目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
みんカラ初心者NCP(NICE COLT プロジェクト!)です。
【おことわり】
・以下の説明は、「内装外し作業を少なくしたい」「Cピラー内装が外せない」「ルーフ内装が外せない」 「強引にやるとルーフ内装にしわが入ってしまう」など、若干不器用な方に向けた記事になります。(←私NCPのことですorz)
従って、内装をバリバリ外せる方には必要のない記事です。
・ラゲッジルームランプの取り付けに関しては、コルト板の整備手帳に有用な記事が5個以上ありますので、あらかじめ読んでおくべきです。
・あくまで素人DIYですので、作業の失敗のフォローはできません。参考になさる方は自己責任でお願いします。また、刃物によるケガや電気関連の事故にはくれぐれもご注意ください。
・限られた画像で説明するために、やや回りくどい説明になっています。ご了承くださいませ。
それでは、勇気のある方はGO!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【実際に使ったもの】
・ラゲッジルームランプ(本体)
・電線 3色×3m
・ハンダ
・ハンダごて
・熱収縮チューブ
・エレクトロタップ 3個
・プライヤー(エレクトロタップを挟む用)
・ラジオペンチ
・内装外し
・ボックスレンチ
・針金 3m
・ボール紙(大きさはCDジャケット程度)
・ハサミ
・2B鉛筆
・カッターナイフ
・セロハンテープ(3cm)
【作業手順】
電線をランプユニットの端子にハンダ付けをします。太すぎると取り回しにくいですが、細すぎて許容電流が足りないものは絶対にやめましょう。端子間がショートしないように熱収縮チューブで絶縁処理します。
2
ランプユニットの形状に合わせて、ボール紙で型紙を切り抜きます。実際に型紙にはめてみましょう。大よそで構いませんが、ユニット形状にフィットさせた方がランプの固定がしっかりしますよ。なお、画像は型紙から切り取って不要になった部分の形状です。実際の型紙は、ユニット形状に合わせた穴が開いたものになります。
3
型紙をループ内装に置きます。型紙の穴に沿って内装にラインを引きます。ペンはニジミの危険性があるので、芯が柔らかい2Bの鉛筆が良いでしょう。実際のユニット形状より若干小さくラインが引かれますが、しっかり固定するためには好都合です。
ラインに沿ってルーフ内装を切り取ります。カッターナイフでも良いですが、デザインナイフの使用をオススメします。小さい刃で小刻みに切れば、勢い余って切り過ぎるのを防げます。フェルト素材は切りにくいので、新品の替刃にしておきましょう。
ルーフ内装後端のクリップ2個を外しておきます。
私NCPは3ヵ月前(冬)に外したため、内装外しを使ったのに1個割ってしまいました。orz
4
左Cピラーの前側から針金を差し込みます。ウェザーストリップを一部分だけ手でめくり上げれば入っていきます。針金の太さで作業性に影響が出ます。スチール線で直径1.5~2.0mm程度のものをお好みで。細すぎると進んでいきませんし、太すぎると障害物をよけて曲がってくれなくなります。一旦、リヤハッチに向かうのが引っかかりが少ないと思います。
直接取り付け穴からCピラーに通す方法も試してみましたが、私には無理でした。ルーフ内部の綿状の部品に引っかかりました。
5
リヤハッチ左上部のウェザーストリップを手でめくり上げ、ルーフ内装を下げます。手で隙間をあけたら中をのぞいてみましょう。針金の先端が見えたらしめたものです。そのまま針金をリヤハッチに引き出してしまいましょう。
針金の先端をUターンさせ、今度はさきほど開けた取り付け穴に向かって差し込んでいきます。取り付け穴から針金を引き出します。手の小さい人なら取り付け穴から手を入れて引き出せます。
取り付け穴から引き出した針金の先端に電線3本の先端を取り付けます。針金を電線に1,2回巻きつけてからラジオペンチで強くカシメます。カシメ部分からはみ出した電線の先端はセロハンテープなどで針金に沿わせて固定します。注意しなければならないのが、電線が針金から外れたり、はみ出した電線がルーフ内部で引っかかることです。これが起こるとやり直したり、最悪ルーフを外すことになりかねません。
6
ボックスレンチを用いて左前シートベルトを外します。内装外しを用いて、左Bピラー上部のみ内装を外します。
Cピラー側の針金をBピラー方向に向かって引張ります。すると、リヤハッチ側にはみ出た針金はルーフ内部に引き込まれます。
さらに引張ってCピラーから電線を引き出します。
CピラーからBピラーまで、ウェザーストリップをめくりながら針金を引張ります。
7
内装外しを使って、左Aピラー内装を外します。BピラーからAピラーまで、ウェザーストリップをめくりながら針金を引張ります。さらに引張ってAピラーから電線を引き出します。開口部から10cmくらい下にランプユニットが垂れ下がった状態にします。
★画像の白コネクターを外します。余分な電線を切断し、エレクトロタップで接続します。画像のように3箇所の位置をずらすと束ねやすいです。車輌側の電線の色は年式によって異なる場合があるので注意が必要です。白コネクターを接続します。ドアを開閉したり、ランプのスイッチを動かして、点灯テストをします。
動作が違う時は、接続するコードの組み合わせを変えて★を再実行します。ホントは事前に配線(コードの色)をディーラーに確認すれば完璧です。
ランプユニットを取り付け穴に差し込みます。ゆるい場合は適宜接着固定します。
Aピラーから電線をやや強めに引っ張り、既存のコード固定部分に電線をナイロンバンド固定します。このテンションによって、ルーフ内部で電線がガサガサ音を出すのを防ぐのが狙いです。
8
最後に、外したクリップや内装を元に戻して完了です。
不器用なNCPでも何とかなりました。
購入したランプ用固定クリップ2個が無駄になりましたが、
高い物でもないし、気にしない気にしない(^^;)
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