑)
想像した通りで・・・これは長くなるね
それでも170分多少テンポも悪いシーンもありますが、しかっり見せてくれました。
分かり易い内容で、ロードオブザリングも全編見てるので更に楽しめます。
次回も観ますが・・・話の展開が読めそうなので良い意味で騙して裏切って欲しいですね。

期待度60%
実感55%
壮大なイメージを映像化…
勉強になります。
ピーター・ジャクソン!!




注意:この期待度・実感度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。



Posted at 2013/05/21 14:13:11 | トラックバック(0) | My映画館 | 日記
2013年05月21日 イイね!

クラス全員…皆殺し!!

クラス全員…皆殺し!!『悪の教典』
監督:三池崇史
原作:貴志祐介
製作年:2012年
製作国:日本
収録時間:129分
出演者:伊藤英明 吹越満 山田孝之 染谷将太 浅香航大 二階堂ふみ 水野絵梨奈 林遣都 平岳大

ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまう。それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった・・・。

「黒い家」「青の炎」などで知られる貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサスペンス。
『海猿』シリーズの伊藤英明が、同シリーズとは打って変わって究極の悪人を怪演。『ヒミズ』でベネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞した二階堂ふみと染谷将太、『バッテリー』の林遣都らが共演。『クローズZERO』シリーズの三池崇史がメガホンを取り、鮮烈なバイオレンス描写を随所でさく裂させている。


三池監督です。
『藁の盾』コンペティション部門に参加の為にカンヌ行ってます・・・(笑)
そんな事はともかく・・・、
三池監督らしい作品には仕上がってますよ。
原作も読みましたが、伊藤英明は良く演じてると思います。
実際には無茶苦茶な設定ですが、実際の事件『津山30人殺し』も現に起きてるわけですから
あっても不思議ではないのでしょうか・・・。
さて残念なのは、虐殺が始まってから。
退屈の一言ですね~
殺し方にバリエーションがあるわけでもないし、みんな反撃する間もなくただ殺されていくだけ。。。
もう少しひねりは欲しかった。


期待度60%
実感48%
もうひとつだなぁ~(笑)
三池崇史!!






注意:この期待度・実感度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。




Posted at 2013/05/21 13:55:26 | トラックバック(0) | My映画館 | 日記
2013年05月21日 イイね!

75年前…

今日・・・・
5月21日
何があったのか・・・
日本○○史上最大の…

本日中に、改めてブログ書きます!!
シリーズ
『あの事件を追え!!』

もう1時間ほどで・・・
午前1時40分になります。



惨劇が始まるのです・・・。


Posted at 2013/05/21 00:46:49 | トラックバック(0) | あの事件を追え!! | 日記

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