センターデフロック

冬ですね．


雪が降りました．


溶接加工の季節です．











え？











というわけで，，，










todayのセンターデフを溶接デフロック加工します．











いわゆる












「ジムニーｲﾋ」
















違った．．












「直結四駆化」










とかいうやつです．

センターデフをサクッと下ろして，サクッとバラします．

センターデフを止めているナットは逆ネジなので回転方向に注意．

ケースの前側に付いているトルクスネジ×2はシリコンオイル封入用？なので外さなくてもバラせます．
更に，前側のスナップリングはベアリングの抜け止めなのでここもバラす必要はありません．

後ろ側のOD色の鉄板がダストカバー？になっていてそれを外すと巨大なCリングが現れるので，Cリングを外して軸を押すとケースと裏蓋&軸&プレートが分離します．

プレートは軸にCリングで止められているのでCリングを外すとプレートが外れ，軸が裏蓋から抜けます．



ここまで来れば，構造は理解出来るので，溶接するために部品を洗浄します．

向きを変えてもう1枚．

軸と蓋を溶接します．





相変わらず溶接はヘタクソですが，どうせ見えない部分なので見た目は気にしてはいけません．

溶接した蓋と軸をケースに突っ込んで蓋を閉じます．


巨大なCリングは付けても付けなくても大丈夫です．



どうせ溶接しちゃうので．



私はCリングを付けてしまいましたが，Cリングは付けない方が溶接はしやすかった様に思います．




溶接はやっぱりヘタクソですが，ちゃんと止まっていることが重要なので，細かい事は気にしてはいけません．

最後に溶接箇所の防錆のために色を塗ります．


軸部分はオイルシールの当たり面なので塗装厳禁です．


勿論，溶接時にはスパッタが飛ばないように養生が必要ですよ．



塗装色はお好みで．





紫に差し色として蛍光緑と黄色を入れてやると，白い使徒を倒せるかもしれません．




あ，当たり前ですが，後ろ側のダストカバー？は付きません．


この辺は気にしたら負けです．

あとは外した時の逆の手順で車体に組み付けてお終いです．




絶対に，

センターデフを取り付けているナットをインパクトで適当なトルクで締める

とか

カシメナットを再利用する

とか

そんなことはしちゃダメですよ．



勿論，

ペラの締結ボルトも同様です．


絶対ですからね．絶対…



あ，今さらですがペラを切る時は合わせ位置を罫書いておいたほうが吉かもしれません．


デフとペラの位相がずれると回転系の振動が出るかも？


どうせ溶接してセンターデフの回転バランス自体がずれるので，気にしても仕方ないから私はやりませんでしたがね．

というわけで完成です．



写真取り忘れましたが．．




ちゃんと雪上のトラクションはアップしました．


乾燥路での不快性もアップしましたが．





こんな事マネするような変人はいないと思いますが，直結化は著しく操安性能が変わるので注意が必要ですよ．






当たり前ですね．．





ですが，





使徒を倒したい人にはぜひオススメ(かもしれない)の0円お手軽改造です．