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2019年04月10日 イイね!

石橋凌デヴュー40周年

石橋凌デヴュー40周年デヴュー40周年記念アナログレコード
「粋る」

石橋凌デヴュー40周年。
アナログレコードに込められた45分間の素晴らしき世界。
至上のジャズアルバムここに完成!


デヴュー40周年記念アナログレコード “粋る”
Produced by 石橋 凌
Vocal:石橋 凌
Drums&Chorus:江藤良人
WoodBass&Chorus:バカボン鈴木
Piano&Chorus:林正樹
Saxophone、clarinet、bass clarinet&Chorus:梅津和時Recording and Mixing Engineer:谷澤”Moky”一輝
Assistant Engineer:垣内英実
Mastering Engineer:喜多野清樹(Bang On Recordings)
Recording Studio:山中湖スタジオ
Mixising and Mastering Studio:Bang On Studio 代官山Art Direction&Design:荒成典(a room)


『表現者』収録の「乾いた花」や『Neo Retro Music』収録の「Rock’n Rose」、『may Burn!』収録の「神風ダイアリー」といった楽曲、 もっと遡ればバンドネオンが奏でる哀愁の旋律が美しい「カクテル・トゥナイト」を例に出すまでもなく、石橋凌の指向する音楽に ジャジーなニュアンスがよく似合うこと、ジャズとの親和性の高さは以前から窺えたが、ここまで本格的にジャズと対峙した作品は これが初めてだ。2013年4月、梅津和時・主催の『プチ大仕事』で披露された“石橋凌 JAZZY SOUL”を嚆矢とし、そのセッションの発展形として 昨年新たに編成された“石橋凌 with JAZZY SOUL”による名古屋と東京でのライブを経て積まれた経験値が、この『粋る』という 洒落っ気のあるタイトルを冠した極上のジャズ・アルバムとして実を結んだ。

梅津和時(sax)、林正樹(p)、バカボン鈴木(b)、江藤良人(ds)という国内最高峰のミュージシャンを従え、かつて新宿LOFTや 国立代々木競技場第一体育館で僕らが魂を奮わせながら聴いたバンド時代の名曲やジャズのスタンダード・ナンバー、 直近の会心作『may Burn!』収録の楽曲が新たな表情を湛えて蘇る。それも温もりと深みを感じるアナログの音で再生されるのだから 堪らない。

ここでの彼は、水を得た魚のように生き生きと、もとい“粋粋”と、時に力強く、時に優しく、感情の起伏と呼応しながら七色の歌声を 自由自在に操る。 40年前、灰色に褪せた街を出てゆきたいと唄っていた久留米出身の名も無き若者が、これほど円熟した魅力と熟練の歌唱力を兼ね備えた 唄い手になると誰が想像しただろうか。 粋の何たるかを知り尽くした伊達男の歌声は実にソウルフルで、ボーカリストとしてのピークはまだこれからと言わんばかりだ。

本作は石橋凌のデビュー40周年という節目を祝う記念碑的作品として位置づけられるが、それよりも彼が提唱する “ネオ・レトロ・ミュージック”の次の一頁がめくられたこと、歌を通じた魂の交歓や新たなソウルメイトと出会う旅を彼が 今なお果敢に続けていることに大きな意義があるように思う。 輝かしい過去の名声には目もくれず、自身が理想とする音楽を絶えず追い求めているからこそ、こうしてジャズという未開のジャンルにも 臆することなく挑戦できるのではないか。

かつてマイルス・デイヴィスは、ジャズについてこう言及したことがある。
「立派なジャズを演奏するには、実際の生活や経験を通じて初めて身につく、人生に対する理解とか感情といったものが必要なんだ」
だとすれば、石橋凌ほどジャズを唄うのに相応しい人間は他にいないだろう。
彼の中で生きることと唄うことは同義語なのだから。

椎名宗之(Rooftop編集長)
Posted at 2019/04/10 14:38:01 | トラックバック(0) | 魂の逸品 | 日記

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