【TSI トレンドラインを選ぶべき理由】
●モデル末期でバーゲンプライス
(外国車で異例の50万円近くの値引きがある)
●2008年発注モデルはさらに5万円安い
(在庫があれば定価が253万円→248万円)
●ゴルフVはデビューから5年アップデートした安定完成版
(トレンドラインは2008年6月登場の新型)
●安全装備は上級モデルと同様で標準
(ESP、ABS、8エアバッグ、むち打ち低減ヘッドレスト、イモビライザ他)
●車体の安全性は世界トップクラス
(国産ではレクサスなどの一部高級車にしか使われないレーザー溶接を、ゴルフVは45%も使い鋼剛性を高めている。欧州唯一の公的新車評価基準「ユーロNCAP」で最高5つ星を獲得している。新型『ゴルフVI』ではさらに総合評価ポイントで他車を抑え最も優秀な結果)
●常用域のトルクは2L車と同等
(高速道路への流入や、山道での追い越しなど、ダッシュ力も必要にして十分。日本の道路ではどの速度からも加速する)
●エンジンは上級GT TSIからスーパーチャージャーを除いたシングルターボ
(新型『ゴルフVI』とも基本的に同一という素性の良さ)
●高速走行時もさらに低燃費
(100km/hはGTIやGT TSIを下まわる2050rpmで、10・15モード燃費を大きく上回る低燃費を発揮)
●ゴルフVで唯一の7速乾式DSG
(新型『ゴルフVI』では7速乾式DSGが標準。6速湿式DSGよりも燃費面で有利)
●車両重量が大幅に軽い
(GT TSIよりも100kg、GTI(AT)よりも150kg軽く燃費にも好影響)
●国産車よりよく効くブレーキ
(ブレーキパッドが国産車より柔らかめでドカッとよく効く)
●大柄なドイツ人にも不満がない、大きめで疲れない椅子
(姿勢が長時間にわたって崩れない。座り心地と疲れにくさは天下一品。10年乗ってもヘタリが少なく上質)
●スペース効率が高く、5人乗りとして必要十分な室内幅
(定評の荷室に加え、FFハッチバックの中でも1、2を争う後席の広さ。試乗で5年生の息子が寝てしまいました)
●手放しでも真っ直ぐ進むような直進性は抜群
●自動車評論家からも世界最高峰のFF・2ボックスカーという高評価
(雑誌ENGINE2009・3では日産GT-Rに次ぐ2位に輝く他、他誌でも高評価。ゴルフVをベースとした新型『ゴルフVI』はワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2009を受賞)
●上級車、新型車との価格差程のプレミアムを見出せるか
(GT TSIとの価格差65万円、GTIとの価格差106万円、新型『ゴルフVI』コンフォートラインとの価格差22万円)
●最小限のスイッチ類でより多くの機能を操作できるシンプルさ
(インパネ周りは非常にシンプルながら、国産車以上の十分な多機能さ)
●車体をぐるりと囲むようにパッドを配置
(狭い日本の駐車場事情を考えると、隣の車からの軽いアタックから守られる。新型『ゴルフVI』ではすべて廃止)
●次期トレンドラインは1.2Lになる模様
(格下のポロのエンジンを積むのは心情的に寂しい)
●フォルクスワーゲンはポルシェ、アウディと同一グループ
(アウディにも同一フレーム、エンジンを供給しているが、価格はさらに高い。トヨタのダイハツ、スバル連合とは車種・格式が大違い)
●寒冷地仕様でバッテリーもかなり大容量
●自営業者でも許される外国車
(とかく取引先や税務署の手前、BMWやベンツには乗れなくてもゴルフなら許されるかも)
【TSI トレンドラインを選ぶデメリット】
●ウレタンハンドル、スチールホイール等装備が簡素化
●選択できるオプション種類が少ない
●パーツがとかく専用部品ばかりで、交換コストが高い
●キーからACC(アクセサリ電源)が廃止されたため、内蔵ラジオは聞けるが、エンジンを切るとソケット電源も切れてしまう
●時計がメータークラスター中央にしかないので、他席から見にくく、またエンジンを切ると見られない
●ハイオク仕様でガソリン代が余計にかかる
●ブレーキパッドなど効果を重視し、消耗具合が国産車より早いものがある
●ターボ車特有の急な加速感で、車速調整が少々難しい
●リクライニングできない等、椅子の可動範囲が狭い
●車内の収納場所が国産車に比べて、極端に少ない
●ドアの開き方が数段階で、狭い場所では気を使う
●純正外内蔵オーディオ、ナビを付けるには取付キットが2万円前後し、取付料も国産車より高い
●標準のコンチネンタルタイヤがエコタイヤで鳴きやすい(らしい)
●+-ドライバがほとんど使えない位、ボルト等の形状が特殊
私が「TSI トレンドライン」を買うにあたって決断した理由をまとめてみました。
ゴルフは2ボックスカーを買うなら、全体的には世界最高クラスの選択肢だと思います。これまで国産車しか経験してきませんでしたが、ゴルフに出会って運転するたびに新しい発見があります。新型ゴルフVIになってさらに高品質になり、ライバルはゴルフ自身ですがパーツ数を減らしてメッキで覆うという手法は私はあまり高級感を感じないので、ゴルフV TSI トレンドラインを選びました。
ゴルフVをよく見ると細部までほんとによくデザインされていて、かえって高級感を感じます。コスト追求の国産車と並べると、その差は歴然、よりはっきり意識できると思います。その椅子に座ってみてください。おそらく家にあるどんな椅子よりも座り心地がいいと思います。遠出をしても腰が痛くなくなりました。実際に購入された皆さんのレポートに多くある「座ったら終わり」という言葉通り、私もそうでした。
車は道具である前に、文化であると思います。異国の文化に触れ、所有し、その価値基準に驚き、所有する喜びを感じます。
当然維持費は国産車よりかかりますが、3年間は消耗品以外、部品も塗装も無料修理保証ですし、24時間牽引、費用負担他万全のサポートが付いてきますから、安心料と思えばむしろ安いです。外国旅行して日本の良さを知ることは、よくあることですが、今は外国の良さを知らされることの方が多いです。よくできた車です。まだ日が浅いので将来のトラブルはわかりませんが、今のところ満足度はかなり高いです。