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ジムニー魂のブログ一覧

2018年10月01日 イイね!

深夜バスの旅・・・ミステリー

深夜バスの旅・・・ミステリー『Y駅発深夜バス』
青木 知己 (著)





運行しているはずのない深夜バスに乗った男は、摩訶不思議な光景に遭遇した――奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作、読者への挑戦状を付したストレートな犯人当て「ミッシング・リング」、女子中学生の淡い恋と不安を描く「猫矢来」、怪奇小説と謎解きを融合させた傑作「九人病」、自信のアリバイ・トリックを用意して殺人を実行したミステリ作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」。あの手この手で謎解きのおもしろさを伝える、著者再デビューを飾る〈ミステリ・ショーケース〉。

面白い作品が集まってますよ。
5作の短編が収められていますが、社会派風ミステリあり、ロジカルなコージイミステリあり、風変わりホラーあり、トリッキーな倒叙ミステリありと、どれも高レベルですね。
新人でここまで書ければ大したもので次作も十分期待できると思うので、楽しみにしたい。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2018/10/01 18:00:51 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2018年10月01日 イイね!

第20回日本ミステリー文学大賞新人賞!!

第20回日本ミステリー文学大賞新人賞!!『木足(もくそく)の猿』
戸南 浩平 (著)





第20回日本ミステリー文学大賞新人賞、満場一致の受賞作!

明治九年、英国人の生首が晒されるという事件が起きた。居合の達人にして左足が義足の奥井は、友の復讐のため脱藩し、横浜にたどりつく。そこで、生首事件に仇が関わっていることを知り、犯人を追うことになるのだが! 男たちの生き様が熱く、せつない!

時代は明治9年、連続して英国人が殺害され生首が晒されるという猟奇事件が発生する。攘夷派の不平士族が疑われる中、侍で左足が義足ながら居合の達人の奧井が探偵として事件を追う。しかも、その事件の背景には友の仇敵の影が見え、謎究明と共に仇討ちのために奔走する。

第20回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作らしく、設定もしっかりしてて身分制度と白人優位時代の有色人種の悲哀を描ききった作品。
侍としてのアクションシーンもあり、猟奇事件の真相解明も普通水準。
ただラストの盛り上がりが薄く、もうひとひねりの展開が欲しかったです。
幕末、明治の時代背景は上手く表現されて良しとします。



私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2018/10/01 17:46:44 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2018年09月30日 イイね!

老人介護と引きこもり

老人介護と引きこもり『赤い指』
東野 圭吾 (著)





犯罪を超えたその先に、本当の闇がある。2日間の悪夢と、孤独な愛情の物語....
「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない」

本書は、直木賞受賞後の最初の作品であり、第60作品目という記念碑的位置づけらしい。
平凡なサラリーマンが主人公で、夫への愛がなくなった妻、妻に過保護に育てられた一人っ子の中学生、認知症の母を抱えつつ、疲れた毎日を過ごしていたものの、ある日、その一人っ子が引き起こした女児殺害事件により、彼の生活は一変する。
我が子を守るための刑事との攻防、そして、その心理描写はなかなか秀逸である。さらに、この本の深いところは、刑事側の私生活の動きをこの事件の動きとシンクロさせているところで、エンディングの部分でその両方が見事に結実し、著者が読者に伝えたかったメッセージが明らかとなる。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2018/09/30 16:08:24 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2018年09月30日 イイね!

“最狂”の家ホラー

“最狂”の家ホラー『魔邸』
三津田 信三 (著)





”神隠しの森”に建つ家で、少年は恐怖に呑み込まれる。“最狂”の家ホラー

早く離れた方がいい。その家の、背後に広がる”じゃじゃ森”では、訳も分からず子どもが消える。

作家だった実の父と死別し、母親の再婚とともに引っ越しを経験した小学6年生の優真。ある日、なじめずにいた義父の海外赴任が決まり、移住先が決まるまでのいっときを大好きな叔父と暮らすことになる。しかし、叔父に連れられて訪れたその家は、”神隠し”の伝承がある森に建っていた。その家で過ごす最初の晩、何かが家の中を徘徊している気配を感じると、不気味な出来事が次々と優真に降りかかり――。

大好きな作者の作品は、いつも期待して読んでます。
ただ今回は、実にくどくどとした文章構成に、最後もつまらない結末と・・・駄作でしたね
怖くも恐怖もなく、魔邸のタイトルはあまり関係ない感じですね
残念です。

私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2018/09/30 16:00:52 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2018年09月30日 イイね!

伝説の殺人鬼・フジコ

伝説の殺人鬼・フジコ『殺人鬼フジコの衝動』
真梨幸子 (著)





一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。人生は、薔薇色のお菓子のよう…。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか?あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する!

グロの表現が上手いですね。
殺人に関するシーンなど人間の見た目のグロさはメッチャ良いです。
内容はイマイチですが他の作品も良いのがありますから
今後も読みたいと思います。




私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。
Posted at 2018/09/30 15:53:16 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記

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