ｼﾞﾑﾆｰ魂のブログ一覧

『夜明けのゾンビ』
監督：ジョン・ゲデス
原題： EXIT HUMANITY
製作年：2011年
製作国：アメリカ
収録時間：113分
出演者：マーク・ギブソン アダム・セイボルド ジョーダン・ヘイズ

『パラノーマル・ヴィレッジ』のジョン・ゲデス監督が放つゾンビホラーの怪作。アメリカを二分した南北戦争期に世界中でゾンビが大量発生。家族を失ったエドワードが放浪の先で見たものはゾンビよりも凶暴な、生き残った人間たちの姿だった。※PG12

“シッチェス映画祭”ファンタスティック・セレクション」にて劇場初公開。
西部劇風のゾンビ映画・・・そんな雰囲気ですね。
決して悪くないですよ。
ただ本編が長い。もう少し上手く纏まってくれてたら良いですね。
通常のゾンビ映画とは違う視点から撮られてる点は良い評価をしたいです。


期待度50%
実感40%
パラノーマル・ヴィレッジは・・・ダメだな（笑）
ジョン・ゲデス!!






注意：この期待度・実感度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

『コロンビアーナ』
原題： COLOMBIANA
監督：オリヴィエ・メガトン
製作：リュック・ベッソン
脚本：リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン
製作年：2011年
製作国：アメリカ/フランス
収録時間：108分
出演者：ゾーイ・サルダナ クリフ・カーティス ジョルディ・モリャ アマンドラ・ステンバーグ マイケル・ヴァータン（ミシェル・ヴァルタン） レニー・ジェームズ

1992年、コロンビア。少女カトレアはマフィアの幹部である父をはじめ家族とともに幸せに暮らしていた。しかしある日突然、マフィアの大物の指示により家族は惨殺される。目の前で家族が殺されていくのを目の当たりにしたカトレアは命からがら逃げ出し、アメリカ・シカゴに住む叔父の家に身を寄せ、復讐を固く胸に誓う。15年後、美しく成長したカトレア（ゾーイ・サルダナ）は、確実に標的をしとめる敏腕の殺し屋になっていた。彼女が現場に必ず残すカトレアの花は、復讐相手をおびき出すためのものだった。やがて彼女の動向を察知するマフィア。それと同じくしてカトレアの存在をつかむFBI。復讐の時が近づく中、新たな悲劇が起こってしまう。悲しみを背負い、すべてに決着を付けるべく、カトレアは銃を手に取る……。

リュック・ベッソンが生んだ『ニキータ』のタイトルロール、『レオン』のマチルダの系譜に連なる新たなる孤高のヒロインが誕生した。演じるのは、『アバター』でブレイクしたゾーイ・サルダナ。長い四肢を活かしたしなやかでセクシーな“仕事”ぶりが観客を魅了するに違いない。さらに、惨劇の中にあって大きな瞳をそらすことなく敵に対峙し、強固な意志で逃げ延びる少女時代を演じたアマンドラ・スティンバーグの存在も光る。ベッソンが製作と脚本を担い、メガホンを委ねられた『トランスポーター３　アンリミテッド』のオリヴィエ・メガトンが “ジェーソン・ボーン”張りのシャープなアクション・シーンを演出している


もう随分前に観たのですが…
なかなかブログUP出来ませんでした。
「コロンビア」は世界でも治安の悪さでは有名ですが、そんな背景が良く映画に出てますね。
リュック・ベッソンの名がある以上はある程度期待できるアクションです。
『アバター』のゾーイ・サルダナが良かったですよ!!



期待度65%
実感76%
オリヴィエ・メガトン!!







注意：この期待度・実感度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

『スクワッド 荒野に棲む悪夢』
原題： EL PARAMO/THE SQUAD
監督：ハイメ・オソリオ・マルケス
製作年：2011年
製作国：コロンビア/アルゼンチン/スペイン
収録時間：107分
出演者：ファン・パブロ・バラガン アンドレ・カスタネダ ファン・ダビド・レストレポ

1964年に発生した内戦によっていまだ緊迫状態が続くコロンビアで、ある日山間部の基地との連絡が途切れてしまった。ゲリラの襲撃によるものと判断した軍は9人の特殊部隊員を現地に派遣するが、彼らが基地にたどり着くと兵士の姿はなく、鎖でつながれた女性が1人と、日誌が残されていた。日誌には驚くべき内容が記され、9人の隊員たちは極限状況の中で疑心暗鬼にかられていく。

南米コロンビアを舞台に、音信不通となった山間部の基地に調査に向かった9人の特殊部隊隊員の運命を描く戦争ホラー。閉ざされた基地の中、状況もわからないまま極限状態に追い詰められていく兵士たちの物語は、スペインのシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭やメキシコのグアダラハラ国際映画祭で受賞するなど多方面から高い評価を得た。霧がたちこめる不穏な空気、仲間すら信用できずえたいの知れない恐怖にとらわれていく兵士たちの姿が緊迫感をあおる。

極限状態での疑心暗鬼ゲームが売りの割には、きっかけやシチュエーションが全く極限状態に感じられなかったですね・・・。
極限状況に置かれた人間たちが、少しずつ狂気をはらんでいく過程がリアルに描かれていて
雰囲気や映像は良いですけど、もうひとひねり欲しかったと言うのが正直な感想です。


期待度50%
実感34%
惜しいなぁ・・・
ハイメ・オソリオ・マルケス!!






注意：この期待度・実感度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

『真夜中の探偵』
有栖川 有栖 (著)

二次世界大戦後、南北に分割された日本。北海道は〈日ノ本共和国〉として独立。日本国内では北のスパイが暗躍し、政府は国内外に監視の目を光らせている。平世元年に私立探偵による警察類似行為を禁じる法律が成立して以来、探偵狩りは激しさを増している。
平世22年──。空閑純(そらしず・じゅん)は、17歳。両親ともに有名な探偵だが、母の朱鷺子〈水無月〉は5年前から行方不明。父の誠〈調律師〉は昨年、警察類似行為で逮捕され、収監されている。
ある日、父母に仕事を仲介していた押井照雅という人物と会える機会が訪れ、母が失踪直前に手掛けていた事件の調査で九州へ行ったことを知る。数日後、押井の別邸で水に満たされた木箱に入った溺死体が発見される。被害者は元探偵で〈金魚〉と呼ばれていた男だった。容疑者リストに入った純は、自ら「水の棺」の謎を解くために調査をはじめる。
純は探偵としての一歩を踏み出せるのか、母の行方の手がかりはえられるのか……?


「闇の喇叭」が読んでみたくなりました。
そして・・・『論理爆弾』ですね
設定が面白いと思いました。。。。



注意：感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

『東亰異聞』
小野 不由美 (著)

帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に行き当たる……。人の心に巣くう闇を妖しく濃密に描いて、官能美漂わせる伝奇ミステリ。

書名は「とうけい　いぶん」と読む。東京ではなくて、東亰である。
背景におかれた明治国家のすがたは、一種のパラレル・ワールドです。
小野不由美さんの文章には実に無駄がない様な気がします。
一つ一つの文章が練りこまれ、洗練されてますね。


注意：感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。