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2010年08月04日

けん引一種への挑戦(練習1回目)

けん引一種への挑戦(練習1回目) 自動車運転免許の最高峰である免許を取得したいということと受験することで本物のバスを運転してみたいという理由だけで免許センターで大型二種を取得して数ヶ月が過ぎました。当然のように湧いてくる気持ちとして「次は何にしようかな」でありますが、やはりけん引が気になります。トレーラーを運転するということはどのようなことなのだろうかと。

試験車両は4tワイドのトラクターに短いトレーラーという組み合わせなので、路上で見かけるローリーや海上コンテナなどのように本物の大型のトラクターで長~いトレーラーを引っ張るわけではありません。試験のための車両みたいな感じなので気分的には”ほんもの感”がちょっと薄いのですが、ものは試しということでやってみようかという気持ちになってきました。

さすがに練習なしでいきなり受験するのがあまりに無謀であることは承知しているので、大型二種の受験時にお世話になった非公認の練習場に再びお世話になることにしました。

ということで、練習で教わったポイントや感想などを忘れないように記録に残しておこうというわけで、すみませんが相当に長文です。

ちなみに練習は基本的に2時間で1セット。記録を文章に起こしたのは半月前ですがアップが遅れてしまいました。

参考:練習車両(いすゞフォワード)


1時間目:外周、右左折、S字

トラクター:いすゞフォワードワイドキャブ。前輪はキャブより結構引っ込んだ位置にある。
トレーラーの幅はキャブよりも左右10センチ程度広い。タイヤはやはり少し内側に引っ込んでいるので、直進ではトレーラーのタイヤがミラーに映らない。

乗り心地はよくない!重たいものを引っぱることが前提の車を空荷で走らせるわけだから全体的にスパルタン。バスは運転手にも優しい乗り物だったということを実感した。トラクターだって本物の大型クラスはキャブサスにエアサスシートで心地よいのだろうが、試験車両はコスト第一主義なのだろう。
ただまっすぐ前に進むだけなら後ろにトレーラーを引っぱっているとの実感は乏しい。

2速で発進した後、すぐ3速に入れる。ギア比が低いので2速のままではすぐに吹けあがる。
ブレーキは踏み始めが少しふわふわした感じ。気持ち少し踏み込まないとシューが当たらない感じ。当たり始めたらぐいぐい効いてくる。カーブのだいぶ手前で減速しきったり自分のイメージよりも減速が遅れたりとなかなか思うようにいかないが、慣れれば何とかなりそうな範囲。

ニュートラルは3-4速のゲート中央。レバーはピンポイントに戻るのでわかりやすい。
2速は軽く左に押してから下。これが大型二種のシフトパターンと異なるのでちょっと戸惑う。発進は左上と統一してくれるとありがたいと思うのだが・・・(大型二種のいすずエルガのシフトパターンはR-1、2-(N)-3、4-5(フィンガータイプ)、それに対してフォワードはR(左下)、1-2、3-(N)-4、5-6)
リバースはぐっと左に押し込んでから下げる。左に押すのにけっこう力を必要とする。

ハンドルは切り過ぎてから修正するのはよくないし難しい。どちらかといえば足りない分を切り増しするほうがよい。そのほうが簡単。
ルームミラーは荷台後端がミラーの上下の中央にくるように。右バックの日は右後ろの角がミラーの中央に、左バックの日は左後ろの角がミラーの中央になるように合わせるとよいらしい。

外周:
直線はどんどんシフトアップすること。カーブ手前の減速は十分手前から。カーブとカーブの間でもできればシフトアップ。タコメータの左半分しか使わないくらいで問題無さそう。低い回転からでも踏めばターボを効かせてスーッと加速する。コロナより速そう!

左折:
左巻き込み確認は、助手席足元の窓も確認すること。
幕張の試験場も交差点は3Rと5Rの二種類の大きさのものがある。通過は3速でいい。
3Rは、自分の体が曲がった先の縁石を超えて道路の半分くらいまできたところまで突っ込んでから切り込んでいく。トレーラーのタイヤを白線に沿わせる。ハンドルの戻しは早すぎないこと。左ミラーステーが縁石にかかるくらいまで我慢すること。そうしないとトレーラーが縁石からどんどん離れて行ってしまう。
5Rは、ハンドルが曲がった先の縁石の延長線上くらいにきたら切り込んでいく。戻しはトラクターが正面を向いたくらいで戻す。
今日の練習では切り込みすぎて脱輪することはなかったが、操作が遅れて縁石から離れてしまうことがあった。切り込むときのハンドル操作をゆったりしすぎると遅れる傾向にある。

