• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

448@szkのブログ一覧

2011年02月08日 イイね!

先のなが~い車選び(その11:ノアに乗ってみた)

先のなが~い車選び(その11:ノアに乗ってみた)方向性が定まらないまま再びミニバンの試乗をしてみました。すばらしかったら考えるというかすかな期待を込めて。

グレードはSiという、ややスポーティーなイメージのグレードで、外観はファミリーっぽい感じを消し去ろうという努力が伺えます。

でもトヨタのデザインというのはある特定のユーザー層に的を絞ったデザインよりも万人受けするプレーンなデザインのほうがレベルが高いと思っています。
これはあくまで個人的な思いの範囲で全くの余談でした。

ちなみにノア・ヴォクシーはマイナーチェンジで全車バルブマチックエンジンになったそうです。一般受けしないと思っているのか大した宣伝はしていませんが、これはひそかにすごいのではと思っています。かつてコロナ・カリーナというボリュームゾーンの1.6、1.8リッターに全車リーンバーンを設定していた時代がありましたが、高性能モデルでないごく普通の量販モデルに最新の技術を入れてくるところはトヨタの真面目な一面だと思います。あ、これも余談でした。

で、試乗してみての感想は、
ノアの試乗
です。


運転者という視点での全体的な印象をまとめると、

・アイポイントが高いので何となく気分がいい。
・ロールはそれほど大きくないものの、セダンと比べれば何となく地に足着いていない感がある。
・乗り心地はかなりコロナに似ている。小さくて速い衝撃をサスでなくてブッシュでいなしていそうな雰囲気はコロナそっくり。
・普通に走る分にはパワー的にはまあこれで十分。高速への合流もまあ大丈夫。
・高速でもエンジン音は静か。そのおかげで高速で風切り音が気になる。(時速100キロ程度です)
・運転席周りが何となく寂しい。(質感や操作感に劣るのではなくデザインの問題だと思う)
・ヒップポイントに対してハンドルの位置が微妙に低い。(もちろん調整した後の話)
・突出したところが無い。(つかみどころも無い)

という感じです。

この手のミニバンはシートアレンジを試すまでもなく、広大な室内空間が何かと便利”そうな”気にさせてくれます。室内の空気がいっぱいなので閉塞感がないのもポイントでしょう。そしてアイポイントが高いのはやはり気持ちいいものです。
そのような、いってみれば背高ミニバンに共通する魅力は感じられますが、この車でなければならないという強いメッセージは感じませんでした。
この車のここがすごく良いというポイントが無いというか、何というか・・・。逆に許せないところもありません。それがこの車の特徴かもしれません。

ということで、結論ですが、コロナよりも良い乗り心地を求める私としては対象外となりました。
(車としての機能、性能を否定するのではなく、ミニバンであることが必須でない私のニーズに合わないということでご理解ください)
Posted at 2011/02/08 23:34:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 次期愛車選び | クルマ
2011年02月08日 イイね!

ノアの試乗

ノアの試乗次期愛車選びの一環としてノアに試乗しました。試乗車はSiというグレードで、2リッターのバルブマチックエンジンにCVTの組み合わせ。エアロパーツを身に纏い後輪にディスクブレーキをおごられたモデルです。

個人的な好みは外観がおとなしめのXというグレードなのでそちらを試乗したかったのですが、近所にあった数少ないXの試乗車はあいにく他の店に遠征中でして、とりあえずまた別の近所の店のSiグレードを試してきたところです。

時間にして30分ほど。あまり混雑していない幹線道路と高速道路を走行しました。走行距離は30キロ、そのうちの20キロほどが高速道路でした。

試乗中に隙を見て取った写真
ノア(主に運転席周り)
のコメントもあわせてご覧ください。


町乗りは結構静か。エンジン音はあまり聞こえない。タイヤノイズもそれほど気にならない。しかし絶対的な静かさはセレナが上という印象。
CVTはアクセル操作に対して比較的敏感にエンジン回転を上下させる。町中での巡航では1000回転くらい。ちょっとした加速や上り坂でアクセルを踏むと1500回転から2000回転くらいまでエンジン回転がすぐに上がる。
いわゆるエンジン回転が先に上昇し、後から車速がついてくるセッティングのように見受けられるが、エンジン音があまり聞こえないので違和感を感じにくい(ごかまされる)。タコメーターを気にしない人は何とも思わないかもしれない。
加速感はアクセルを踏んだなりに発生し、受け入れがたい反応遅れはほとんど感じない。善意に解釈すればCVTの変速が上手くいっているともいえる。
高速道への合流のための加速は、特に速くもなければ困るほど遅くもない。加速車線をきちんと使えば合流前に時速100キロに達するのは容易。

