スピーカー取り付け Sonic Design Unit-N100N

マツダ3 のウーファーは樹脂製とはいえエンクロージャー（以下箱）に入っているため、純正とは思えない質の高い低音で鳴っています。
しかし、よくよく聴くと樹脂特有の響きがのっているのに気づきます。
そこで響きを抑えようと補強や制振を試みましたが、箱を取り外すことができません。
手の届く範囲でしか施工できず思うような効果が期待できないため諦めて他の方法を考えます。

私が今まで聴いてきた中で記憶に残る低音で鳴っていたウーファーの音は、以前FDに乗っていたときにvogueで作ってもらったKinoshita Davis、アングラで聴くbewith、Sound Worksで聴いたSonic Design、KODさんのN70N。
いずれにも共通しているのは箱。
どんなにデッドニングしても防ぐことのできない内張に回り込んでくる音、雑味の少ないウーファーの音が好みのようです。
その中でも一番刺さったのはUnit-N100Nの音でした。

向かうべき方向が決まったところで、どうやって作るか考えます。
この時点でハスラー で使っていたSupremoは勿体ないですがベンチ入りとなってしまいました(´･ω･`)

スピーカーが無いところに新たに作るわけです。
箱を作るだけなら何となりそうですが、シンプルな内装のデザインを崩すことなく作るのは、まぁ無理です。

こういう時は潔くプロに任せます。
お願いするのは、ハスラー のときからお世話になっているSound Worksです。

Unit-N100Nは廃盤で中古しかないのでSound Worksにあるものを購入することになりました。
モデルチェンジ前後のユニット、箱で4つの組み合わせがあるので試聴して決めていいよと言ってくれたので、お店の車で試しました。
気に入ったのはモデルチェンジ後のユニット、前のバスレフ箱の組み合わせでした。

インナーパネルにガッチリ取り付けされています。
湿気の影響が多少なりともあるので、特に指定しなくても合板でベースを作ってあります。

スイッチ類のコントロールユニットは移設、配線も一本一本延長してあります。

箱をとりました。

まさに㍉単位の仕事です。

内張側です。

丁寧な仕事です。

いつものことながら予想以上の仕上がりで、とても満足度が高いです。

工賃は決して安いとは言えませんが、長年の経験からのノウハウ、アフターフォロー、新しい技術や情報を取り入れる姿勢、興味がない方もいるとは思いますがカーオーディオ コンテストにおいて数々の入賞経験、任せて安心のショップです！