S字:
左進入。左への寄せは、トレーラー荷台が白線1本分離れているくらいがよい。S字入り口の道路半分くらいに自分の体が来たらガンガン切り込む。自分の体は道路の外。右前輪を縁石に沿わせる意識で。アクセルペダルが縁石の上を通っていく感じ。
入り口で止まると手間取りを取られる。止まらないように。
半分を過ぎるあたりでトレーラー左側のタイヤを縁石に沿わせながらトラクターを左に寄せていく。アンダーミラーでキャブの左4分の1くらいが路外に出ているくらいだろうか。

そんなこんなで1時間経過。

2時間目:方向変換(右バック)

まずはバックの基本。
直線状態からのきっかけは逆ハンドル。右へ折りたいときは左に切る。
途中の修正は折れている側へ回す。右に折れているときは右に切る。
理論的には頭をどう振ればよいかということ。しかしそれを試験中に論理立てて考えている余裕は無いだろうから体で覚えるしかないだろう。

右バックの方法
右側白線からの距離は荷台がかぶらない程度。いったん停止して方向変換を行う場所の様子を確認する。
そこから前へ進む。ルームミラーに注意し、荷台後端が方向変換スペースの遠い側の巻き込みの縁石が見えたところで止まる。
後退時はシートベルトをはずしてもOK。そのほうが体の向きを変えやすい。
きっかけはハンドルを左に半回転させてそれをキープ。トレーラーの右タイヤが縁石に沿った白線を目指すように。離れそうだったらハンドルを切り増す。しかし切れ込みすぎたら修正は困難。きっかけを与え過ぎない。これは意外だった。
トレーラーはどんどん折れて行くが、135度になったら折れ角を一定に保ったまま後退する。135度はトレーラーの右側の脚にある斜めのステーが左タイヤと三角形を作る角度(写真がないと意味不明ですがごめんなさい)。ここでいったん停止し、今度はハンドルを右いっぱいに切り、そこからハンドル下部が真上に来るように半回転(正確には270度だと思ったが)戻す。すると折れ角を保って後退できる。
トレーラー右タイヤが縁石を回りきるあたりで右いっぱいに切りトラクターの戻しを行う。トレーラーとトラクターがまっすぐになるまでハンドルはいっぱいに切ったまま。今日はこのタイミングが少し遅れて左にやや突っ込んでしまう傾向があった。トラクターの戻しを気持ち早めに始めたほうがよさそうな気がした。
幕張の場合は駐車スペースと車両が平行でなくても許されるらしいので、そこはこだわらずに車両が一直線になったらパーキングブレーキをかけて完了の報告をする。
よければ左に出て行く。車が左側に寄ってしまっていて左側の余裕がなければヘッドを右に振ってもよい。その場合はある程度前に余裕がないと出来ないのである程度後ろに下げておく必要がある。なお、方向変換ではめいいっぱい後ろに下げる必要はなく、ヘッドが飛び出ていてもいいらしい。ちなみに駐車スペースは10mで車両は9mとのこと。
出て行くときはまっすぐのまま思い切って前に進み自分が道路の外を回って行くくらいで曲がる。

時間の都合により方向変換は右バックのみ。

その他:
踏み切りはトレーラーすべてが通過するまで発進ギアのまま変速しない。踏切通過時には少々の揺れがあるがトレーラーのタイヤがいつ通過したかを揺れで判断するのは難しそう。ミラーで見て確かめるしかない。窓を開けて音の確認も忘れずに。
ブログ一覧 | けん引一種 | クルマ
Posted at 2010/08/04 23:43:18

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この記事へのコメント

2010年8月5日 23:46
けん引試験車って短いので、前進は楽ですが、後退はすぐに修正が必要なほど俊敏に反応するので後退は超低速で(^O^)/

頑張って下さい~
コメントへの返答
2010年8月6日 0:12
応援ありがとうございます!

トレーラーは長いほうが扱いやすいと聞いたことがあります。次回の練習はバックを中心にやってみようかと思っています。

今回の挑戦は練習も受験も間隔があいてしまいそうですが、地道に気長にチャレンジしてみます。

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物心ついたときから車が好きでした。トラック、バスも好きです。必要もないのに、県の試験場で大型一種、大型二種ほかを取得しました。 試験場での取得記録です...
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