平坦路での100キロ巡航時のエンジン回転数は2000回転に届くかどうかというところ。上り坂や追い越しで踏み込むと回転数はすぐに上がるが遵法運転をする限りでは高速でもエンジン音はあまり気にならないレベルに抑えられているので、結果としてここでも違和感は感じにくい。
100キロ巡航で気になるのはAピラーとワイパーアーム周辺から聞こえる風切り音。試乗時はほとんど無風であったが終始ヒューヒューと音が聞こえてくる。ただ、そのうち耳が麻痺して気にならなくなる。ボンネット形状が若干異なるヴォクシーだと聞こえないのかどうかはわからない。


ハンドルは重すぎず軽すぎず。特に印象は無いが不満に思う点もない。
ふらふらして困るようなこともなければビシッとしている感じもなく、どっしりとした安心感もない。
比較的アップライトなドラポジをとるとハンドルの位置はなんとなく低い。それでいて角度は立ち気味なので微妙に気が付かない程度に不自然な感じがあり、なんとなく肩や上腕が疲れる。

乗り心地はコロナと似たような印象。当たりは緩めだが凹凸ではそれなりに揺れる。硬くもなければふわふわでもない。
高速のインターチェンジのようなカーブのきついところでも常識的な速度においては大きなロールもなく踏ん張りが足りないとも思わない。しかしアイポイントの高さからくる漠然とした不安感があり、セダンと同じような速度で通過しようという気が起こらない。

ペダル類は、ほんの気持ち上から踏むような感じ。セダンよりも膝が曲がった状態になるがすぐに慣れる。
ブレーキの感触もコロナと似たような感じ。制動の立ち上がりは穏やかでストロークも少し多め。ガチッとした感じは無い。踏めばそれなりに減速するが、フィーリングは踏力に対するリニアな減速感が得られたセレナのほうが上。

見晴らしは良い。気のせいかもしれないがセレナよりもアイポイントが高く感じられる。
Aピラーはそれほど邪魔だとは思わない。開放感という点ではセレナのほうが上。ただこれは好みの問題もあろう。
ルーフ前端が結構前まで来ているので、前方上方の視界はそれほど良くない。その分、西日が眩しいと感じる機会は減るかもしれない。

シートの印象は無い。体の一部に圧迫感や違和感を感じることは無かった。


【なんとなくまとめ】

特に悪いところは見つけられないが、他より何が優れているかと言われるとそれもよくわからない。
メカ的にはなかなかの優れものであるらしいバルブマチックだが、一般ユーザーが普通に使う分には請求点がわかりにくく、アイドリングストップのほうが魅力的に感じる人は多いかもしれない。
内装の質感自体は悪くないのだが、どことなく殺風景で何か物足りないような気がする。特に運転席正面ののっぺりとした空間やエアコン操作部などのダッシュボード周りにそのような印象を受ける。これは品質の問題と言うよりデザインの問題だと思う。
全体的な上質感はセレナが上という印象。
センターメーターは助手席や後席からもメーターが見えるだろうから同乗者はおもしろいかも知れない。しかしドライバーはキーを回してエンジンをかけて、さあこれから車を運転するぞという高揚感が起きない。
Posted at 2011/02/08 23:08:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | しろうと試乗記 | クルマ

プロフィール

物心ついたときから車が好きでした。トラック、バスも好きです。必要もないのに、県の試験場で大型一種、大型二種ほかを取得しました。 試験場での取得記録です...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/2 >>

  1 2 3 45
67 8 9 101112
13 1415 16 17 1819
20 2122 23242526
2728     

愛車一覧

トヨタ エスティマ トヨタ エスティマ
我が家にとっておそらくこれからの10年が最もミニバンの便利さを実感できるだろうということ ...
トヨタ コロナプレミオ トヨタ コロナプレミオ
この車に乗る前は、2ドア車でした。子育てのために4ドア車が欲しかったところへ、父親が海外 ...
三菱 ミラージュアスティ 三菱 ミラージュアスティ
妻が結婚前に通勤用に買った車です。結婚後、妻は電車通勤となり、私が片道50kmの通勤に使 ...
フォルクスワーゲン ビートル フォルクスワーゲン ビートル
1978年式1200LE。4速MT。1600ccインジェクションです。なので排気管は1本 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation