ガラスガイド交換

ただでさえ動きの鈍いロードスターのパワーウィンドウ。寒くなってきて、途中で止まってしまうくらい程度が悪化してきたので、ガラスガイドを交換することにした。

準備した工具がこちら。作業途中にトルクス T-30が必要なことに気づいた。。。要注意ですね^^

ドアの内張りを外したところ。基本中の基本なので作業は省略。念の為、関連URLに作業を入れておきます。

この状態で、パワーウィンドウを上下させてみて、構造を理解しておく。

ドア内側のビニールを必要な部分だけ剥がす。

赤丸がパワーウィンドウを上に上げて行く時のストッパー。黄丸が、ガラスを固定しているネジ。どちらも外す。

パワーウィンドウを上下させて、ドアの穴が開いている箇所からドライバを使ってネジを外す。

全部外しても、ガラスは下側から支えられていて、ストンと落ちることはない。

赤丸のストッパーは、ガラスの裏側に受けの金具があるので、反対から押さえながらネジを外す。万一落としても、取り出せるので大丈夫です。

ネジを全て外したら、パワーウィンドウを上げて、ガラスを引っ張り上げる。

最近グリスアップしてなかったが、案の定、赤丸部分のガラスガイドは朽ち果てていた。

ガラスガイドのレールは、上下にボルトで止まっているだけ。取り外して、古いグリスを掃除した。

ガラスガイドは、単体パーツでは取れなかったが、最近純正部品として取れるようになった。

ディーラーでパーツを取り寄せたが、ガラスストッパーも注文されていた。

ガラスガイドは、トルクス T-30で取り外して、新しい部品を取り付ける。

ガラスをきれいにしたところ。この時点で、固形のシリコングリスをガラスガイドに付けたが、ガラスを取り付ける時の作業性を考えると、この時点でガラスガイドにグリスを付けるのではなく、レール側に付けておくのが正解だったか？

ガラスガイドをレールに合わせて、外側の黒い樹脂モールとガラスの固定ネジ用の白い台座との干渉をケアしつつ、ガラスを差し込む。

差し込んだあと、作業３の位置で止めて、ガラスストッパー、ガラス固定ネジを取り付けて、パワーウィンドウがちゃんと動くことを確認して作業完了。